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バベル
 
BABEL

●監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

●キャスト
ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル
役所広司
菊地凛子

●カンヌ国際映画祭監督賞受賞

■ ストーリー ■

 

 倦怠期を迎えたアメリカ人夫婦リチャードとスーザンは、お互いの絆を取り戻そうとモロッコを旅していた。しかし、二人が乗ったバスに、突然一発の銃弾が打ち込まれ、スーザンは重傷を負い、文明からかけ離れた辺境の地で危機的な状況に追い込まれてしまう。モロッコ警察は、アメリカ人を狙ったテロ事件として捜査を開始するが、スーザンを撃った弾丸は、地元の少年が遊び半分に発砲したライフルの銃弾だった・・・。

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■ レビュー ■

 

 2006年アメリカ・フランス・メキシコ合作。監督は『21グラム』などのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、出演は『セブン』のブラッド・ピット、『ベンジャミン・バトン・数奇な人生』のケイト・ブランシェット、『モーターサイクル・ダイアリー』のガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子などの日本人俳優も出演しています。モロッコを旅行中のアメリカ人を傷つけた一発の弾丸が、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本で生活する人間を結びつける衝撃のドラマ。

 ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの2大スター共演の大作として話題になった作品ですが、ビッグスター二人の演技にも負けない名演で日本の菊地凛子さんが注目された作品です。『バベル』という意味深なタイトル、ビッグスターの共演、『28グラム』などの作品で注目されていたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督を担当するなど公開前から期待されていた作品ですが、映画ファンの予想を上回る衝撃の作品になりました。『バベル』というタイトルから、様々な国でのドラマが一つのテーマでつながる物語というのは創造できましたが、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、菊地凛子らの生々しく痛々しい演技は、観る者の感情を傷つけてしまうほどの刺激があり、人々を結ぶ共通のテーマも人間の原罪を象徴しているような重さがあり、観終わった後に脱力感と疲労感を感じるほどの力作です。登場人物のそれぞれの国の現状がリアルに描かれている点に関しては、国際社会でのその国の立場や国の環境によって人間の生活が決定されてしまうような不公平も感じられますが、どの国の人間も、元々は同じ人間であり、罪に至る道は同じというコンセプトが根底にあり、人間の愚かさ、悲しさを痛感させてくれます。出演者の迫真の演技、見事な映像美、哲学的なコンセプトなど全てが素晴らしい作品で、希望のあるエンディングでまとめられていますが、全体的には唖然としてしまうほど暗い作品なので、落ち込んでいる時には観ない方がいいでしょう。また、クラブで若者が踊るシーンでは激しい点滅の映像が挿入されているので、コンディションが悪い時は絶対に避けた方がいいと思います。

 文明の中で快楽に耽り孤独な人生を送っている人間が多い国として日本が描かれているのは、ちょっとショックでした。経済的な豊かさによって、先進国らしい娯楽を楽しむ事のできる日本人ですが、物質的な豊かさに恵まれてはいるものの、精神的な充足感、人間の結びつきという意味では絶望的な国だという事を、監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが感じて日本をロケ地に選んだとしたら、その洞察力に感心すると同時に、日本人としては、やはり悲しくなってしまいます。私は、最近、東京に行く機会がほとんど無いので、この作品で描かれているような状況だという事は実感できませんし、私の住んでいる地域は、これほど酷くはありませんが、外国から見ても、日本は退廃的な国になっているのかもしれません。

音の無い世界

 菊地凛子さんが演じる千恵子が聾者という設定になっていて、千恵子の感じている世界を観客にも体感してもらう為なのか、音が消えるシーンが何箇所か挿入されていますが、全く無音になってしまった世界を体感すると、世の中から取り残されてしまったような気分になり、聾者の方の苦悩が痛いほど伝わってきます。

悪い人間じゃない、愚かな事をしただけ

 この作品の登場人物に共通しているのは、これですね。この言葉が、全ての人間の悲しい性を象徴しているような気がします。世の中悪人ばかりではありませんが、虚栄心や欲望によって愚かな事をしてしまうんですよね。そう考えれば、罪を犯した人を許そうという気持ちになれるかもしれませんが・・・。



名シーン

東京の夜景

 千恵子と父親の姿が小さくなり、町の夜景が映し出されるシーンでは、千恵子のように孤独感を感じている人間が、町の灯りの数だけいる事を暗示しているようで背筋が寒くなります。センスのいいカメラワークで映像的には美しいシーンですが、このシーンが意味しているものを考えると悲しくなります。

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ガイド

アカデミー賞にノミネート

 菊地凛子さんは、この作品でアカデミー賞にノミネートされ、全世界から注目されるようになりました。残念ならが受賞はできませんでしたが、映画史に残る名演として世界中の映画ファンの記憶に残ると思います。いやー、ビックリしました。もらい泣きしてしまいますよこれは。

 

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