ロスチャイルドキリン ウガンダキリンとも呼ばれ、薄い褐色の色分けされた大型の四角から八角形の斑がありひざ下が白い。アミメキリンとマサイキリンの中間のような斑で、斑内側に陰影がある場合が多い。斑を囲む帯は場所によって太さは著しく違い、特に頸部では通常太い。ひざ下には模様がなく、膝下まで白い。ウガンダの北東部からケニア北西部で見られるが、絶滅が危惧され、ナクル湖に繁殖のため移入された。キリンはゾウと共に特殊な進化をしてきた動物で、環境に見事に適応している。長い頸と脚のため全高は4mから5.5mにも達し、他の動物が届かない木の葉が食べられる。驚くことは爪楊枝のようになったアカシアの棘が口や舌に刺さらないことである。視点が高いことで、優れた視力を生かして敵の接近をいち早く知ることが出来る。長いコンパスの脚は逃げる速度を速め、同時に致命的なキックを敵に与えることが出来る。主として疎林帯や藪の多いサバンナに棲み、食べ物は木の葉で草などはほとんど食べない。水分が多い食べ物の場合は約1週間は水なしで過ごすことが出来る。通常2から十数頭の群れで母親たちが中心になる。時には群れが集まって大群となることもある。雄は序列を決めるために相手の頸に自分の頭、頸をたたきつけるネッキングを行う。 |
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ロスチャイルドキリン2 日本ではおなじみのアミメキリンとマサイキリンの中間のような斑をしている。 帯の太さが体の場所によって違い、斑の内側に陰影がある場合が多い。 膝下には模様がなく、白っぽい。ウガンダ北東部、ケニア北西部に分布している。 模様の色が濃いほど年齢が高い。 |
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