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鹿島神社(下手計)1 創建年代は不明だが、天慶年代(十世紀)、平将門追討の際、 六孫王源経基の臣・竹幌太郎がこの地に陣し、当社を祀ったといわれている。 以降武門の守り神とされ、源平合戦の竹幌合戦に神の助けがあったという。 享徳年代(十五世紀)には上杉憲清などが当地に陣取り、当社に祈願した。 |
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鹿島神社(下手計)2 祭神は武御甕槌尊で、本殿は文化7年(1810)に建てられた。 下手計の鎮守で、拝殿には渋沢栄一揮毫の扁額が掲げられている。 栄一の師である尾高惇忠の偉業をたたえる頌徳碑が建つ。 境内のケヤキは空洞で底に井戸があり、天然記念物になっていたが、枯死した。 手計不動尊には木造不動明王立像があり、市の文化財になっている。 |
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尾高惇忠生家 尾高惇忠は渋沢栄一の従兄であり、学問の師でもあった。 明治維新後は富岡製糸場の初代場長を務めた。 この生家は、江戸時代後期に惇忠の曽祖父が建てたといわれている。 惇忠や栄一が高崎城乗っ取り計画の謀議をしたといわれる部屋(非公開)が二階にある。 裏にはレンガ造りの倉庫などが残る。 |
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御嶽大神社 祭神は大山祇命、大巳貴命、少彦名命、配神に大物主命を祀る。雨乞いの神様。 寛永3年(1626)、成塚村宝蔵寺の創立に当たり、吉野の蔵王権現を勧請したという。 当時の地頭、遠藤半左衛門は蔵王権現を深く信仰した。 古くは蔵王権現といったが、明治7年に御嶽大神社と改称した。 |
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宝蔵寺 蔵王山持福院宝蔵寺という真言宗智山派のお寺。本尊は十一面観音菩薩。 寛永4年(1627)の開創で、開山は法印尊栄で成塚の御嶽大神社を建てた人。 当時の地頭、遠藤半左衛門は蔵王権現を深く信仰した。 自ら不動尊像を描き奉納したものが寺宝として残る。 |
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古櫃神社 創建は鎌倉時代、秦河勝の末、新開荒次郎忠氏がこの地に要害を築き、 祖神大荒明神(大荒彦)を勧請し、伝来の武器を刀櫃に入れ、社の下に納めたという。 古くは「新開神社」とも言った。大荒明神は秦河勝を祀ったものとも言われている。 新開荒次郎は鎌倉時代の丹党の旗頭で、源頼朝の重臣であった。 |
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東雲寺 的龍山東雲寺という曹洞宗のお寺。新開荒次郎実重の開基である。 新開氏は秦河勝の子孫といわれていて、新開忠氏が平安時代の末にここに居を構えた。 荒次郎は伊豆の豪族・土肥実平の二子で、忠氏の養子となり、鎌倉幕府の御家人となった。 寺の裏には荒次郎の墓所が残る。 |
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正伝院1 瑠璃山正伝院薬師寺という真言宗高野山派のお寺。 深谷の七福神めぐりの一つで、毘沙門天を祀る。 毘沙門天は仏法守護、病魔退散などの神様。 山門は四脚門で文政11年(1823)の建立。 |
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正伝院2 創建は弘仁年中(810〜823)で、小野篁(小野小町の祖父)の開基といわれている。 坂上田村麻呂が奥州征伐の時、小野岑守(篁の父)がお供した。 その子篁が一緒に関東に下向した際に薬師如来の尊像を彫刻し本尊として安置した。 |
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總持寺1 蓮沼山地蔵院總持寺という真言宗高野山派のお寺。 寺伝によれば、草創は奈良時代初期の養老2年(718)、行基菩薩によって創建された。 本尊は大日如来で、深谷市内最古の名刹。 弘安年間(12787〜88)顕盛により再興された。 |
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總持寺2(羅漢) この總持寺には仏像がたくさん並ぶ。又、六地蔵をはじめ石仏も多い。 とりわけ目に引くのが羅漢さん。羅漢さんは阿羅漢のことで、悟りを開いた高僧のこと。 釈迦の弟子たちの中でも最も高い弟子に与えられる。 寺によって十六羅漢、五百羅漢などが見られるが、 ここではそのうちの七羅漢が見受けられた。 |
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總持寺3 境内には弁財天が祀られ、深谷七福神めぐりの札所になっている。 又、地蔵堂には銅製の地蔵座像があり、 雨乞い地蔵として信仰を集めている。 境内には仁王像から始まって多くの仏像が揃うのでゆっくり見学したい・・・ |
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