レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが、ライブ、レコーディングで使用していることで有名なダンエレクトロ59-DC、フェンダー、ギブソンなどのメーカー製の音とは全く違う、個性的な音色のギターです。レッド・ツェッペリンのアルバム『フィジカル・グラフィティ』に収録されている『カシミール』『死にかけて』
で使用しています。また、ポール・ロジャースと結成したザ・ファームのライブでは、『ミッドナイト・ムーンライト』『ブラック・マウンテン・サイド』の演奏でも、このギターを使用していました。
ボディは薄めで、ギブソンのSGと同じぐらいの厚みしかなく、しかもSGよりも軽量で、薄型のエレアコを持っているような感覚で楽にプレイできます。価格が安いので、パーツ類もチープなもので出来ているようですが、このバランスが独特の音を出してくれます。軽く乾いた音質ですが、トーンが高めのアコースティックギターのような音質で、アコースティックギターほど低音が出ない代わりに、倍音に悩まされる事がありません。アンプで歪ませても簡単に歪むので、アコースティック風のサウンドから歪み系の音に変わるような曲では、ギターを持ち替えないで、そのままプレイできます。曲調が変わる曲や、個性的な音色のギターサウンドが欲しいときには便利なギターだと思います。
ボディが極端に軽い為、低音のパワーや、音の粘りはありません。パワーが必要な曲、サウンドには向かないと思います。ジミー・ペイジ・モデルというと、レス・ポール、SGダブルネックなどがありますが、共に50万円以上になっています。このギターはチープですが、安い値段でジミー・ペイジと同じギターを手に入れることが出来るといのが魅力です。
ダンエレクトロのギターを探す
楽天でジミー・ペイジ・モデルを探す