1966年フランス作品。監督は、『男と女U』のクロード・ルルーシュ、出演は、アヌーク・エーメ、ジャン・ルイ・トランティニャンなど。カンヌ映画祭グランプリを獲得した恋愛映画の傑作。
恋愛映画の古典であり、『冒険者たち』とともに、フランス映画の最高峰。主演のアヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニャンのコミュニケーションは、大げさすぎず、自然な演技で親近感が持てますし、微妙な感情の表現が、その時々の二人の関係をうまく表現できていると思います。また、フランス映画らしい詩的で哲学的な会話、オシャレなファッション、1960年代のレーシングカーなども出てくるので、色々な意味で楽しめる作品になっています。フランシス・レイが担当した音楽も有名で、この映画を観た事はないけど音楽だけは知っているという方も多いと思います。
この映画を観て、色々と共感できるシーンが出てくると思います。愛する人の為なら、いつでも、どこへでもぶっ飛んでいく男意気。愛する人との再会が待ちきれず、次に会ったら、こう言おう、こうしようなどと、頭の中は、愛する人のことでいっぱい。いざ会ってみると、予想していなかった展開になり、色々と考え、悩んだ挙句、言おうとしたこと、したいと思ったことなんて、何一つできないんですよね。
恋している人なら誰でも・・・
ドライブ中の車の中で、ジャン・ルイがアンヌの手を握ると、途端に、アンヌの表情が冷ややかになります。男としては、キツイ表情ですが、まだ夫への思い出が忘れられないアンヌの心理と、まだ恋愛の対象としてではなく、良き友人としてジャン・ルイを見ていアンヌの冷静な感情が伝わってきます。大人になると恋愛感情も複雑なんですよね。
この映画を観て、色々と共感できるシーンが出てくると思います。愛する人の為なら、いつでも、どこへでもぶっ飛んでいく男意気。愛する人との再会が待ちきれず、次に会ったら、こう言おう、こうしようなどと、頭の中は、愛する人のことでいっぱい。いざ会ってみると、予想していなかった展開になり、色々と考え、悩んだ挙句、言おうとしたこと、したいと思ったことなんて、何一つできないんですよね。