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パイオニア A−2030

PIONEER A−2030

 

シンプルなモニタータイプの音質

 1979年発売、当時定価48000円。電源の重要性に着目して、パワーアンプ部を左右完全独立の定電圧回路とし、プリ部の電源回路も別にした3電源方式を採用しています。

 高級機種でもなく、名器と呼ばれている製品ではありませんが、個人的には、最初に使用していたプリメインアンプで、思いいれがあるので紹介します。音質は、電源部が強化されている為に、それぞれの楽器の輪郭がハッキリしたストレートなサウンドになっています。サンスイの907シリーズや、DENONのPMA2000シリーズなどと比べてしまうと、レンジの広さ、音のリアリティなどでは完全に劣りますが、電源強化によって、楽器の音が聴きやすいので、JBLのコンパクトスピーカー4312Mや、J−216、YAMAHAのNS−10Mなどと組み合わせてモニター用のシステムとして使用すると、個々の楽器の音の分離の良いサウンドを楽しめます。50W+50W(8Ω)なので、4Ωで実質的に100Wの出力とパワーもあります。

 私のオーディオライフの原点となったプリメインアンプです。まだ高校生だった頃に、親戚のおばさんにプレゼントしてもらったのが、このアンプでした。お古だけど、と言われてもらったのですが、後で発売時期を調べると、発売したばかりの製品を、私の為に買って持ってきてくれたようです。JBL4312BMkUとの相性は抜群でした。繊細な表現や、ヴォーカルの潤いなどは出ませんが、3ピースのバンドのシンプルな演奏は楽器の個性を表現してくれました。残念ながら、アンプをくれたおばさんは、亡くなってしまい、形見となってしまいました。このアンプがある限り、オーディオの世界に導いてくれたおばさんを忘れる事は無いと思います。色々とシステムを変更していますが、このアンプだけは死ぬまで手放せません。

 私にとっては思い入れのあるアンプですが、かなり古い機種で、高級機でもないので、中古の価格は5000円以下になっています。適度な音量で楽器の音をリアルに聴きたい方にはいいと思いますが、ヴォーカルを中心に聴く方や、広大なスケールの曲を聴くには不向きだと思います。

 

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■基本スペック■


●実効出力(両ch駆動、20Hz〜20kHz) 50W+50W(8Ω)
●高調波歪率(20Hz〜20kHz) 0.02%(実効出力時)
●出力帯域幅(IHF、両ch駆動、歪率0.05%) 5Hz〜120kHz
●周波数特性 Phono:20Hz〜20kHz ±0.3dB
●SN比 Phono:86dB
●電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
●消費電力(電気用品取締法) 130W
●外形寸法 幅380×高さ83×奥行295mm
●重量 7.6kg

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