オーディオ製品を購入すると、付属品として、色々なケーブルが入っていますが、付属のケーブルは、オーディオ機器を使用するために、最低限必要なオマケ程度の性能なので、付属のケーブルは使用せずに、別にケーブル類を購入して、好みのサウンドを作り上げましょう。付属のケーブルは細いので、プレイヤーの音を十分にアンプに伝えることが出来ません。極端な言い方をすれば、線の細いケーブルではプレイヤーの性能を50%しかアンプに伝えられないのに対して、グレードの高いケーブル100%近くプレイヤーの性能を伝えることが出来るわけです。ケーブル類も、1000円前後から、何十万円もするものまで、色々ありますが、5000円から1万円程度野ケーブルに変えるだけで、全くグレードの違う音になってしまいます。付属のケーブルと、別売のケーブルを聴き比べてみれば、ハッキリと音の違いが実感できるはずです。ケーブルを変えるだけで、音質が飛躍的に向上します。
RCAケーブル(ピンケーブル)
アンプとCDプレイヤー、DVDプレイヤーなどを接続するRCAケーブル、ピンケーブルと呼んだほうが分りやすいかもしれません。ピンケーブルを選ぶ際は、太いケーブルを選んで購入して使ってみましょう。5000円から10000円ぐらいのピンケーブルでも、音の厚み、楽器の音のリアリティが飛躍的に改善されます。メーカーによって音の個性は様々ですが、一般的に銅の素材のものが多く、銅の純度が高いほど高音質になると言われています。最近では、高音がクリアになる銀素材のケーブルなども人気があります。
●映像ケーブルを変えて高画質に!
スピーカーケーブル
アンプからスピーカーへ、音を伝えるケーブルは、スピーカーの音質に大きな影響を与えます。スピーカーケーブルが長くなると、音のロスも大きくなり、スピード感が失われてしまうので、スピーカーケーブルは出来るだけ短くしましょう。スピーカーに付属しているスピーカーケーブルより、切り売りで1mあたり1000円前後のスピーカーケーブルを使うと、音質がクリアになり、パワーも得られます。プラスとマイナス(赤と黒)のつなぎ間違えには注意しましょう。スピカーカーの性能を十分に引き出すためにも、いいスピーカーケーブルを使いましょう。
安くていい音スピーカーケーブル
電源ケーブル
当然といえば、当然ですが、ステレオシステムから出てくる音は、電気によって作られています。ですから、元の電気を十分に供給する事によって、原音に近いリアルで、安定したサウンドを得る事が可能になります。高級プリメインアンプなどで、特に電源供給に配慮された設計のアンプが多いのも、この為です。アンプ、プレイヤーなど、電源ケーブルが着脱式で、電源ケーブルを交換できるタイプが多いのは、高性能な電源ケーブルに交換して、よりグレードの高い音質にチューニングできるような配慮からとも言えます。電源ケーブルは、オーディオケーブルの中でも、最も重要と言われています。
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ケーブルの選び方
他のオーディオ機器でもそうですが、値段の差が音の差になります。金額以外の基準としては、太いケーブルを選ぶこと、とても単純ですが、ケーブルが細ければ、それだけ情報量が少なくなってしまうと考えてもいいと思います。また、当然ケーブルが太ければ、材質が金属なので重くなります。安いケーブルは、太くても、外側のコーティングのビニールが厚いだけという事もあるので、安くて太いケーブルは信用しない方がいいでしょう。オーディオテクニカの製品は1000円以下の低価格の製品だと変化が実感できませんが、1万円前後の製品になると、クセがなく音の厚みを出してくれるので、使いやすいと思います。またモンスターケーブルなども、高域から低域まで、全体的に音を厚くしてくれるので、こちらも使いやすいと思います。
最近のCDプレイヤーは、高域を中心に音質が良くなっているので、あまり高音の強調された音だと、高いケーブルを使っても、キンキンしたヒステリックで耳障りな音になってしまうこともあります。そういう場合は、逆に、1000円程度野安いケーブルを使って、高音をやわらかくした方がいいかもしれません。
ある程度高額なケーブルなると、ケーブルに矢印が印刷されていて、方向性が指定されています。説明書に書かれている通りに矢印を合わせて使用しましょう。