福川タカ子の一般質問(六月議会)
6月20,21,22日
福川タカ子は20日三番目に登壇しました。
1. 公共交通について
(1)公共交通空白地区の改善の取り組みについて
◆22番(福川鷹子議員)
皆さん、おはようございます。福川です。よろしくお願いします。
ただいまより、通告順に従いまして質問をさせていただきます。
1点目、公共交通についてです。
公共交通空白地区の改善の取組については、これまでも度々質問をさせていただいていました。なかなか進んでいない現状を感じているところです。
しかし、このところ多少進展したようにも漏れ聞こえてきていますので、お尋ねしたいと思います。
公共交通空白地区の先行検討3地区における新たな公共交通の導入に向けた取組状況をお聞きします。
◎山崎明日香都市建設部長
1点目の公共交通についての(1)に御答弁申し上げます。
公共交通空白地区の改善の取組状況としまして、三つの先行検討地区のうち、根岸台7丁目地区につきましては、公共交通空白地区への導入ガイドラインに基づき、新たな公共交通の導入に向けて、本 年1月に、東かすみ台町内会、東南部町内会、三栄自治会の3団体による地域組織が立ち上がり、随時、職員も会合に参加させていただきながら、次のステップとなる運行計画の仮作成に向けて具体的 な検討が始まっております。
次に、上内間木地区につきましては、昨年11月と本年5月に、上内間木町内会の役員会において新たな公共交通の導入に向けた御説明をさせていただき、現在、地域組織の立ち上げに向けての検討が 行われているところです。
膝折町4丁目地区につきましては、現時点で大きな動きはございませんが、周辺の自治会・町内会に改めてお伺いするなど、まずは地元に働きかけてまいりたいと考えております。
いずれにしましても、市としましては、適宜、地域の皆様の検討をサポートさせていただきながら、一体となって取組を進めてまいりたいと考えております。
2.安心安全の取り組みについて
◆22番(福川鷹子議員)
2点目の安心安全の取組について。
交通事故については、様々なことが起きています。車による事故、自転車・バイクによる事故、歩行中による事故等々、そしてその事故は飲酒運転であったり、あ おり運転であったり、信号無視等々です。 5月は自転車安全月間になっておりました。通告を出したときは、ちょうどその時期だったため、テレビのニュースや新聞等々でやたら取り上げられていました。
中でも、信号待ちをしていたお散歩中の園 児の死亡事故をはじめ、小学校の下校のときの事故等々の大津市で起きた事故や千葉県八街市の出来事を踏まえ、自治体独自で事故防止につなげる取組 をしていることも耳にしました。また、信号のない交差点に安全対策として、センサーに手をかざすとランプが点滅するソーラー式の横断者注意喚起灯を設置するとともに、緑と白を使った横断歩道をグリー ン化したりして、横断者注意喚起灯の設置を強化していることも耳にしていました。 通勤、通学においての危険性です。自転車の通勤、通学は、時間との闘いになることで、とても危険な走行です。特にコ ロナ期においては、電車や交通のバスを利用しないで自転車で通う人が多かったために、事故が増えております。特に駅前通りや市役所付近、自転車も歩行者も走っている方も少なくない。自転車事故を 減少するための取組として、市はどのようにされているかお聞きします。
◎山崎明日香都市建設部長
続きまして、2点目の安心安全の取組についての(1)に御答弁申し上げます。
自転車事故の防止につきましては、自転車通行空間の整備に加えて、自転車利用者の交通ルール遵守及びマナー向上が重要であると考えています。市では、これまで、朝霞警察署や朝霞地区交通安全
協会などと合同で実施している年4回の交通安全街頭啓発活動をはじめ、「広報あさか」や市ホームページへの掲載、立て看板の設置など、交通ルールの遵守について周知啓発に努めてまいりました。 また、新たな取組として、昨年11月に、くみまちモールあさかにて開催された防災フェアにおいて、自転車の交通ルール遵守についてのパネル展示や啓発品の配布を行ったほか、先月実施された九都県 市一斉自転車マナーアップ強化月間においては、朝霞警察署と連携し、朝霞市内全ての小学4年生を対象にした自転車運転の講習を実施し、車道の左側通行や交差点での一時停止など、自転車運転 の際の交通ルール遵守とマナーの向上を図ったところでございます。
