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アメリカン・ヒストリーX
 
American History X

●監督
トニー・ケイ

●キャスト
エドワード・ノートン
エドワード・ファーロング
エリオット・グールド

■ ストーリー ■


 カリフォルニアに住むデレクは、父が黒人に殺された事が原因で、ネオナチ的な活動をする極右翼組織のメンバーになり、白人至上主義者として知られるようになる。ある日、デレクは、彼の家を襲撃した黒人を射殺してしまい、刑務所に服役すすことになる。デレクの弟ダニーは、黒人を射殺した英雄として白人至上主義者のカリスマとなった兄を尊敬し、兄と同じように白人至上主義者としての道を歩んで行くが、刑務所での服役を終えたデレクは、自分の間違いに気づきダニーを説得するのだが・・・。

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■ レビュー ■

 

 1998年アメリカ作品。監督はトニー・ケイ、出演は、 『ファイト・クラブ』『ミニミニ大作戦』などのエドワード・ノートン、『ターミネーター2』『デトロイト・ロック・シティ』のエドワード・ファーロング、『ロング・グッドバイ』のエリオット・グールドなど。白人至上主義者の人種差別をテーマにした社会派ドラマ。

 ミニシアターで公開されるようなマイナーな作品ですが、隠れた名作、問題作としてオススメできる秀作です。一般的なアメリカの白人労働者の生活が貧しいのは、全て有色人種のせいだと考えている主人公デレクの過激な行動は、かなり衝撃的で、比較的リベラルだと言われているアメリカ西海岸でも、ネオナチの活動が活発化しているという現状には、驚かされます。主人公デレクの家庭は、白人労働者階級の一般的な家庭で、家族の愛情も描かれていますが、デレクの過激な行動によって家族の生活が破綻寸前になるなど、暴力的な行動、怒りが人間の生活を壊してしまう現実が痛々しく伝わり、差別主義や暴力的な行動が、本人だけでなく、周囲の人々を不幸にしてしまうという事を教えてくれます。ヒトラーを崇拝し、白人至上主義の活動をする主人公を演じているエドワード・ノートンは、白人至上主義に染まる前の普通の高校生から、カリスマ性のある暴力的な男まで見事に演じていて、ゾッとするほど存在感があり、弟ダニーを演じるエドワード・ファーロングも、鋭い目つきと強烈な個性で、作品の緊張感を高めています。差別主義、暴力がいかに人を不幸にするかというメッセージが込められ、かなり衝撃的で感動的な作品ですが、主人公のファッションやライフスタイルをカッコイイと感じてテーマを誤解してしまうと、危険な作品です。また、過激な描写の多い作品なので暴力的な映像が苦手な方にはオススメできません。

怒りは君を幸せにしたか?

 主人公デレクの行動の根源は怒りです。不公平な世の中に対する怒りを有色人種に向けて過激な行動をしていたデレクは、その行動の報いを受けます。怒りによる行動は、怒りの対象を傷つけるだけでなく、本人や周囲の人々まで不幸にしてしまいます。

良き友になれる日は、再び巡って来る

 誤解、あるいは過去の確執によって、今は敵として見ている人間でも、いつの日か理解し合って良き友となれる日が来るのかもしれません。生き方や価値観の違いによって反目しあう人間関係もありますが、誤解によって敵対関係になってしまう場合も多く、お互いに相手の立場に立って理解を深めれば、良き友となれる日は近くなるのかもしれません。


 

名シーン

いつ髪をのばすの?

 兄デレクの影響でネオナチのグループのメンバーになってしまったダニーは、兄のスタイルをマネしてスキンヘッドにしています。心配する母親がいつになったら髪を伸ばすのか?と尋ねますが、ダニーもタバコの吸いすぎで体調を崩している母親を心配して、母親のタバコを取り上げます。ダニーと母親の絆の強さが伝わる名場面で、過激な描写の多い作品の中で、ホッとさせてくれるシーンです。

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ガイド

今、貧しいのはアメリカ人だ

 この作品の中で、移民によってアメリカ人の職が奪われ、生活が貧しくなっているとデレクが力説する場面がありますが、これは八つ当たりです。経営者、資本家が移民を雇うのは、人件費を安くして利益を多くしたいという経営者の都合で、移民も低賃金で働かされているので、生活苦は同じです。日本でも人件費の安いアジアに工場を作って製品を作り、低価格の商品を大量販売するというシステムが一般的になり、国内の工場が閉鎖され失業者が増えて貧困層が増えてしまっています。一方で富裕層は富を独占し、貧富の差は大きくなる一方ですが、富裕層から多額の献金をもらっている政治家は、今のシステムを変える法律を作ろうとはしません。言うまでもありませんが、人種差別や暴力によっ平等や平和は得られませんし、貧困の原因は、こういう世の中の仕組みによるものです。怒りによっては何も解決できませんが、あえて怒りの対象をみつけるなら、今のシステムを作り、人間を道具のように扱う強欲な富裕層と政治家であり、貧しい有色人種では無いと思います。



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