80年代、みんな音楽が嫌いになった
1989年に結成されたアメリカ、ニューヨークのバンド、メンバーはクリス・バロン(Vo)、エリック・シャンクマン(G)、アーロン・ゴメス(Ds)、マーク・ホワイト(B)の4人組、ヴォーカルのクリス・バロンが、80年代の後半にニュージャージーからニューヨークに出てきた時にトロント出身のギタリストエリック・シャンクマンと出会い一緒に活動をはじめ、その後、ドラマーのアーロン・ゴメス、ベースストのマーク・ホワイトを引き抜き4人編成で活動をはじめます。デビューアルバムは、1991年に6曲入りのEP盤『UP
FOR GRABS・・・』ですが、一般的には、正式なスタジオレコーディングアルバム『ポケットフル・オブ・クリプトナイト』がデビューアルバムとして知られています。
『シンセや打ち込みのドラムなんてクソったれさ』という発言からも分るような、マシンに依存しすぎた80年代の音楽に抵抗するような、60年代、70年代のシンプルなロックを基本として、ファンク風の強烈なビートを加えたサウンドは、クラッシックロックのファン、マシンを使ったサウンドを嫌う新しいロック世代にも受け入れられ、ファーストアルバムは大ヒットしました。クラッシックロックとファンクの融合という音楽性から、ミクスチャーロックと見られる事も多いですが、基本的にはギターのリフを中心にしたシンプルなハードロック系サウンドなので、最近の音楽が苦手なおじさん達にもオススメです。2作目のアルバムがコケてしまってから、最近は、あまり話題になりませんが、シンセ、打ち込み無しの王道のロックアルバムをどんどん発売して欲しいですね。
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