ビクターSX−500の純正スピーカー
1988年発売のビクターSX−500の純正スピーカースタンド2本1組、定価23000円。木製で1本の重さ6Kg組み立て式。付属のネジでSX−500を固定できます。SX−500の性能、個性を引き出すにはベストなスピーカースタンドです。
ビクターのスピーカー、SX−500と同時に購入、専用スピーカースタンドだけあって、SX−500のスケールの大きなサウンドを十分に楽しめるスタンドです。44センチのスタンドの高さは、一般的なソファに座って聴くには、丁度いい高さで、木製スタンド独特の、重心の低い、柔らかいサウンドで、44cmの高さがあるので、床からの倍音も無く、SX−500の響きの良さと、低音の力強さをバランス良く鳴らしてくれます。重量は6kgと軽めですが、軽い割には、低音も失われず、付属のネジで本体とスタンドを固定すると安定感があり、より一層低音の輪郭が際立ちます。
SX−500の発売と同時に発売されたスピーカースタンドで、その後に発売されたSX−500SPIRITまでは、このスタンドで対応できます。その後、発売されたビクターのSX−500DOLCEには、LS−500D、SX−500DEには、LS−500DUという専用スタンドが発売されています。サイズ的にはSX−311などのスピーカーにも十分対応できる大きさ、高さで、天板のサイズを気にしなければ、JBLのJ−216などに使用してもいいと思います。
古い機種なので、製造終了品ですが、SX−500シリーズがロングセラーだったこともあり、中古商品も多く、入手しやすい商品です。安定性があり、高さが44cmと、他社のコンパクトスピーカーにも丁度いいことと、木製スタンドなので、金属製スタンドの金属鳴きもないことなどから、今でもスタンド人気商品で、中古の相場は1万円から2万円になっています。オーディオショップの中古品で見つかると思います。
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