オーディオを一から考え直す!
キンバーケーブル社製、米国で制作されたオリジナルケーブル、キンバーケーブル・パワー・シルバー・ケーブルです。個人輸入業者などが一部輸入しているだけの稀少なケーブルで、現在、日本では入手困難な電源ケーブルです。アメリカのハイグレード電源ケーブルでは、ハイエンドモデルで使用されているハッベル社の8215Cをインレット、アウトレットともに使用してデザインされています。
国内入手困難なケーブルということで、衝動買いしてしまった電源ケーブルですが、ケーブルが届いて開封したときには、まずケーブルの太さにビックリしました。ゴムホースのような太さののケーブルは、オーディオ製品に付属している純正ケーブルの約5倍の太さ、インレットの大きさも、巨大で自分のオーディオ機器に使えるのかどうか心配になりました。ハイエンドオーディオと言えるほど高価なオーディオ機器を使っているわけではないので、随分身分不相応な買い物をしてしまったかなと不安にもなりました。で、やっぱり身分不相応な買い物だと実感しました。これは凄いです。プレイヤーで使うと、10万円程度のプレイヤーの音が、30万円台のプレイヤーの音になってしまいます。やっぱり電源は本当に重要だ!すべてのオーディオ機器の電源を見直したくなりました。多分、ここまで音が良くなるとは、レコーディングしたミュージシャンや、プロデューサーでも予想できないんじゃないかと思います。また、グリーンの個性的なカラーはルックス的にも最高です。
音の傾向は、ヴォーカルは勿論、楽器の音に生命力が加わる感じで、音楽は生き物なんだと、今更ながら実感させられました。今までは、生きた音を聴けていなかったんだなと情けなくなりましたが、体中の細胞が音楽で活性化されていくようです。深夜など、極端にボリュームを絞った状態で音楽鑑賞しても、音の定位がしっかり安定して、音の粒立ちが崩れません。また、リズムセクションのグルーブ感がハッキリと伝わってくるので、前ノリ、後ノリ、縦ノリ、横ノリなどの躍動感の違いを体感できる喜びは、ミュージシャンの作る躍動感を生で味わっているような快感があります。どうせなら、着脱式の電源ケーブルを全部、このケーブルに変えてしまいたいという欲求に駆られました。
私は運良くオークションで見つけることができましたが、この商品はアメリカ製の為、国内では中々見つかりません。現在国内で販売されているキンバーケーブル社の電源ケーブルは、このケーブルより細いものでも3万円から8万円ほどで販売されているので、もっと高価な商品なのかもしれません。個人的には、まめにオーディオショップや、オークションで探して、もう2セットは使いたいというのが本音です。
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