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高音質ソフトを選ぶ

いいオーディオ製品を選んでオーディオを楽しむ意外にも、高音質で音楽を楽しむ方法があります。高音質のオーディオ製品を買わなくても、高音質のソフトを手に入れれば、同じオーディオ製品を使っても、まったく違う音のグレードで音楽を楽しむ事ができるので、どうせ買うなら、高音質のソフトを選びましょう。

DVDオーディオ

 近年発売された高音質ソフトの中でも、別格で音がいいのがDVDオーディオ。大容量のDVDディスクに、音だけを収録しているので、まるでレコーディングスタジオで音楽を聴いているような、リアルな音の質感を楽しめます。SACDに比べて、音源による音の差が無く、どのアーティストのものも、グレードの違う音質を楽しめます。その音質の良さから、オーディオファンの間で人気がありましたが、CDに比べて高額だったこともあり、残念ながら製造が打ち切りになってしまいました。現在では、中古商品と、流通在庫のみで入手が可能です。

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SACD

 その名もスーパーオーディオCD、今までのCDとは全く違う情報量が収録できるので、DVDオーディオに次ぐ高音質を実現しています。マルチチャンネル(5.1ch)で収録されているものも多く、DVDオーディオが製造終了になってしまったため、現在、最高音質の音楽ソフトです。ソフトの種類によって、SACD対応のCDプレイヤーでないと再生できないものもありますが、ハイブリッド盤と言って、通常のCDプレイヤーで再生が可能なものが増えています。元の音源によっては、2chのままのソフトや、リマスター盤とあまり差が無いものなどもあり、音質の良さはマチマチです。

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SHM−CD

 近年発売された高音質ソフトの中で、最も注目されているのがSHM−CD。CDの素材が変わって、CDプレイヤーの読み取り精度が上がり、音の質感、明瞭感、広がり、低音の力がアップしています。通常のCDプレイヤーで再生が可能で、その音質の良さから大評判になり、ロック、ジャズ、クラッシックの名盤が、続々とSHM−CD化されています。価格もDVDオーディオやSACDに比べて安いので、ソフトの買い替えを考えているなら、迷わず買いです!

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HDCD

通常のリマスターCDより高音質なHDCD。オーディオファンを中心に評判になりましたが、通常のリマスター盤と見分けづらく、HDCDかどうかを確認するのが難しいのが難点です。間違いなく通常のリマスター盤よりは音がいいので、HDCDの表記があり、確認できる場合は、HDCDを選んだ方が、高音質で楽しめます。

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リマスターCD

 一般的に、アナログ盤からCDに移行した時期に発売されたCDは音質が悪く、80年代までに発売されたCDは、リマスター盤として再発売されているソフトが多く、古いCDよりは、近年再発売されたリマスター盤の方が音質は良くなっています。ただし、元の音源の良し悪しにより、音質の変化には差があります。ちょっと分りづらいですが、リマスター盤と表記がなくても、発売時期が新しいソフトは、音質が改善されている場合が多いので、発売年度の新しいものを購入した方が、良い音で音楽を楽しめます。

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