画像安定装置とは?
画像安定装置とは、その名の通り、安定した画像を再現する機械で、ビデオテープなどでコレクションした古い映像をDVDなどにダビングする場合に便利な機械です。
市販されている画像安定装置の中にはスペシャル機能搭載されているモデルがあり、スペシャル機能によって正規盤DVDのコピーガードが解除されてダビングが可能になる事があります。しかし、画像安定装置を使って映画、音楽DVDを複製する事は著作権法違反になります。
画像安定装置を使うメリットは?
ビデオテープの映像を安定性の良いDVDにダビングして保存すれば、カビなどで劣化して保存に不安のあるビデオテープなどより安心して保存できるというメリットがあります。しかも、ビデオデッキからDVDレコーダーに直接つないでダビングした時よりも高画質で保存できるというメリットがあります。大事に保存しておいた貴重な映像が、ビデオテープの劣化でノイズだらけになっていたり、テープ切れで再生できなくなるなど、取り返しの付かない状況になる前にDVDに保存しておけば、いつまでも美しい映像を楽しめます。どうせダビングして保存するなら高画質で保存した方がいいですよね。
スペシャル機能とは?
ぶっちゃけた話、昔のコピーガード・キャンセラーと同じ機能が搭載されているモデルは、正規盤DVDのコピーガードを解除してしまいます。レンタルDVDを借りてきてダビングする事もできるわけですが、これは著作権法違反になるのでおすすめできません。レンタルでDVDを借りて、1週間あるからと思って油断していたら、忙しくて観る暇がなくなり、観ないで返却してしまった・・・なんてマヌケな話にならないように、とりあえずダビングして、観終わったら消去という使い方もありますが、違法コピーは絶対にやめましょう。廃盤になったDVDの価格が高騰して1万、2万という高額な価格になっていると、ダビングしたくなる人の気持ちも分りますが、大好きな映画、大好きなロックミュージシャンの映像なら、正規盤を購入するのがファンとして当たり前ですよね。
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使い方、購入方法
ビデオテープなどの映像をダビングする時に、映像出力側のビデオデッキやDVDプレイヤーから、映像入力側のDVD、ブルーレイレコーダーに映像ケーブルを接続しますが、出力側と入力側の間に画像安定装置を入れて接続します。通常の映像ケーブルでもS端子でも接続できる画像安定装置が多いので、どちらのケーブルでもOKですが、映像ケーブルが2本必要になります。音声ケーブルは、出力側と入力側に直接つないでしまえばいいので1セットでOKです。できるだけ高画質、高音質でダビングしたい方は、映像ケーブル、音声ケーブルもいいものを使った方がいいでしょう。通信販売で入手可能です。楽天市場などで探せば1万円前後で購入可能です。
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