さらに高音質、高画質のベストバイ機種!
2002年発売当時オープン価格、実売価格9万円前後。ベストバイを独占した高音質、高画質のユニバーサルプレイヤーパイオニアDV−S747A、DV−757Aに続く後継機で、6ch全てに192kHz24ビット対応のDACを搭載。また、レガートリンク・コンバージョンPROによってオーディオ信号を176.4ないし192kHzまでアップサンプリングが可能。i.Link端子を装備し、パイオニアのAVアンプVSA-AX10iに接続すると、1ポンのケーブルで、音声のすべてがデジタル伝送可能。この機種もベストバイ1位を獲得。このシリーズの完成型ともいえる高音質、高画質のユニバーサルプレイヤーです。
10万円以下の価格で30万円クラスの高音質、高画質を実現しているという価格破壊で大評判になり、ベストバイを独占し続けてきたパイオニアのユニバーサルプレイヤーDV−S747A、DV−S757Aに続くシリーズで最終モデル。この機種の後に発売されたDV−S969Aiは、20万円前後の実売価格になり、上位機種という位置づけになるので、実売価格10万円のパイオニア製の最終モデルとなりました。
映像に関しては、8倍オーバーの108MHzサンプリングとノイズ・シェーピングによる効果で、ノイズが低減され、画像の輪郭が、以前の機種に比べ、よりクリアになっているので、プロジェクターなどを使用している方には、とにかく嬉しい限りだと思います。音質に関しては、192kHz24ビット対応のDACを搭載、レガートリンク・コンバージョンPROによってオーディオ信号をアップサンプリングして、CDの再生をDVDオーディオのようなレベルにする機能がありますが、これは、DV−S757Aと同じです。ですが、このモデルでは、DV−S757Aに比べて本体重量が、約1kg重くなっていて、個々の楽器の音の輪郭がクリアになり、モヤッとした不明瞭な音がなく、マランツのCDプレイヤーような高解像度でクリアな音の質感になっています。音のグレードは、他社の、実売10万円前後のCDプレイヤーと互角か、それ以上の実力機だと思います。ただ、i.Link端子に関しては、パイオニア製のAVアンプを使用している方には、とても便利だと思いますが、パイオニア製のAVアンプを使用する予定の無い方にとっては、この機能は意味はありません。
私は、DV−S757Aを使用していたときに、電源ケーブルを変えて、低音を充足させるようにしていましたが、このモデルでは、ノーマルな状態でマランツのような解像度の高い音質が得られたので、電源ケーブルを変え、さらに本体の上にウェイトを乗せてチューニングすると、マランツのCD-94
Limitedに近いサウンドが得られました。ノーマルな状態でも十分に高音質なユニバーサルプレイヤーですが、元の性能が高いので、色々と試してみると、驚くほど音質が上がる機種だと思います。また、近年発売されている、2万円前後の機種よりは、耐久性にも優れているので、末永く使いつづけたいなら、廉価版のユニバーサルプレイヤーより、ずっとお得だと思います。
近年、パイオニアのユニバーサルプレイヤーは、さらに価格破壊が進み、DV−600AVなど、2万円以下で購入できるユニバーサルプレイヤーなどが多くなっていますが、耐久性や、安定感を考えると、中古商品の相場としては、2万円前後と、かなり安くなってきているので、、このDV−858Aiや、DV−S747A、DV−757Aを購入した方がいいかもしれません。DV−858Aiは、このシリーズで一番新しい製品なので、ピックアップレンズの消耗などを考えると、長く使えるという点でも一番お買い得でしょう。
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