マランツの個性を実感できるお買得製品!
1999年12月 発売、定価74,800円(税別)。CDとMDの再生が可能なCDプレイヤー。廉価版ながら、マランツの個性的なサウンドを十分に楽しめるコンビネーションプレイヤーです。
まだマランツのCDプレイヤーを使ったことがなかった頃、一度マランツのCDプレイヤーを試してみたくて購入しました。MDも使用できて、価格も安かったので、それほど音質には期待していませんでしたが、使ってみてはじめて、オーディオファンの間で、マランツのCDプレイヤーが絶大な人気なのかが、すぐに理解できました。主に10万円前後のCDプレイヤーを色々と使ってきましたが、メーカーの個性の違いはあるものの、全然聴こえ方が違うほどではありませんでした。マランツを最初に使った時は、音質の違いが、ハッキリと感じられ、普通のCDとSHM−CDとを聴き比べた時のような違いがありました。楽器の音質がクリアになっただけでなく、楽器の個性、音質も聴き分けられるほどのリアリティがあり、不明瞭でモヤモヤとした音がなくなりました。こんな安いCDプレイヤーで、こんな音が出るなら、上位機種は、いったいどんな音でCDを聴けるのだろう・・・。こんな疑問から、CD−72F、CD−94とマランツのCDプレイヤーにのめりこんでいきました。
私はロックを中心に音楽鑑賞をしていて、オッサンなので、古いCDを聴くことも多いのですが、最近の高音質ソフトや、リマスター盤CD以外の古いCDは、LPと比べて極端に音の悪いものがあり、悩みの種でした。ちょっと細かい話になりますが、『ウイングスUSAライブ!』というライブの名盤があるのですが、このCDの音も、お世辞にも高音質と呼べるものではなく、特にドラムの音がこもってしまっていて、音抜けが悪く、『このバンドのドラマーは、本当にドラムのチューニングがヘタだなぁ』などと感じていましたが、このCDプレイヤーで再生した時に、はじめて、ドラマーが悪いんじゃなくて、私の使っていたオーディオ機器が悪いんだと気付きました。ドラムの音抜け、鳴りも良くなり一層アルバムを楽しめるようになりました。
CDとMDのコンビネーションデッキは人気があり、マランツのこの機種もシリーズ化されて、CM6001などが発売されているので、新品で、実売価格5万円以下で購入が可能です。
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