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ポセイドン・アドベンチャー
 
The Poseidon Adventure

●監督
ロナルド・ニーム

●キャスト
ジーン・ハックマン
アーネスト・ボーグナイン
キャロル・リンレイ

■ ストーリー ■

 

 豪華客船ポセイドン号が、ニューヨークからギリシャに向かって港を出発、船の中で新年を迎えた乗客たちは、楽しい一時を過ごしていたが、地震によって大津波がおしよせポセイドン号は転覆してしまう。船に乗っていたフランク・スコット牧師は、生き残る為に、他の乗客ととも脱出できる場所を探すのだが・・・。

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■ レビュー ■

 

 1972年アメリカ作品。監督は『オデッサ・ファイル』などのロナルド・ニーム、出演は『エネミー・オブ・アメリカ』『リプレイスメント』などのジーン・ハックマンなど。地震による津波によって転覆した豪華客船ポセイドン号の乗客たちのサバイバルを描いたパニック映画。

 映画史に残るパニック映画の傑作です。転覆した巨大客船からの脱出劇というスリルを味わえる娯楽作品というだけでなく、必死に生き延びようとする人間のドラマが感動的に描かれているので、人間ドラマというジャンルでも楽しめる作品になっています。さすがに、最近の特撮技術と比べてしまうと、映像的には古さを感じますが、1970年代初頭の作品としては、かなり迫力のある映像で、迫り来る危機をスリリングに描いていて、ストーリーに引き込まれてしまいます。また、牧師と行動を共にする登場人物の女性は、スタイルがいい美人を揃えていて、ちょっとだけ色気も楽しめるという工夫もされています。そして、何より魅力的なのは、教会に反抗する攻撃的な性格の牧師、元は娼婦だった女性と結婚した警部、孫に会うのを楽しみにしている老夫婦など登場人物たちの、人間味溢れるドラマでしょう。主導権争いのような人間同士のエゴのぶつかり合いもありますが、危機的な状況下でも、他人を思いやり、他人の為に何かをしようとする登場人物の心の美しさ、夫婦の愛情の深さは、涙無しに観る事はできません。そして、70年代の多くの名作と同様に、娯楽性だけでなく、観念的、哲学的なメッセージがさりげなく含まれている点も見逃せません。映像的には古いので若い方は抵抗があるかもしれませんが、映像の古ささえガマンすれば、スリルと感動、深いメッセージを楽しめると思います。

苦しい時に神に祈らないこと

 教会に反抗して左遷されたフランク・スコット牧師が、ポセイドン号で説教をします。人間、苦しい時には、どうしても神頼みしたくなりますが、大体の場合は、他人の為の祈りではなく、自分自身の事を祈ります。この説教は、人類全体の事を考えて、利己的な事ばかり考えるなという戒めにも聞こえます。

自分のやり方で神を見いだす

 フランク牧師は、左遷されても、教会の規則にしばられず自由に行動できる事に喜びを感じています。考えてみれば、キリスト教だけでなく、他の宗教でも、教会などの団体に所属しないと道は開けないとか、幸せになれないとか説いている団体があまりにも多いような気がします。キリストやブッダの教え通りに生きる、あるいは、修行すれば、特定の団体に入らなくても真理は見つけられるかもしれません。宗教団体の政治的な都合や経済的な事情によって理不尽なルールを押し付けられる事によって、間違った道に入ってしまったのではたまりません。本来の教えから遠ざかってしまっている教会や、その他の宗教団体への皮肉のようにも聞こえるセリフです。

自分を見るようで嫌なのさ

 リーダー役を努めるフランク牧師に、警部が反抗します。警部という職業柄、部下に命令する事は多くても、人に命令される事に慣れていないらしく、牧師に命令されて激怒していますが、考えてみれば、高圧的な態度で人に命令したり偉そうな態度を取っている牧師の姿に、自分の欠点を見てイラだっているのかもしれません。犬猿の仲と呼ばれるような人間関係になっている人は、意外と似たもの同士だったりするのかもしれませんね。



名シーン

まだ足りないのか?

 何とか生き延びようとリーダー役を務めているフランク牧師が怒りを爆発させるシーン。多くの犠牲を払い、やっと目的地にたどり着いたと思ったら、また問題が・・・。フランク牧師としては、まだ試練が足りないのか?もう邪魔をするな!と、神に対して怒りをぶつけているんでしょうが、こんなに努力しているのに、大きな犠牲を払っているのに、目的に到達するには、まだ試練が続くのか?という気持ちは、私たちの人生でも同じような気がします。フランク牧師の怒りの言葉は、あまりにも試練が多く、人生に疲れてしまっている人々の気持ちを代弁しているように聞こえます。

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ガイド

リメイクされましたが・・・

 2006年にウォルフガング・ペーターゼン監督でリメイクされ、『ポセイドン』というタイトルで公開されましたが、こちらは特撮技術の進歩などによって映像的には迫力があるものの、オリジナル作品のような深遠な哲学感や人間ドラマまでは再現されていないので、ちょっとガッカリしてしまいました。オリジナル作品のような人間ドラマを描くには、利己的な人間が増えてしまった今の時代では、オリジナル作品のような人間性を描く事に無理があるのかもしれません。

 

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