１９８０年、原子力攻撃空母ニミッツは、突然、謎の嵐に遭遇し、緑色の光に飲み込まれてしまう。激しい苦痛をともなう嵐の後、静けさを取り戻したニミッツだったが、本部との交信が途絶え、世界中に戒厳令が敷かれたような通信を傍受する。ニミッツの乗員たちは、第３次世界大戦の勃発かと緊張するが、空母ニミッツは、１９４１年にタイムスリップしていた・・・。

 画像安定装置でダビング成功！

 

　１９８０年アメリカ作品。監督は『新・猿の惑星』などのドン・テイラー、出演は『スパルタカス』などのカーク・ダグラス、『ウォール街』『地獄の黙示録』などのマーティン・シーン、『さすらいの航海』『明日に向かって撃て！』などのキャサリン・ロス。現代から、真珠湾攻撃直前の１９４１年にタイム・スリップしてしまったアメリカの原子力攻撃空母ニミッツを描いたＳＦ作品。

　今となっては、信憑性にかけるという事で都市伝説の一つと言われているフィラデルフィア計画からヒントを得て作られた作品のようですが、この作品では、偶発的に謎の嵐に巻き込まれた事によってタイムスリップするという設定になっていて、アメリカ海軍の実験としては描かれてはいません。最大の見所としては、近代的な兵器を搭載した空母が、１９４１年の日本軍のゼロ戦と交戦、真珠湾攻撃を防ぎ歴史を変えるのか？というテーマと、本物の原子力空母ニミッツ、戦闘機Ｆ-１４トムキャットなどを使って撮影されたリアルな映像でしょう。特に戦闘機の離発着や、ドッグファイトの迫力の映像は、戦闘機マニアにとっては、たまらない魅力だと思います。ストーリー的には、タイムパラドックスを考慮したストーリーで、本格的なＳＦ戦争映画というわけでは無いので、奇想天外のストーリーや、リアルな戦争映画を期待すると裏切られます。また、偶発的にタイムスリップしたという展開なので、フィラデルフィア計画に興味のある方にとっては、少々物足りないストーリーかもしれません。

宇宙にはまだ謎がある

　まだ現代の科学では解明できない謎が多く存在しています。神秘的な現象やＵＦＯなどに関して、科学者は否定的ですが、まだ解明できていない、立証できないというだけなのかもしれません。この作品のタイムとリップに関しても、理論上は可能だというアインシュタイン博士の言葉も引用されていて、時空を超えた旅への可能性に期待してしまいます。

ゼロ戦とＦ１４トムキャットのドッグファイト

　１９４１年のゼロ戦と１９８０年のＦ１４トムキャットの戦闘シーン。ゼロ戦はもちろんレプリカでしょうが、かなりリアルな映像で驚かされます。この迫力のドッグファイトのシーンが、後に『トップガン』などの映像のお手本になっているのかもしれません。

宅配DVDレンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】
☆月額2,079円でＤＶＤ＆ＣＤが借り放題!!☆
★無料お試しキャンペーン実施中!!★

 

フィラデルフィア計画

　今となっては、信憑性にかけるという事で、都市伝説の一つと言われているフィラデルフィア計画ですが、この作品の他にも、『フィラデルフィア・エクスペリメント』などの作品で取り上げられ、ＳＦファン、ミステリーファンにとっては興味深い事件として人気があるようです。フィラデルフィア計画とは、第２次世界大戦中にアメリカが行った軍事実験で、磁場発生装置テスラコイルを使って、空母全体を敵のレーダーに感知されないようにしてしまおうという試みだったようですが、予想通りにレーダーから消えただけではなく、空母本体が本当に消えてしまい、なんと２５００km以上も離れた場所に瞬間移動してしまったというミステリアスな事件として知られています。しかも、瞬間移動の後に、元の場所に戻った空母の中は、船員が発狂したり、甲板や壁に人間が溶け込んだりと地獄絵図の様相だったという恐ろしい現象があったそうです。こういった様子については、『フィラデルフィア・エクスペリメント』の中でも描かれていますが、あまりにも恐ろしい事態を起こしてしまった為、アメリカ海軍が極秘実験を隠蔽したのではないかとも言われています。実際に起きた事件なのかどうかの真偽を知る術はありませんが、磁場発生装置テスラコイルを使って時空を超えるというテーマは興味深く、ＳＦファンの間で人気のあるテーマというのもうなずけるような気がします。

ＤＶＤ 購入ガイド

映画見るなら　⇒スカパー！おまかせプラン

 

毎月しっかり副収入！会社を辞めて本業も夢じゃない
アフィリエイトをはじめるなら『Webノウハウ講座』

このサイトは、正規パートナーサイトなので
【 ギフトナンバー「w10241」 】と入力して
このサイトから申し込めば、１０％オフとお得です。

アフィリエイトで稼ぎたい方は、いますぐクリック！！