1970年代に発売されたグレコ製のブライアン・メイ・モデル。クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが使用しているギターは、彼の父親が作ったハンド・メイド・ギターで世界に一本しか存在しません。ステージでもレコーディングでも、このギターをメインで使用しているため、サブのギターとして、来日した際に購入して持ち帰ったという噂です。現在は、グレコ以外のメーカーからも発売されています。
薄めのボディに独特のシェイプでクイーンのファンは勿論、ギターコレクターにとっては、魅力的なギターだと思います。サウンド的にも、限りなくブライアン・メイのギターに近く、エフェクターで音を調整しなくても、アンプに直接つないで、あの独特なサウンドが再現されます。中高域のサスティーンは最高です。『ロック・ユー』『キラー・クイーン』を弾きたくなります。ただ、あまりにも個性的なサウンドなので、クイーン以外のハードロックを演奏するときには、サウンドメイキングで一工夫必要です。
ブライアン・メイ・Red Specialとして現在でも発売されています。石橋楽器店
で新品で12万円前後で購入が可能で、カラーもゴールド、ブラック・ホワイトなどバリエーションがあるので、好みによって選べます。また小型のモデルギターも発売されています。現在発売中のブライアン・メイ・モデルの仕様は以下の通りです。
BODY : Mahogany
NECK : Mahogany
FINGERBOARD : Ebony, 610mm-Scale
PICK UPS : Burns Tri-Sonic Pick Up
CONTROL : Master Volume, Master Tone,
PU On/Off SW, Phase On/Off SW
MACHINEHEAD: Grover Locking Tuner
ブライアン・メイ・モデルを探す