今後におきましても、自転車事故の防止に向けまして、関係機関との連携の下、周知啓発に取り組んでまいります。
3.学校における課題について
(1)内科検診について
3点目、学校における課題について。
先日、保護者の方より相談がありました。この件については、昨年、同僚議員も質問をされていました。
あれから1年が経過していますが、改善の兆しがなく、またこのようなことを尋ねられたので、質問をしたいと思います。
毎年、この時期、6月の頃になると、プールに入る時期に健康診断が実施されます。その健康診断のやり方についてですが、学校によっては多少違っているようです。
また、女子生徒が捉える捉え方も様々です。特段気にしない子もいれば、感受性の強い子は健康診断が苦痛でならない、苦しんでいる子も多くいるのです。
検診を受けるとき、下着をつけず、ブラウスのみで医師の前に行くと、ぱっとブラウスを広げて診察を受けることになっているとのこと。年頃の女子にはとてもつらいしぐさです。 恥ずかしいのです。
思春期の生徒が嫌な思いをしていると、保護者の方からの声です。女子生徒がつらい思いをしないで健康診断、内科検診を受診できるようには配慮してほしいのですが、どうでしょうか。
各学校によっても、診察の仕方が違っているようにもお聞きしています。学校によっての検査の実施方法はどのようになっているのかお伺いします。
(2)尿検査について
2点目の尿検査についてです。
尿検査を提出日に提出したくとも、生理になり、提出できない場合、提出期日が多少ずれても大丈夫なように配慮はされているそうですが、中には、ずれていても提出ができない生徒がいて、期日に提出 できないことに必要以上に神経を使い、悩む生徒がいます。このことも、ゆとりを持って提出してよいことや、提出する日に生理になると採取できないと、間違った思い込みをしている生徒もいるようです。 生徒たちが普通に尿採取できることを伝えてほしいが、どうでしょうか。
期日があるが、何回かに分けて提出できることや生理でも採取できるということを理解させるように、伝え方を工夫してもらいたいと思うのですが、どのようになっていますか、お聞きします。
(3)授業で実施されるプールについて
続いて、授業で実施されるプールについてです。
6月に入り、三小、七小、十小は既に授業でプールが始まっているとのこと。この時期になると、プールに入れることを楽しみにする子もいれば、逆で、プールに入るのが嫌な生徒もいます。
学校側では、管理として、コロナで昨年もその前も十分に入れなかったため、プールの維持管理が大変だったと思うのですが、管理はどういうふうになっていますか。
また、それぞれの学校のプールが老朽化してきているようにも感じます。それでもプール開始前には、先生方が一生懸命清掃したり、点検を行っておられると思うのですが、そのプールの授業がスムーズ に開始できるようにしていただいていることはよく存じています。今年もプールの点検をして、問題はなかったのでしょうか。
近隣の志木市では、老朽化したプールを整備することに経費がかかる、それであれば、同じ経費をかけるのであれば、学校から近い民間のプールの施設に行って授業を受けることを実施しているようです。それを知った朝霞市の保護者は、朝霞市も志木市のように、施設を借りての授業ができないものかと尋ねられています。当市の考えと今後についてお尋ねします。
(4)放課後の安全な居場所について
4点目の放課後の安全な居場所について。
放課後の安全な居場所については、子供が学校から戻る時間帯に保護者の方が急に体調を崩し、病院に行きたいが、子供が戻ってくるのに迎えてあげられない、そのようなとき、学校で少し預かってもら
えると助かるのですがとの相談を受けました。確かに自分も同様なことになったらどうしたらいいか、戸惑うことしかできません。このような緊急事態のときに学校で預かっていただくことができないものかと いうことです。学校は安全な居場所だと理解しています。市の考えはいかがですか。
◎野口邦彦学校教育部長
3点目の学校における課題についての(1)と(2)につきましては関連がございますので、一括して御答弁申し上げます。
