2014年、日本作品。監督は、耶雲哉治。出演は、『銀魂』の早見あかり、『BECK』の向井理、『婚前特急』の石橋杏奈など。先輩に頼まれてある女性の恋人を演じる事になった高校生の視点を通して高校生の三角関係を描いた恋愛映画作品。
元ももクロZの早見あかりさん主演の恋愛映画ですが、この作品は、早見あかりさんの存在感、魅力によって成立している映画です。日本では人気アイドルを主役にした映画が多いですが、この作品での早見あかりさんの存在感の強さは、単なるアイドル映画というレベルではありません。好みもありますから、早見あかりさんのファンでなければ魅力を感じない人もいるかもしれませんが、色白で美人とにかく絵になります。勿論演技力も大事だと思いますが、悲恋のヒロインが美人だと、やはり感情移入できるというか同情できるので、それだけでも点数がアップします。片思いの恋愛映画としては予想以上の秀作で、今、片思いで悩んでいる人には共感できる要素が多い作品でしょうし、高齢になって恋愛感情なんて忘れてしまったなんていう人が観ても、若き日の恋を思い出すきっかけになるかもしれません。主人公の相原が作家という設定のせいもあると思いますが、恋愛について、友情について、人生についての哲学的なセリフも多く、人間ドラマとしても秀作です。早見あかりさんのファンを対象にしたアイドル映画と考えている人もいるかもしれませんが、先入観を持たずに観ていただきたい名作です。
ファンだから言うわけではありませんが、早見あかりさんの透明感さえ感じる色白の肌の美しさ、神々しいほどの美しい顔がこれほど映像に美しく映える作品は他に無いでしょうね。ヘタなアイドルのイメージビデオを見るより癒されます。撮影方法による技術的な面もあるのかもしれませんが、本作での早見あかりさんの映像の美しさはもう芸術の域に達しています。この作品を観ずして早見あかりを語るな!ファンは必見です。それにしても、見た目の美しさに反して乱暴な男言葉を話してデリカシーの無いキャラクターです。勿論、恋愛感情に揺れる女性らしい面も見せますが、こういうキャラクターだと男はドン引きです。ほとんどの男性は、乱暴な男言葉を使ったり、品の無い言葉遣いの女性を敬遠します。私の元嫁も、男言葉を使うタイプだったので、正直ウンザリすることがありました。女性の皆さんは気をつけた方がいいと思います。
好きな人と想いが重なる瞬間が1秒でもあれば、それは幸せ
誰か好きな人がいて、その人が全く自分に関心を持っていなかったらツライと思いますが、ほんの一瞬だけでも自分に好意を持ってくれたりしたら一生の思い出になりますね。その思い出だけで一生過ごすとなると人生長く感じるかもしれませんけど。
やっぱり恋は障害があるほうが燃えるんだね
人間って本質的にひねくれているんでしょうか?なぜか反対されたり距離が離れたり、二人の間に色々と障害があるほど恋愛感情が強くなる傾向があるみたいですね。
レベルっていうのは戦った分だけ上がる
チャレンジしないで逃げてばかりいると人間的に成長できないかもしれませんね。何事もチャレンジして経験を積めば、負けが多くても戦った分だけ成長できるはずです。
人の痛みを分かりたいと思っています
どんなにIQが高くても、成績が良くても、人の痛みを知らない、人の気持ちを察する事ができない人って人間的に尊敬できません。頭の良し悪しより、人の痛みを知り、他人に優しくできる人の方が素敵だと思います。
だって好きになっちゃたんだもん
こればかりは、誰が何と言おうとどうにもならないものですね。片思いで苦しむくらいなら忘れたほうがいいと分かっていても、友人にアドバイスされても恋愛感情だけは、なかなかコントロールできないものです。