DVD 購入ガイド
◆AVシステム◆
●監督・キャスト●
●ジャンル別● ドラマ コメディー 恋愛 青春・学園 アニメ・CG アクション ミステリー・ホラー 犯罪・サスペンス SF・ファンタジー 実話・伝記 ミュージカル・音楽 戦争・西部劇 クラシックス ●特集● ロックを楽しむ 元気になれる アーティストの方へ 可愛い女 男の生き方 コンピューター 泣ける 宗教、哲学 科学・SF スポーツ ロードムービー 人生相談? 友情 サウンドトラック
◆ショップ◆
激安 CDが105円から
●監督 山田洋次 ●キャスト 渥美清 倍賞千恵子 桃井かおり 布施明 湯原昌幸
●監督 山田洋次
●キャスト 渥美清 倍賞千恵子 桃井かおり 布施明 湯原昌幸
寅さんは北海道に一人旅に来ていたひとみという娘と知り合いになり、結婚の悩みを打ち明けられる。 ひとみは、田園調布に住むお金持ちのお嬢様だったが、愛情の感じられない結婚に疑問を持っていた。寅さんと別れて東京に戻ったひとみは、結婚式の当日に、式場から逃げ出して、寅さんに会う為に、とらやに逃げ込んでしまう。 映画見るなら ⇒スカパー!おまかせプラン
寅さんは北海道に一人旅に来ていたひとみという娘と知り合いになり、結婚の悩みを打ち明けられる。 ひとみは、田園調布に住むお金持ちのお嬢様だったが、愛情の感じられない結婚に疑問を持っていた。寅さんと別れて東京に戻ったひとみは、結婚式の当日に、式場から逃げ出して、寅さんに会う為に、とらやに逃げ込んでしまう。
映画見るなら ⇒スカパー!おまかせプラン
■ レビュー ■
1979年日本映画。監督は『学校』『息子』『幸福の黄色いハンカチ』の山田洋次。出演は、渥美清、倍賞千恵子、桃井かおり、布施明など。後に日本を代表する長寿シリーズとなる『男はつらいよ』の23作目。 この作品の前後に、『幸福の黄色いハンカチ』『もう頬づえはつかない』『神様のくれた赤ん坊』などに出演し人気絶頂だった桃井かおりと、『シクラメンのかほり』『君は薔薇より美しい』などの大ヒット曲で知られる歌手の布施明が出演。結婚直前に逃げ出した花嫁が、別れた相手との愛を育んでいくというアイディアは面白いですし、桃井かおりは、自分の個性を生かしたキャラクターを自然に演じていて、布施明は、本業が歌手の割には、合格点と言える演技で、クライマックスシーンでは、ミュージシャンならではのギターと歌を披露してくれています。桃井かおりと布施明のファンの方なら観る価値ありですが、桃井かおりのキャラクターは、どう見ても田園調布のお嬢様には見えませんし、とらやの団らんに合わないキャラクターなので、『男はつらいよ』シリーズの楽しみの一つである、とらやのメンバーでの爆笑シーンも少なくなっていて、桃井かおりの個性の強さが裏目に出たような仕上がりになっているのが残念です。 私は、この作品が公開された頃、桃井かおりの大ファンだったので、楽しみにしていましたが、ほとんど記憶に残らない作品でした。中年になってから観ても、失望感は変わりません。むしろ、中途半端な印象が、更に強くなってしまいます。主人公が、経済的な豊かさよりも精神的な満足感を求めて、家を飛び出すという物語は、反ブルジョワ的な価値観も感じられますが、肉体労働をして汚いアパートに住み、カップヌードルを食べれば、労働者の気持ちが分るという安易な発想には共感できませんし、裕福な親の支援を一切受けないという毅然とした態度も感じられないので、お金持ちのお坊ちゃま、お嬢様のママゴトのような雰囲気から抜け出せていません。下層階級の労働者は、もっとツライ生活をしているので、この作品を観て腹を立てる人もいるかもしれません。 違う幸せが欲しいの 経済的な豊かさを取るか、本物の愛情を取るか?というテーマには目新しさはありませんが、二者択一だと、経済的な豊かさを選ぶ人も多いのかもしれません。どっちも得られないのが一番ツライと思いますが・・・。 自分の事しか考えていなかったんです。 シリーズの中では、評判の悪い作品ですが、主人公のひとみが、自分の自己中心的な考え方に気付き反省するシーンは、自分の事ばかり考えて、他人の事を考えなくなってしまいがちな人間に強烈なメッセージを与えてくれます。自分の幸せを追求するのもいいですが、誰かのために生きるという生き方が、一番人間らしいのかもしれません。
