安くて安定性能!
実売価格5000円から10000円、コストパフォーマンスに優れたオーディオテクニカのアートリンクシリーズ。オーディオ用RCAピンケーブルの他、映像用ケーブル、映像用S端子ケーブルも発売されています。現行商品はデザインが一新されていますが、人気商品で今でも発売中です。
本格的にオーディオに興味を持つようになって、はじめて購入したRCAケーブルがコレでした。オーディオ機器に付属している赤白のピンケーブルから、このケーブルに変えると、音の厚みが3倍から5倍になり、オーディオ機器同様に、オーディオケーブルが、いかに重要なのかという事を実感させてくれました。音質的には、特にクセが無く、全体的に音の厚みを出してくれるタイプで、極端に高域や低域を強調したり、クリアにしたりというケーブルではありません。
最近では、高音質ソフトSACD対応のCDプレイヤーなども多くなりましたが、超高域にも対応しているので、高域がキツイ音質になっているものも多く、また、最近のリマスターCDの多くは、高音がクリアになっている分、オーディオ機器によっては、かなりヒステリックで、耳障りな高域になってしまいます。このケーブルは、音に厚み持たせてくれますが、音を研ぎ澄ましたような音質にはならないので、リマスター盤などで、高音がキンキンする場合には、高域を聴きやすく整えてくれます。逆に、CDプレイヤーの音質がやわらか過ぎる場合は、もっと固めの音質のケーブルにした方がいいと思います。価格は、実売価格で10000円以下と、かなり手ごろな価格なので、はじめて別売RCAケーブルを使う方にも、ちょうどいいと思います。
現行商品では、アートリンクE、アートリンクS、アートリンクRなどにグレードが分かれていて、E、S、Rの順番で価格も高くなりますが、グレードも高くなっています。オーディオケーブルのメーカーの中では、一番コストパフォーマンスに優れ、アートリンクRでも30000円台で購入できます。海外ブランドなどでステータスを楽しむより、コストパフォーマンスを重視する方には最高のケーブルだと思います。
オーディオテクニカのケーブルを探す