学校における健康診断は、家庭での健康観察を踏まえ、学校生活を送るに当たり支障がないか、スクリーニングにより健康状態を把握、明らかになった課題を健康教育に役立てる役割がございます。 学校内科医が行う検診での肌着を含む衣類の着用等につきましては、学校医の検査方法によるもので、市内小・中学校での統一はされておりません。上半身の衣類を脱がせて検査する必要がある場合 には、事前に検査内容等を説明し、他の児童・生徒の視線を遮るよう仕切りの設置や、特に女子の検診では、学校医のほかは養護教諭など、女性の教職員のみで対応しております。体や心が子供から 大人へと変化していく中で、検診に気恥ずかしさや抵抗感を覚える児童・生徒がいるのも事実であり、個人差もございますので、学校医に理解を求めつつ、より丁寧な対応を心がけております。
次に、尿検査につきましては、検査機関が検体の回収、検査を実施し、全児童・生徒を対象に、1次検査、再検査として2次検査を行っております。なお、1次検査に生理が当たったときには、2次検査での 提出ができること、体調不良等により受診できないときは、学校医への個別受診や予備日での受診を御案内しております。
次に、(3)につきまして御答弁申し上げます。
市内小・中学校における水泳指導は、小・中学校の学習指導要領の指導内容にも示されており、市内小・中学校では各学校の年間指導計画に沿って実施しております。実施に当たっては、各学校の規模 に応じ、同じ時間にプールを使用するクラス数を制限して身体的距離を確保するなど、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じて、児童・生徒の安全を最優先にした上で実施しております。教育委員会 としても支援しております。
志木市の小学校では、プール施設の老朽化に伴い、令和2年度に1校、令和3年度に3校と、段階的に水泳指導を民間委託に移行し、今年度、8校全ての小学校で水泳指導を民間委託したとのことでご ざいます。朝霞市では、市内小学校の水泳指導について、令和3年度に朝霞市公立小学校の水泳指導についての基本方針を策定し、現状分析を基に、施設管理面、水泳指導面の両面から、今後の在り 方について検討するとしております。教育委員会といたしましても、この方針に基づいて、今後のよりよい水泳指導の在り方について引き続き検討を進めております。
以上です。
◎神頭勇生涯学習部長
3点目の(4)につきまして御答弁申し上げます。
放課後の安全な居場所として、本市では、平成19年度より放課後子ども教室事業を開催しております。この事業につきましては、子供たちに実習や実技など、毎回課題を与え、楽しみながら時間を過ごし ていく学習プログラム提供型として、市内小学校6校において、例年9月から約半年間、土曜日の午前中に、各校それぞれ1,012回実施しております。また、今年度より、例年実施している6校におきまして 、夏季休暇期間に3回ずつ、計18回、居場所提供型の教室を新たに計画しているところでございます。
御質問のような平日の居場所としての放課後子ども教室の実施につきましては、受入れを行う学校の余裕教室の状況や運営に当たる人材、また予算の確保等が課題となっておりますが、将来を担う子供 たちが伸び伸びと健やかに成長していくことは我々大人たちの役目であり、現在、共働き世帯の増加、また子供たちが安心・安全に過ごせる場所の確保の観点から、引き続き状況等について調査研究し てまいります。
以上です。
4.プレーパークの取り組みについて
4点目のプレーパークの取組について。
コロナ禍において、人と人とが密着しないように、感染しないようになっていることから、家の中での遊びが増えています。しかし、朝霞市は、人と人との関わる遊びを減らしている中、昨年に引き続き今年も、朝霞の森で実施しているプレーパークを市内の公園にも展開するような事業が開催されることになりました。子供も大人も自由に遊ぶ楽しさを大切に、思い切り遊べる場所をつくるプレーパークを通じて、 子供が伸び伸びと自由に遊べる環境づくりも行い、年齢や学校が違う子供同士のつながりや親同士の交流を深めるなど、地域社会の活性化を図ってもらうための取組だと思います。この取組の今後の課 題についてお尋ねしたいと思います。
以上で1回目を終わります。よろしくお願いします。
◎山崎明日香都市建設部長
続いて、4点目のプレーパークの取組についての(1)に御答弁申し上げます。
