アメリカの富の半分は・・・
『アメリカ合衆国の富の半分、約5兆ドルは、1%の人間が所有している』『国民の9割は、何の財産も持っていない』、こんな現状には、正直言ってショックを受けましたが、この作品は80年代が舞台になっているので、近年は、さらに大きな格差がある世の中になっているはずです。日本では、ここまで極端な差は無いと思いますが、格差社会と呼ばれるようになってから、貧富の差が広がり、アメリカの状況に近づいているのかもしれません。これが資本主義の現状なのでしょうか?
会社の乗っ取りの正否
この映画の中で、投資化が会社を買収して経営再建を図る場面がありますが、投資家ばかりが悪いわけではなく、放漫経営で会社の業績を悪化させている経営陣の責任も描かれています。日本でもITバブルの時期に、IT企業がラジオ、テレビなどの放送局の買収に乗り出した事がありますが、その時も、実質的に会社の経営に携わっていない高給取りの役員が何十人も存在する事が明らかになりました。こうなると、会社の運営能力のある人間が、会社の運営に乗り出し、健全化を計るのも仕方がないような気もしますが、どっちにしても、現場で働く人間が安い給料で搾取され、リストラの対象となるのは同じかもしれません。
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