チャーリーは、父親が急死してしまい、イギリス、ノーサンプトンの靴工場の後を継ぐ事になるが、不況のせいで業績が悪化した上に、父親が残した過剰在庫を抱えて経営難に陥り、社員のリストラをはじめる。しかし、工場をクビになった社員のローレンに、何の努力もせずに諦めるより、新たな市場を開発する努力をすべきだと怒鳴られてしまう。そして、社員のリストラに心を痛めていたチャーリーは、ドラッグクイーン向けの靴の開発を思いつき、新たな市場を開拓する為に、社員に協力を求めるのだが・・・。

ネットで気軽にDVD CDレンタル　ぽすれん 

　２００５年アメリカ・イギリス合作。監督はジュリアン・ジャロルド、出演は、『スター・ウォーズ　エピソード2／クローンの攻撃』のジョエル・エジャートン、『トゥモロー･ワールド』のキウェテル・イジョフォーなど。実話を元に、倒産の危機に陥った工場を救おうとする経営者と社員の努力や、新製品のヒントになったドラッグクイーンたちとの友情を描いた感動作。

　イギリスの靴工場の社長が、会社を立て直すために奔走する姿を描いたストーリーなので、かなり地味な作品ですが、社長と社員の信頼関係、友情など、庶民的で身近に感じられる感動が味わえる作品です。父親の後を継いで社長になったチャーリーは、社員からも軽蔑されてしまうほど威厳がなく、社長としての能力も未知数ですが、実は、先代の社長よりも人間的にはいい人で、彼の人間性が物語の重要な要素になっています。しかし、人がいいから社長が務まるわけではありません。チャーリーは、景気が悪くなっている、過剰在庫を抱えているなどの問題からリストラをはじめますが、社員をクビにすれば会社は立ち直れるのか？何も出来る事はないのか？というテーマは、労働者の方、中小企業の経営者なら、かなり興味深いと思います。また、偏見からドラッグクイーンを嫌う社員が、協力しあって働いているうちに偏見を捨てるようになる姿は、偏見や差別に満ち溢れている世の中に住んでいる私たちには、大きな教訓になるかもしれません。全体的には暗くて地味な映像が多く、派手な演出の無い静かな作品ですが、人間不信に陥っている方や、仕事で悩んでいる方には、最高の感動作だと思います。

　私が以前努めていた会社の経営者は、『俺は何よりも社員の事を考えている』が口ぐせで、社員はすっかり信用していましたが、実は、とんでもない嘘つきで、自分の失敗を棚に上げて、社員の悪口ばかりいっているイヤな奴でした。信用できないと確信して辞めましたが、やめて成功だと思っています。この作品に出てくるような社長さんだったら、給料をカットされても、休みを減らされても協力しよう、会社の為に働こうという気になりますが、こんな社長さんは、なかなかいないかもしれませんね。

思いやり、優しさ、感受性

　女性が男性に何を求めているか？。女性も色々なタイプがいるので、一概には言えないと思いますが、女性以上に？女性らしいドラッグクイーンのアドバイスは、何かリアルな感じがします。無骨で野蛮なぐらいワイルドの方が男らしいと思っている方は、ショックかもしれません。

人が何を成し得たかは・・・

　『ほかの人の心に何を残したかで測るべきよ・・・』。んーー、いいセリフですね。他人から自分がどう思われているかは、死んでからでないと分らないかもしれませんが、他人が困っている時に助けてあげたり、優しくしている人は、きっと人の心に残るんでしょうね。

 

毎月しっかり副収入！会社を辞めて本業も夢じゃない
アフィリエイトをはじめるなら『Webノウハウ講座』

このサイトは、正規パートナーサイトなので
【 ギフトナンバー「w10241」 】と入力して
このサイトから申し込めば、１０％オフとお得です。

アフィリエイトで稼ぎたい方は、いますぐクリック！！