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ジミ・ヘンドリックス
 
A Film About Jimi Hendrix, 1973
★★★★
ジミ・ヘンドリックス

●監督
ジョー・ボイド
ジョン・ヘッド
ゲイリー・ウェイス

●キャスト
ジミ・ヘンドリックス
エリック・クラプトン
ピート・タウンゼント 
ミック・ジャガー

■ ストーリー ■

 
 27歳の若さで他界した天才ギタリストのジミ・ヘンドリックスのデビュー前の活動から、エリック・クラプトン、ピート・タンゼント、ジェフ・ベックなど多くのギタリストに衝撃を与えたイギリスでのデビュー。その後の活躍などを、同世代のミュージシャンや音楽スタッフ、友人、恋人などが証言していく。

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■ レビュー ■


 1973年102分アメリカ作品。監督はジョー・ボイド、ジョン・ヘッド、ゲイリー・ウェイス。ロック史上最高のギタリストと言われるジミ・ヘンドリックスの伝記映画。彼の生前のライブ映像、インタビュー映像に加えて友人やスタッフのインタビューを交えて彼の生涯を振り返るドキュメンタリー映画。

 この作品は伝記映画なので純粋にジミ・ヘンドリックスの演奏を楽しみたい方にとっては、関係者のインタビューが長すぎると感じるかもしれませんが、彼の死後3年という時期に製作されているのでエリック・クラプトン、ピート・タウンゼントなど有名ミュージシャンの生々しい証言などによって、彼の影響力を体感できる秀逸なドキュメンタリー作品となっています。ドキュメンタリー作品の割にはライブ映像も多く。まだジミ・ヘンドリックスを良く知らない方にとってもダイジェスト版としてオススメできる作品です。ロックファンには絶対に見逃せない作品だと思いますが、ロックファン意外でも、ジミ・ヘンドリックスの言葉には哲学的で物事の真理を見抜いた興味深い言葉が多いので、かなり啓発的な魅力のある作品として楽しめると思います。ちょっと残念なのは、ジミの元彼女のフェイン・プリジョンや、友人のアレン兄弟の傲慢な態度。ピート・タウンゼントやエリック・クラプトンでさえジミに対して敬意を持ってインタビューに応えているのに、『まぁ、俺の方が大物だけどな!』とでも言わんばかりの態度の悪さ、日本人の私が聞いても分かるような品の無い英語もイライラさせられます。こんな勘違い人間がジミの身近にいたのかと思うと、ホント気の毒になります。ほとんどの関係者やミュージシャンがジミに対して好意的な見解をしめしていますが、ローリング・ストーンズのヴォーカリストのミック・ジャガーだけがまともに視線を合わせず消極的な態度でインタビューに応じていますが、実はコレ。ジミ・ヘンドリックスとミック・ジャガーが不仲だったせいです。ジミはブライアン・ジョーンズと仲が良かったらしく、ブライアン仲の悪かったミックを嫌っていたようです。ミックも困ったでしょうね。この作品を楽しんでいるのはクラッシックロックのファンが多いと思いますが、若いロックファンやギタリストにも是非観ていただきたい作品です。単に速く弾けるだけでなく、心の奥底から溢れてくるメロディを情感豊かに表現するプレイ、マネのできないブルースフィーリングなど、ギタリストなら必ず学べるものがあるはずです。これを言ったらおしまいですが、分かる人には分かります。ロックが嫌いな人にはオススメしません。

 この映画は日本未公開作品で、後にDVDで鑑賞することができるようになりますが、映画が公開された頃には、アナログ盤2枚組みのサウンドドラックが発売されていました。当時は、私もサントラというよりライブ盤として楽しんでいたのを覚えていますが、この映画で使用されなかったインタビュー音源なども収録さていて、現在DVDで発売されているスペシャルエディッションのジャケットは、このアナログ盤のジャケットをそのまま使っています。DVDで発売された映画を鑑賞して『汽笛の響き』に改めて衝撃を受けて音源を捜しましたが見つからず、アナログ盤で発売されていたサウンドトラックアルバム『天才ジミ・ヘンドリックスの生涯』を探してアナログプレイヤーを買い何度も何度も聴き続けました。ジミ・ヘンドリックスならではのブルースフィーリング、アコースティックの12弦で弾いているのに、エレクトリックギターでのようなフレーズを織り交ぜたりする即興演奏は全てが美しく何度聴いても飽きませんでした。この作品の楽しみ方は人それぞれ色々な楽しみがあると思いますが、この作品のDVDを入手して一番嬉しかったのは、アナログ盤に針を落とさずにリモコンでこの曲を聴けるようになったことでした。

デタラメを信じる人間が多すぎる。世界自体がガセだ

 人の噂話、政府、政治家、企業の発言などを信用していると酷い目にあう事がありますね。今の世の中に本当に信じられる事などほとんど無いような気がします。ジミもそんなガセネタに満ちた世の中に不信感を持っていたんでしょうね。

神、エホバへの称賛を勝ち取るために

 リトル・リチャードの発言ですが、有名になって人々に幸せを与えられる人間は神に選ばれた人間なのかもしれませんね。あるいは神の偉大さを人間に感じさせる為に存在しているのかもしれません。

彼は喜びと愛を撒き散らした

 ミュージシャンでなくても、喜びと愛を他の人たちに撒き散らせるような人だったら最高でしょうね。そんな人の音楽だからこそ愛され続けるのかもしれません。

命に興味がなくて、肉体を脱ぎ捨てたがってた

 当然の事ながら私達は自分の肉体の限界の中で生きています。もしかしたら、ジミは、肉体的な限界から解き放たれた世界に興味を持っていたのかもしれません。彼の名曲『リトル・ウイング』にもそんな感性が感じられます。

 

 



やり直す、もう1度だ

 この映画で個人的に一番衝撃的だったのは、12弦ギターで演奏する『汽笛の響き』の名演。もうこの名演を観るためだけでも、この作品は価値があると思います。

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DVDは通常版とスペシャルエディションが発売。サントラはLPのみ

 この作品のDVDには2枚組みのスペシャルエディションが発売されています。ファンの方には、スペシャルエディションが絶対にオススメです。サウンドトラック盤はなぜかCD化されておらず、中古アナログ盤のみで入手可能です。このアルバムの国内盤には、映画の中で使用されていないインタビューの日本語訳などもありライヴ音源としてだけでなく。貴重な資料としても価値のあるアルバムです。純粋にジミ・ヘンドリックスのライブ映像を楽しみたい方は、ワイト島ライヴ、ウッドストックなどのDVDがオススメです。収録曲は以下の通りです。


1. Rock Me Baby
2. Wild Thing
3. Machine Gun
4. Johnny B. Goode
5. Hey、Joe
6. Purple Haze
7. Like a Rolling Stone
8. The Star−Spangled Banner (星条旗よ永遠なれ)
9. Machine Gun
10. Hear My Train A'Comin
11. Red House
12. In From the Storm

 

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