アフリカ・ケニヤの旅
アニマル編15


(オリーブヒヒ)サバンナヒヒ
オリーブヒヒ(サバンナヒヒ)

霊長目オナガザル科ヒヒ属の大型のサル。
サバンナ、疎林帯から森林帯にかけて生息し、主に地上で生活をしている。西アフリカからエチオピアを含む東アフリカに広く分布している。東アフリカにはオリーブヒヒとキイロヒヒの2亜種がいるが、東側にはキイロヒヒが分布している。
いずれもガッシリした体格で、四肢で立っている姿を横から見ると頭から背、尻と下がっている。尾は通常根元から3分の1ほどが上に向かい、あと3分の2は垂れ下がっている。顔はほとんど無毛に見え、鼻筋は長く、鼻先は尖っていて一見犬の鼻先に似ている。目は丸く小さく、くぼんでいてその間隔は狭い。ペニスはピンク色で目立つ。メスは小柄で、オスの半分ぐらいの体重で、尻には毛がなく尻ダコが大きく露出している。
大きな群れを作り、夜は樹上か岩山の上で寝るが、日中はそこから通常1〜2kmほどの半径内の草原、疎林帯などで採食する。その時にはオスが周辺に陣取り、警戒に当たる。主に草食だが雑食でもあり、昆虫、トカゲ、鳥の卵なども食べる。採食以外はお互いに熱心に毛づくろいをすることが多い。
天敵はヒョウなど猛獣、ワニ、ニシキヘビ、大型猛禽類などに捕食される。
オリーブヒヒは体色が濃灰褐色で、体つきはがっしりしている。
オスにはたてがみがあり、尻ダコは黒い。
鼻孔は上唇より前に突出している。
ケニアでは西半分に多く見られる。
ロッジやキャンプ場の近くにもいるが、ナショナルパーク内では餌をやることが厳禁なので必ず守ってほしい。
(オリーブヒヒ)サバンナヒヒ2

見張り

ボスが行く

移動


小枝を食べる

草を食べる

寛ぐ

サバンナヒヒの群れは十頭から数十頭の群れで行動している。
ボスざるを先頭に危険がないかどうか見守りながら移動する。
群れの中心には子育て中の母子の集団がいる。
餌場につくと、オスざるが見張りをして、採食する。
(オリーブヒヒ)サバンナヒヒ

毛づくろい


子ザルを連れて移動


子どもはお腹にしがみつく


これ食べれるかな・・・

採食が終われば、大人たちは思い思いに毛づくろいを始める。
その周囲では子ザルたちが遊び始める。
あるものは親を相手に、あるものは少し冒険・・・
これも食べ物かな・・・
アフリカ・ケニヤの旅アニマル編
1.ライオン  2.ヒョウ  3.チーター  4.ハイエナ  5.セグロジャッカル 
6.ゾウ 7.シロサイ 8.クロサイ 9.カバ 10.スイギュウ
11.グランドシマウマ 12.マサイキリン 13.ロスチャイルドキリン 14.イボイノシシ 15.(オリーブヒヒ)  
16.サバンナモンキー   
 

私のお気に入り
道祖神 http://www.dososhin.com/
ケニヤに行ってみよう http://kenya.blog.shinobi.jp/

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