1986年アメリカ作品。監督は『ブレックファスト・クラブ』のジョン・ヒューズ
、主演は、『ドン・サバティーニ』のマシュー・ブロデリック。明るく屈託の無いキャラクターで誰からも愛される主人公が学校をエスケイプして遊びまわる一日を描いた青春コメディ映画。
80年代に絶大な人気のあったジョン・ヒューズ監督作品です。ジョン・ヒューズ監督らしく、この作品も政治色や思想など難しい要素は一切なく気軽に楽しめる娯楽作品に仕上がっているので、気分を変えたいとき、明るくハッピーな気分になりたち時にオススメです。80年代を象徴するMTVの映像、名作映画のネタ、ジョン・レノンの名言の引用、そして、フェリスたちが遊びに出かけるシカゴの町の観光名所の数々も楽しめます。凄く感動して泣けるとか、恋愛映画として感動できる作品ではありませんから、娯楽作品として気軽に楽しむタイプの作品です。
この作品を最初に観たのは学生の頃でしたが、本当に楽しめました。学校嫌いの私としては、主人公の怖いもの知らずの行動力にあこがれました。私も高校生の頃は欠席、遅刻が記録的に多かったんですが、学校を休むと家に電話がかかってきて面倒な事になるので学校を休んで丸一日遊ぶのは難しく大体半日サボるパターンでした。サボった分はきっちりツケが回って来て追試とかが大変でしたけど・・・・
こんないい日に、誰が学校へなど
今では学校をエスケイプしない人の方が少ないかもしれません。最高の天気で暖かい日は、外で遊びたくなる気持ちも分かりますし、学校の退屈な授業にガマンするのも大変だという事にも共感できます。ただし、実際にエスケイプが親にバレると大変ですよね。まぁ、楽しんだ分は後でツケが回ってきます。