今年度のプレーパークの取組といたしましては、朝霞の森でのプレーパークの定期開催に加え、移動式プレーパークを朝霞の森から離れた北朝霞地区の都市公園を中心に20回開催する予定となってお ります。昨年度、実証実験として行った移動式プレーパークは、子供も大人も自由に遊ぶ楽しさや大切さが感じられる外遊びの場として、8公園で11回開催し、延べ約1,800名の方に御参加をいただきまし た。実施後に行ったアンケートでは、集団遊びや段ボールなどの素材を使った遊びの創出により、ふだんの公園では体験できない遊びができたとの声が多く、子供で92%、大人では全ての参加者がプレ ーパークにまた来たいと回答いただくなど、大変好評をいただいております。
今後の課題といたしましては、プレーパークを知らない、まだ遊んだことのないという親子や子供たちに外遊びの機会が届けられるよう、今年度の利用状況を踏まえ、より多くの方に御利用いただけるよう に、開催回数や開催場所について検討するとともに、プレーパークの認知度が高められるよう取り組んでまいりたいと考えております。
以上です。
◆22番(福川鷹子議員) 答弁ありがとうございました。
それでは、再質問と要望も併せてさせていただきます。
1点目の公共交通についてです。
答弁では、根岸台7丁目地区につきましては、公共交通空白地区への導入が、ガイドラインに基づき、新たな公共交通の導入に向けて、今年1月に東かすみ台町内会、東南部町内会、三栄自治会の3団 体による地域組織が立ち上がり、随時、職員も会合に参加されて、次のステップとなる運行計画の仮作成に向けての具体的な検討が始まっている。また、上内間木地区についても、昨年11月、今年の5 月、役員会で新たな公共交通の導入に向けた説明がなされたとか、また町内会長を中心に、地域組織の立ち上げに向けての検討が行われているところとの答弁もいただいております。
しかし、膝折4丁目については、現時点で大きな動きがないとのことです。根岸台や上内間木同様に、地元に働きかけをされていないのでしょうか。それとも、同じように働きかけてはいただいているものの、膝折地区だけは動かないのでしょうか。このような場合、市としてどう対応していかれるのでしょうか。再度お尋ねしたいと思います。
◎山崎明日香都市建設部長
1点目の公共交通についての(1)に御答弁申し上げます。
公共交通空白地区の改善の取組状況としまして、三つの先行検討地区のうち、根岸台7丁目地区につきましては、公共交通空白地区への導入ガイドラインに基づき、新たな公共交通の導入に向けて、本 年1月に、東かすみ台町内会、東南部町内会、三栄自治会の3団体による地域組織が立ち上がり、随時、職員も会合に参加させていただきながら、次のステップとなる運行計画の仮作成に向けて具体的 な検討が始まっております。
次に、上内間木地区につきましては、昨年11月と本年5月に、上内間木町内会の役員会において新たな公共交通の導入に向けた御説明をさせていただき、現在、地域組織の立ち上げに向けての検討が 行われているところです。
膝折町4丁目地区につきましては、現時点で大きな動きはございませんが、周辺の自治会・町内会に改めてお伺いするなど、まずは地元に働きかけてまいりたいと考えております。
いずれにしましても、市としましては、適宜、地域の皆様の検討をサポートさせていただきながら、一体となって取組を進めてまいりたいと考えております。
2点目の安心安全の取組について。
朝霞警察署や朝霞地区交通安全協会などと合同で、年4回、交通安全街頭啓発活動をはじめ、「広報あさか」や市ホームページに掲載、立て看板の設置など、交通ルールの遵守について周知啓発に努 めてまいりましたとの答弁をいただいております。
また、昨年11月には、くみまちモールあさかで開催されました防災フェアにおいても、自転車の交通ルール遵守についてのパネル展示や啓発品の配布を行っていただいたようです。先月実施された九都 県市一斉自転車マナーアップ強化月間、5月のときですね、朝霞警察と連携し、自転車運転の際の交通ルール遵守とマナーの向上も図ったとの答弁もありました。
また、4年生を対象にした自転車運転の講習会を実施して、車道の左側通行や交差点での一時停止など、自転車の交通ルールのマナーの向上を図ったとのことでしたが、そのときは4年生の生徒だけ対 象にされたのでしょうか。保護者も同伴で行っていただいたのでしょうか。今年はコロナの時期もあって難しいかもしれませんが、次回計画のときからは、ぜひ保護者と一緒に講習を受ける取組にしていた だきたいのですが、どうでしょうか。
