アフリカ・ケニヤの旅
アニマル編16


サバンナモンキー
サバンナモンキー

霊長目オナガザル科の中型のサルの仲間。
中部アフリカとナミビアなどを除いて、サハラ以南に広く分布する。サバンナの中の疎林、川辺林やその周辺には必ずいる。
分布域が広範囲だけに、体色、顔の色、頬など地域差が多く、21亜種に分ける説もある。体形はすらっとしていて、前肢と後肢がほぼ同じ長さで、尾は体長よりもやや長い。顔や手足の皮膚は黒く、さらにその黒い顔を白い毛が額から頬にかけて囲んでいる。体毛は灰緑色から灰褐色で尾と四肢は灰色で、その先端は黒い。腹と尻は白く、赤と青の陰部を目立たせている。
日中に行動し、樹上でも地上でも採食し、木の葉、果実、花などのほか、昆虫、トカゲ、鳥などの卵なども食べる。水への依存度は高い。
夜は樹上で寝る。ヒョウやヒヒ、ワニ、ニシキヘビなどに捕食される。
通常、母系集団からなる複雄群だが、時には集まって数十頭になることもある。優位のオスはそっくり返り、白、赤、青の下腹部を誇示する。繁殖は特定の季節がない。妊娠期間は約140日。
ロッジやキャンプ場には必ずいて、餌をねだるが餌やりは厳禁である。
サバンナモンキー2

見張る




毛づくろい

憩う

逃げる
サバンナモンキーはサバンナのいたるところに出没する。
ロッジやキャンプ場は常連さんである。
朝早くにはおこぼれを頂戴しようと群れでロッジを取り囲む。
子ザルを連れて、餌をねだるので、注意、注意。
サバンナモンキー

親と子








子ザル
アフリカに行った頃がちょうど繁殖期、どの群れにもたくさんの子ザルがいた。
ほとんどの子ザルはまだまだ母親から離れず、母親の胸に抱かれて移動。
採食時間後、フリータイムともなると母親から離れ冒険する。
あちらこちらで、子供の遊ぶ声が響く・・・
アフリカ・ケニヤの旅アニマル編
1.ライオン  2.ヒョウ  3.チーター  4.ハイエナ  5.セグロジャッカル 
6.ゾウ 7.シロサイ 8.クロサイ 9.カバ 10.スイギュウ
11.グランドシマウマ 12.マサイキリン 13.ロスチャイルドキリン 14.イボイノシシ 15.サバンナヒヒ  
16.サバンナモンキー 17.シママングース  

私のお気に入り
道祖神 http://www.dososhin.com/
ケニヤに行ってみよう http://kenya.blog.shinobi.jp/

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