最高水準のユニバーサルプレイヤー
２００７年発売定価１２６０００円、２００７年のオーディオ各誌でベストバイの１位に輝くユニバーサルプレイヤー、プリメインアンプ、ＣＤプレイヤーなどで他社の追随を許さない設計技術が音質のみならず映像にまで生かされた完成形。長らくパイオニアに独占されていたユニバーサルプレイヤーという分野でＤＥＮＯＮが、その地位を奪い返した名機です。
パイオニアＤＶ−S７４７Ａがベストバイに選出された時には、その性能の良さから大評判になり、生産が間に合わないほどの売れ行きで、市場を独占しましたが、このプレイヤーは新たなグレードの定番商品だと思います。オーディオファンにとっては、パイオニアＤＶ−S７４７Ａの価格破壊以上に、このＤＶ−２９３０は価値があると思います。高音質のオーディオ製品を他社の価格の半額近くまでに抑えて発売されるＤＥＮＯＮの製品は、希望小売価格の２倍から３倍のグレードと考えてもいいと思います。私もパイオニアＤＶ−S７４７ＡやＤＶ−S７５７Ａを定番アイテムとして使用していましたが、完全にグレードが変わっていると感じられるユニバーサルプレイヤーでした。エソテリックのＤＶ−３０などのグレードと同じと思って間違いないでしょう。５ｃｈ全てが高精度D/A
コンバーターを搭載、全チャンネルで高音質で再生できるので、ＤＶＤオーディオ、ＳＡＣＤなどのマルチチャンネルサウンドも５ｃｈすべてで、D/A
コンバーターによる高音質で楽しむ事ができるわけです。さらに、オーディオファンにとってうれしいのは、ＨＤＣＤに対応しているということ！通常のリマスターＣＤより高音質ということで、オーディオファンの間で評判になったＨＤＣＤですが、ＨＤＣＤの音質の良さを最大限に引き出してくれるＨＤＣＤ対応のプレイヤーは、非常に少なく、ＨＤＣＤのファンには頭の痛いところでしたが、このプレイヤーは、ＨＤＣＤにも対応している数少ない機種の一つなので、紙ジャケットシリーズなどで発売されているＨＤＣＤを思う存分楽しめます。そして、最も魅力的なのは、通常のＣＤを再生する時のＣＤプレイヤーとしての質の高さ！ハイエンドのＣＤプレイヤーを別に購入しなくても、これさえあれば十分にハイエンド機としてのＣＤプレイヤーの役割も果たしてくれるのですから文句無しです。ＤＥＮＯＮの人気シリーズ１６５０などと同じかそれ以上だと思います。
新フォーマットのブルーレイディスクの高画質ソフトも発売されていますが、まだまだソフトの数も少なく、定番ソフトとして考えるのは不安な面もあります。ＤＶＤソフトも十分に安定性があり、超高画質にこだわらなければ、コレ一台で十分だと思います。エソテリックのユニバーサルプレイヤーＤＶ−３０は、中古でも１０万円前後の相場ですが、ＤＥＮＯＮのＤＶＤ−２９３０は、新品で実売価格は６万円から１０万円前後と、かなりお買い得です。もし６万円台で新品を見つけたら絶対にお買い得だと思います。
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