なぜなら、時々見かけているのですが、自転車の前と後ろにお子さんを乗せて、赤信号で走っていく姿を見るときがあります。大事故につながるおそれがあるし、子供は親の姿を見て学習します。そういっ たことから、ぜひ、できますことなら子供たちと一緒に学ぶ機会を考えていただきたい。
そして、4年生だけでなく、時間、授業との絡みもあってなかなか難しいことかもしれないのですけれども、4年生だけではなく、学年の幅も広げていただければと思います。例えば、入学した早々の1年生と か、卒業して中学に行くような6年生とか、学年も広げていただけたらいいのですが、それはどうでしょうか。
また、自転車の安全な通行のため、自転車レーンの設置が望まれます。コロナ禍で、公共交通機関を避け、自転車を利用する人が増えたことにより、今までよりも自転車事故が1.5倍にも急増し、交通ル ール違反で切符を切られているケースが目立っていると埼玉新聞で知りました。そこで、県警は自転車レーン整備を急ぐと新聞にもありました。自転車の安全な通行のため、自転車レーンの設置が望まし いのですが、市の考えと今後の整備状況についてはどうでしょうか。
◎山崎明日香都市建設部長
続きまして、2点目の安心安全の取組についての(1)に御答弁申し上げます。
自転車事故の防止につきましては、自転車通行空間の整備に加えて、自転車利用者の交通ルール遵守及びマナー向上が重要であると考えています。市では、これまで、朝霞警察署や朝霞地区交通安全 協会などと合同で実施している年4回の交通安全街頭啓発活動をはじめ、「広報あさか」や市ホームページへの掲載、立て看板の設置など、交通ルールの遵守について周知啓発に努めてまいりました。
また、新たな取組として、昨年11月に、くみまちモールあさかにて開催された防災フェアにおいて、自転車の交通ルール遵守についてのパネル展示や啓発品の配布を行ったほか、先月実施された九都県 市一斉自転車マナーアップ強化月間においては、朝霞警察署と連携し、朝霞市内全ての小学4年生を対象にした自転車運転の講習を実施し、車道の左側通行や交差点での一時停止など、自転車運転 の際の交通ルール遵守とマナーの向上を図ったところでございます。
今後におきましても、自転車事故の防止に向けまして、関係機関との連携の下、周知啓発に取り組んでまいります。
3点目の学校における課題について。
健康診断については、学校医の検査方法によるもので、市内小・中学校の統一はされておりませんという答弁でした。
しかし、年頃の生徒の気持ちに寄り添い診察をすることが、今後の生徒への成長に関わることだと考えます。医師だから、何が何でもこうしてやるのだということであれば、かえって生徒を苦しめることにも なると思います。今、病院で診察を受けるときでも、肌着の上からとか洋服の上から聴診器を当てていただいて診察をしていただいている病院が多くなっているようにも聞いています。
坂戸市では、女子には女医さんが検診をしておられるという話もお聞きしております。当市でも、すぐにとはいかないでしょうけれども、年々切り替えて、女医さんに検診をしていただけるようにならないでしょ うか。年頃の生徒のために、苦しむ生徒のために、安心させることになるのですが、女医さんの検診が増えることを期待しますが、どうでしょうか。
◎野口邦彦学校教育部長 3点目の(1)の再質問につきまして御答弁申し上げます。
内科検診は、学校内科医が実施しており、現在、朝霞地区医師会に所属する学校内科医として委嘱可能な女性医師は3名で、うち1名を委嘱しております。新たに学校内科医を推薦いただく際には、女性 医師の割合について御意見をいただきましたことを朝霞地区医師会に伝えてまいります。
以上です。
尿検査なのですが、検査機関が検体回収、検査を実施し、全児童・生徒を対象に、1次検査、再検査、2次検査を行ってくださるとのことですが、なかなか生徒たちは理解できていないようですので、理解を 捉えるように伝えてほしい。尿検査が期日に提出できずに、かかりつけ病院に提出して、後日、検査を聞きに行くことになっているようですが、生徒ができる限り尿検査を期日内に提出できるよう、子供たち に伝えていく工夫をお願いしたいと思っています。
健康診断にしろ、尿検査にしろ、これからの社会を担ってくれる子供たちです。子供たちの気持ちを、生徒の気持ちを少しでも理解することが、我々大人や先生方にかかっていることだと思っています。で きるところから子供たちに寄り添った健康検診となることを願い、ぜひそこはお願いしたいと思います。
