2013年日本映画。監督は『くちびるに歌を』の三木孝浩
、出演は、松本潤、『スウィングガールズ』の上野樹里、『くちびるに歌を』の葵わかな、『ボックス!』の谷村美月など。越谷オサムさん原作の恋愛小説を映画化したラブファンタジー作品。
正統派の恋愛映画かと思いきや、ひねりが効いたファンタジー作品で恋愛映画としても、現実離れした夢物語としても楽しめる明るい作品になっています。主人がモテない鈍感男子という設定なのでコメディ色も強く終始明るく笑える作品になっている事にもl好感が持てます。主演二人のファンの方は勿論、猫が好きな方、コメディ映画、恋愛映画の好きな方には絶対にオススメの作品です。また、『くちびるに歌を』にも出演している葵わかなさんの鮮烈な存在感も特別な魅力になっています。存在そのものが不安定で、ちょっと目を離すと消えてしまいそうな透明感があり純粋、無垢なキャラクターは、この映画に出演する為に生まれてきたんじゃないかと思うほどの適役だと思います。感動して号泣するような恋愛映画ではありませんが、観終わった後に幸福感に満たされる名作なので、今、恋愛に悩んでいる人や、出会いもなくモテないと感じている人にも前向きなヒントが得られると思います。主人公二人のデートシーンやイチャイチャするシーンが多いので、失恋したばかりの人は、気分が落ち着くまで観ないほうがいいでしょう。
恋愛に関して色々と学べる作品なので、まだ恋人の居ない人、結婚していない人には色々と恋愛に関して参考になる作品です。主人公の奥田浩介もモテないキャラとして登場しますが、彼の上司も同じです。奥田に関しては奥手で行動力、決断力がなく、オタク気味の生活を送っているので積極的な女性が現れるまで彼女いない歴が長いという設定、一方上司の方は、ガツガツしすぎている上にデリカシーが無く周囲がドン引き。私も同じですが、このようなキャラクターに共通点があると感じる人は、自分を変えていきましょう。参考までにですが、私は20代の頃全くモテなかったので、30歳になった頃に結婚をあきらめて東京から地方に引越して転職し、趣味に生きようと心に決めましたが、恋人なんかいらないと開き直ったら、相手がみつかり1年後に結婚してしまいました。その後、色々あって離婚してしまいましたが、結局、何かを強く欲しがっていたりすると、手に入りにくくなってしまって、いらない!と放棄したり開き直ったりする手に入ったりする事も多いようなきがします。この映画の登場人物の奥田の上司みたいにガツガツしていると、下心丸出しで周囲の人が引くのも当然でしょう。 色々と勉強になる映画でした。
私結婚する事になりました。遅いですよ
モタモタしているうちに、好きな人が他の人と結婚してしまうとか、よくあります。男性がハッキリしないと、女性は驚くほどあっさりと結婚してしまいます。こんなケースを何度も見ているので、友人には、手遅れにならないように早めにアプローチするようにすすめていましたが、今まさに、自分が置いていかれる立場になってしまいました。つまり、手遅れ、遅いんです。
自分じゃどうにもならねぇ時だってあんだよ
異性のいない職場にいるなら転職するとか、自分で環境を変えるという手段もありますし、新天地に引越ししまうという思い切った方法もあるかもしれませんが、愛する人に出会えるかどうかは、自分の力ではどうにもならないかもしれませんね。
本当に好きな人にそばにいてもらえないと意味ないよ
100人に愛されても一番好きな人がそばにいなければ虚しいだけでしょう。一番大切な人を見つけたら絶対に離さないようしましょう。
偶然なんてないよ
恋愛に限らず人とのつながりとか、自分の人生に起こる事件とかは必然であって、偶然に起きる事なんてないのかもしれません。長い間連絡が取れなかった友達に20年ぶりで再会するなんて事が本当にあります。必要な時に必要な人が周囲にいてくれるのかも。
会えなかった分一緒にいて
愛しているのに長い間会えなかったり、結婚できなかったりしたら、会えなかった分を取り返す為にもできるだけ一緒にいたいですよね。愛する人と一緒にいる時間は、人生で一番素晴らしい時間だと思います。多分、人間にとっての一番の幸福は、幸福を分かち合う人がそばにいる事でしょう。