1979年日本映画。監督は『学校』『息子』『幸福の黄色いハンカチ』の山田洋次。出演は、渥美清、倍賞千恵子、桃井かおり、布施明など。後に日本を代表する長寿シリーズとなる『男はつらいよ』の23作目。
この作品の前後に、『幸福の黄色いハンカチ』『もう頬づえはつかない』『神様のくれた赤ん坊』などに出演し人気絶頂だった桃井かおりと、『シクラメンのかほり』『君は薔薇より美しい』などの大ヒット曲で知られる歌手の布施明が出演。結婚直前に逃げ出した花嫁が、別れた相手との愛を育んでいくというアイディアは面白いですし、桃井かおりは、自分の個性を生かしたキャラクターを自然に演じていて、布施明は、本業が歌手の割には、合格点と言える演技で、クライマックスシーンでは、ミュージシャンならではのギターと歌を披露してくれています。桃井かおりと布施明のファンの方なら観る価値ありですが、桃井かおりのキャラクターは、どう見ても田園調布のお嬢様には見えませんし、とらやの団らんに合わないキャラクターなので、『男はつらいよ』シリーズの楽しみの一つである、とらやのメンバーでの爆笑シーンも少なくなっていて、桃井かおりの個性の強さが裏目に出たような仕上がりになっているのが残念です。
私は、この作品が公開された頃、桃井かおりの大ファンだったので、楽しみにしていましたが、ほとんど記憶に残らない作品でした。中年になってから観ても、失望感は変わりません。むしろ、中途半端な印象が、更に強くなってしまいます。主人公が、経済的な豊かさよりも精神的な満足感を求めて、家を飛び出すという物語は、反ブルジョワ的な価値観も感じられますが、肉体労働をして汚いアパートに住み、カップヌードルを食べれば、労働者の気持ちが分るという安易な発想には共感できませんし、裕福な親の支援を一切受けないという毅然とした態度も感じられないので、お金持ちのお坊ちゃま、お嬢様のママゴトのような雰囲気から抜け出せていません。下層階級の労働者は、もっとツライ生活をしているので、この作品を観て腹を立てる人もいるかもしれません。
違う幸せが欲しいの
経済的な豊かさを取るか、本物の愛情を取るか?というテーマには目新しさはありませんが、二者択一だと、経済的な豊かさを選ぶ人も多いのかもしれません。どっちも得られないのが一番ツライと思いますが・・・。
自分の事しか考えていなかったんです。
シリーズの中では、評判の悪い作品ですが、主人公のひとみが、自分の自己中心的な考え方に気付き反省するシーンは、自分の事ばかり考えて、他人の事を考えなくなってしまいがちな人間に強烈なメッセージを与えてくれます。自分の幸せを追求するのもいいですが、誰かのために生きるという生き方が、一番人間らしいのかもしれません。
僕は、話が苦手だから 邦夫が結婚式でアコースティックギターの弾き語りをするシーンが、最大の見せ場です。ちょっとチューニングが狂った状態での弾き語りが、庶民的で感動的です。 画像安定装置でダビング成功!
僕は、話が苦手だから
邦夫が結婚式でアコースティックギターの弾き語りをするシーンが、最大の見せ場です。ちょっとチューニングが狂った状態での弾き語りが、庶民的で感動的です。
画像安定装置でダビング成功!
湯原昌幸 この作品が公開された頃、テレビを中心にコメディアンとして活躍していた湯原昌幸も出演しています。桃井かおり演じるひとみを襲って、後々、寅さんにゆすられる旅館の若旦那役ですが、出演時間が短いものの、抜群の存在感で笑わせてくれます。 宅配DVDレンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】 ☆月額2,079円でDVD&CDが借り放題!!☆ ★無料お試しキャンペーン実施中!!★
湯原昌幸 この作品が公開された頃、テレビを中心にコメディアンとして活躍していた湯原昌幸も出演しています。桃井かおり演じるひとみを襲って、後々、寅さんにゆすられる旅館の若旦那役ですが、出演時間が短いものの、抜群の存在感で笑わせてくれます。
宅配DVDレンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】 ☆月額2,079円でDVD&CDが借り放題!!☆ ★無料お試しキャンペーン実施中!!★