プールのことですが、授業で実施されるプールについて。
新型コロナから防止対策を講じて、支援していくとの答弁でした。
また、実施に当たっては、各学校の規模に応じ、同じ時間にプールを使用するクラス数を制限して身体的距離を確保するなど、新型コロナウイルス感染症防止に対策を講じて実施していただいているとの こと。
先日、車で走っているときに、テレビからのニュースで知ったのですが、福岡県では、水泳授業の感染対策として、2メートル距離を確保をしていたことを見直し、会話を控えることができれば、距離は取ら なくてもいいということを言っていました。水泳の授業を行う場合は、子供が手をつないだり、密接にしたりすることは避けて、また会話も控えることができれば、距離は取らないようにプール指導のときには しているという話でした。準備運動などを含め、活動中は不必要な発声はしない、更衣室の利用前後の手洗いを徹底するというふうなことをちょっとニュースで知りました。
朝霞市でも、コロナの感染対策を十分にしつつ、水泳授業を指導していただくことと思いますが、子供たちが命の大切さを十分理解し、水事故に遭わないような指導としていただくことをお願いしたいと思い ます。昨日もテレビのニュースで、子供が用水路に転落して亡くなっているという話もニュースでしていましたし、手前のほうの川でもやはり水死になった子がいますので、この水泳教室を通じて、子供たち がもしそういう事態に遭遇したときは、この授業で習ったことを、命の大切さを思い出して、対応できるような水泳指導になるように願っています。これは要望でいいです。
それから、放課後の安全な居場所についてですが、答弁では、朝霞市では生涯学習部で、平成19年より放課後子ども教室事業を開催しているとのことです。しかし、この時点では、私が保護者から相談の あったのとはずれています。
ふだんはあまり考えていないが、緊急の事態が起きたときの対応として、安全な居場所づくりの確保ということでお願いしたのですけれども、市が現在行っている放課後子ども教室事業は、子供たちに実習 や実技など、毎回課題を与え、楽しみながら時間を過ごしていく学習プログラム提供型として、市内の小学校全校で行っているわけではなく、6校において、それも放課後という名とはかけ離れていますね。 土曜の午前中に実施されている取組ということですが、おまけに4校は実施しない、不公平ではないのかなとも感じています。
平日の居場所として受け入れる学校の余裕教室がなかったり、人材がいなかったり、予算の確保が課題となっているとの答弁、よく分かりますが、お隣の志木市では、今現在行っておられることを聞かれ た保護者は、朝霞市でもやれるのではないかという、簡単に思われることなのです。ぜひ、できない理由を並べるのではなく、子供たちが日頃から、また共働きの家庭のお子さんは放課後児童クラブという のに入っておられるので、緊急の場合のお願いなのです。安心・安全に過ごせる場所の確保を、引き続き近隣市の状況等について考えていただきながら、ぜひ朝霞市でもできるような方向に考えていただ きたいと、これは要望しておきます。
プレーパークの取組について。
移動式プレーパークについてアンケートを実施したと伺いました。参加者からの意見として、どのような意見があったのですか。
今年度の移動式プレーパークを5月に4か所で開催されていますが、参加人数はどれくらいありましたか。
移動式プレーパークは、遊び道具を車に積んで公園に出向くという、言わば遊びの出前として、とても機動的な取組です。では、まぼりひがし公園、まぼりみなみ公園がありますが、こちらの公園への移動 式の予定はあるのでしょうか。市への意見・要望の中に、どちらかに砂場や滑り台などの遊び道具を作ってほしいとの要望が載っておりましたことから、移動式はできるのかなと思っております。今後はど のように展開していくのかお伺いしたいと思います。
以上で2回目を終わります。
◎山崎明日香都市建設部長
続いて、4点目のプレーパークの取組についての(1)に御答弁申し上げます。
