ザ・フーのピート・タウンジェントや、ＡＣ／ＤＣのアンガス・ヤングのトレードマークとなっているワインレッドのＳＧです。レスポールなどより低音はでませんが、中高域の音がキレイでサスティーンが長く、ハンマリング、プリングプレイ多様するアーティストには最強の武器です。
ボディの塗装が極薄サテン・フィニッシュになっています。ボディの鳴りを最大限に生かす為に塗装は薄めがいいとされ、フェンダーのシンラッカー塗装など薄めの塗装が見直されています。このＳＧも光沢の無い薄めの塗装で、従来のＳＧのような派手さはありませんが、使い込んでいくうちに、どんどん鳴りが良くなっていく事が期待できます。
やはり、この色、ルックスに惹かれて衝動買いしてしまいました。ＳＧのシェイプには、この色が一番、ネックのポジションマークの三日月もホントにカッコイイですね。渋い色なので、ＳＧは使ってみたいけど、ちょっと派手すぎるかな？と悩んでいる中年のギタープレイヤーの方にはいいかもしれません。ボディが薄めで軽量なので、肩にかかる負担も少なく、肩こりが気になる方や、重いギターはツライなと感じている小柄な方、女性の方でも扱いやすいと思います。高中域が気持ちよく伸びる音で、硬めのピック、メタルピックを使ってエッジの効いたリフを弾くもよし、アルペジオでバラード系の曲を弾くもよし、低音による音の濁りを気にせずに音作りが楽に出来ます。
このフェイデッド（ＦＡＤＥＤ）シリーズは値段も手ごろで、新品で９万円前後で購入できます。やはり、ギブソンＵＳＡの音は、エピフォンなどのシリーズと比べて段違いに音がいいので、中途半端なＳＧモデルを買うより、このＳＧを買った方がお得だと思います。１０万円以下で本物のギブソンサウンドが手に入るのは、魅力的です。
Neck Pickups: 490R Alnico magnet humbucker
Bridge Pickups: 490T Alnico magnet humbucker
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