２００７年日本作品。監督は『ＢＥＣＫ』の堤 幸彦
、出演は、『誰も知らない』の柳楽優弥、『シン・ゴジラ』の石原さとみ、『スウィング・ガールズ』の貫地谷しほりなど。心に傷を負った人を、現場に包帯を巻く事で癒そうとするサークルをはじめた高校生たちの友情を描いた青春映画。原作は、天童荒太さんの小説。
興行成績は散々だったようですが、超オススメの青春映画の名作です。今更ですが、文学作品というのは、私たちが漠然と感じていても、なかなか言葉に出来ない事を、作家の皆さんが私たちの代わりに、小説や詩の中で言葉にしてくれたものだと思います。この作品も、私たちが普段、漠然と感じていながらも多忙な生活の中で見逃してしまいがちな事、あえて考えないように避けているような事がぎっしりと盛り込まれています。登場人物の様々な悩みは、かなりシリアスなものもあり気分が落ち込むようなエピソードもありますが、爆笑できるユーモアが適度にに仕込まれていて、あまり深刻になり過ぎないように工夫されています。コメディの要素では、貫地谷しほりさんが大活躍、貫地谷しほりさんは、『スウィングガールズ』でも惚れっぽい女子高生を演じていますが、本作でも恋愛トラブルで笑わせてくれます。石原さとみさんが超可愛いので、アイドル的な魅力を楽しむとい意味でファンは必見でしょう。親子の問題、恋愛の悩み、失ってしまった友情などなど、登場人物の悩みはどれも人間味があり身近に感じられるものばかりなので、ほとんどの人に共感できるエピソードがあると思います。友情を描いた青春映画として楽しめるだけでなく、文学的な言葉の数々が、忘れていた、あるいは失くしてしまった大切なものを思い出させくれるような名作です。オススメの作品というより、みんなに観ていただきたい作品ですね。前向きに生きていけるきっかけになるヒントが色々と多い作品なので観ないともったいないです。 一つの映画の中に、これほど重要な言葉が多く出てくる作品も珍しいと思います。大ヒット作品ではないので知らない人も多いと思いますが、コレを観ないと人生損をしてしまいますよ。
人間生きていれば誰でも後悔する事があると思います。誰かに恋していて告白する前に、相手が誰かと結婚してしまったり、居なくなってしまって何も言えなかったり、、親とか友達に感謝しているのに素直にありがとうって言えなかったり、ケンカ別れしてしまった友達と仲直りしたいのに連絡できなかったり、そんな後悔って多分、死ぬまで足かせのように引きずっていかなければならなくて、生きていく上で重荷になってしまいます。だから、重荷を増やさないためにも、ケンカ別れしてしまった友達がいるなら、意地を張らずに連絡して謝った方がお互いの為になｒと思います。恋愛対象の場合、相手が結婚したりしている場合はトラブルの原因になるので、連絡しないほうがいいでしょうね。実は好きだったんですって言っても手遅れですから、あきらめて思い出として心の中にしまっておきましょう。ああ、素敵な人だったなぁと、時々思い出すだけなら、誰も傷つけないですみます。
ただそこにいる、それだけで誰かを傷つけたり、誰かに傷つけられたりする
自分ではどうしようもない事ってありますよね。学校や職場で別にケンカしたりイジメたりしなくても、意味もなく好かれたり嫌われたりという事もありますし、嫌いでなくても話しにくい人っていますよね。男性の場合、美人だと緊張して話せない人も多いですし、話をしないから無視されたとか嫌われているとか誤解する場合もあります。自分ではどうしようもない事は、ガマンするしかないですね。運命だと思って。
他人の痛みをホンマの意味で知る事ができたら、世界は絶対変わる
パワハラ、セクハラ、モラハラをする人は、人の痛み知らないから平気で酷い事をするんでしょうね。実際に同じ経験をしてみないと他人の気持ちを知る事はできないと思いますが、せめて、自分でツライ経験をしているなら、同じ思いを他人にさせないように配慮しながら生きていたいですね。
歩み続ける事が、自分のためだけでなく、誰かの為でもあるのなら、
人それぞれ限界があります。もうダメだと思った時は、自分が生きている事、努力している事が誰かの為になっているかどうか考えるといいかもしれませんね。自分の命が誰かの為になっていると思えれば、困難も乗り越えられるような気がします。
色々なものに邪魔をされて、それを見失ってしまうけれど
私もそうですが、人間って呆れてしまうほど忘れっぽくて、人生が変わるよう経験をしたり、素晴らしい人と出会ったり、真理の言葉を知ったりしても、日常の生活の忙しさや、ストレスで忘れてはいけない大事な事も忘れてしまいます。大事な事を見失ってしまうと、怒ったり、自分勝手な行動をしたりして悪い方向に流されてしまいす。毎日の生活で大切なものを失くしたり、見失ってしまわないように気をつけないといけませんね。