今年度のプレーパークの取組といたしましては、朝霞の森でのプレーパークの定期開催に加え、移動式プレーパークを朝霞の森から離れた北朝霞地区の都市公園を中心に20回開催する予定となってお ります。昨年度、実証実験として行った移動式プレーパークは、子供も大人も自由に遊ぶ楽しさや大切さが感じられる外遊びの場として、8公園で11回開催し、延べ約1,800名の方に御参加をいただきまし た。実施後に行ったアンケートでは、集団遊びや段ボールなどの素材を使った遊びの創出により、ふだんの公園では体験できない遊びができたとの声が多く、子供で92%、大人では全ての参加者がプレ ーパークにまた来たいと回答いただくなど、大変好評をいただいております。
今後の課題といたしましては、プレーパークを知らない、まだ遊んだことのないという親子や子供たちに外遊びの機会が届けられるよう、今年度の利用状況を踏まえ、より多くの方に御利用いただけるよう に、開催回数や開催場所について検討するとともに、プレーパークの認知度が高められるよう取り組んでまいりたいと考えております。
◆22番(福川鷹子議員)
答弁ありがとうございました。
それでは、再々質問と要望をさせていただきます。
1点目の公共交通についてです。
膝折町4丁目地区については、周辺の自治会・町内会に溝沼第一町内会、膝折宿町内会があり、溝沼第一町内会の集まりでは、新たな公共交通が議題に上がるなど、少しずつ関心が高まっているが、 膝折町の方は無関心というような答弁に聞き取れました。膝折4丁目の人たちは、公共交通を当てにしないで、自分で考えて動いている方が多いのかとも感じています。高齢者の方が病院に行くときも、御 主人だったり息子さんだったりお嫁さんだったり等々に頼んで用を足している方が多いことも聞いています。しかし、今後は、膝折地区の方々には、他の地域と同様に取り組めるよう、私からも機会があれ ば地元組織の立ち上げについて働きかけていきますので、市のほうからもさらなるサポートをお願いしたく、要望しておきます。
2点目として、交通ルールの遵守が徹底されていない。その前に、小学校への講習会については、保護者との講習会とか、あと学年の拡大は、警察や教育委員会と協議した上、決めていっていただくとい うことですので、一日も早く実現することを願っています。交通ルールの遵守が徹底されていない状況を整えるため、子供たちと保護者が一緒に、機会があるたび交通ルールの講習を実施していただきた い、このことは強く要望しておきます。
また、自転車利用者交通ルールの自転車通行空間の整備が重要と考えてくださっているとのこと、県や朝霞警察と連携を図り、県道和光志木線や観音通線等において矢羽根マークを設置していただいて いることに加え、今年度は城山通りの幸町3丁目交差点から税務署入り口交差点までの区間にも矢羽根マークの設置をしていただけるとのことです。今後も、道路幅の広い幹線道路等において自転車通 行空間の整備に努めていただくようです。自転車や歩行者が共に安全、快適に通行できるよう、これも一日も早い実施をお願いしたく、要望しておきます。
続いて、内科検診についてですが、現在、内科検診は、朝霞地区医師会に所属する学校内科医として委託可能な女医さんは3名で、うち1名が委託されているとのことです。何か六小か何かは女医さんが されているみたいですけれども、新たに学校内科医を推薦いただく際には、女医さんの割合について意見があったことを医師会に伝えていただけるとのことですが、一日も早くこれも、できるだけ女医さん、 女子の生徒には女医さん、女子の生徒に女医さんをとできない場合は、子供たちが嫌がらないような、普通に内科検診が行えるような、そういうふうにちょっと工夫をしていただけることを強く要望しておき ます。
続いて、プレーパークの取組です。
プレーパークの参加者からの意見として、プレーキットなど、ふだんの公園遊びでは体験できない遊びができた、小学生の遊びに幼児も入れてもらい、異年齢の交流ができたなどの声を多くいただいたと のことです。また、参加者も、5月、3回開催されて、438人の方たちが参加をされたということも答弁でいただいております。
最近、核家族だったり、一人っ子の家庭が多いことから、他人との交流を通して成長していけることはとてもいいことです。6月にも何回かもう既になさっていると思うのですけれども、今後も計画をしていた だけるということですので、ぜひ、遊び場の安全を確保しつつ、子供たちが思い切り遊べる場所を広い地域に根差していっていただけることを願って、質問を終わります。ありがとうございました。
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