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恋のゆくえ・ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
 
The Fabulous Baker Boys

●監督
スティーヴ・クローヴス

●キャスト
ミシェル・ファイファー

ジェフ・ブリッジス
ボー・ブリッジス

■ ストーリー ■


 ジャックとフランクは、兄弟でピアノ・デュオを組み、クラブやホテルでの演奏で生活していたが、ヴォーカル無しのピアノ・デュオには仕事が少なくなり、女性ヴォーカリストを加えて建て直しを計る。40人近くのヴォーカルをオーディションし、スージーというヴォーカリストが参加してからは、仕事も増えて順調に稼げるようになったが、弟のジャックは、ジャズピアニストとしての自分の才能を生かせない仕事に疑問を持ち、こっそりと一人きりでジャズクラブへ出演していた・・・。


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■ レビュー ■


 1989年アメリカ作品。監督はスティーヴ・クローヴス 、出演は、『スカーフェイス』『アイ・アム・サム』のミシェル・ファイファー、『シービスケット』『光の旅人・K−PAX』のジェフ・ブリッジス、『ザ・エージェント』のボー・ブリッジスなど。自分の才能を生かせない仕事をしているピアニストの恋愛と兄弟愛を描いた人間ドラマ。

 恋愛映画として、兄弟愛を描いた人間ドラマとして、また音楽映画としても楽しめる秀作です。ジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジスの兄弟が共演、ヴォーカリストとして紅一点のミシェル・ファイファーのヴォーカルが話題になった作品です。ブリッジス兄弟のキャラクターは、それぞれの個性を生かした配役で、本物の兄弟だけあって息の合った演技で楽しませてくれますし、ミシェル・ファイファーの歌のうまさには本当に驚かされます。この作品の主役はジェフ・ブリッジス演じる弟のジャックです。邦題では恋愛映画としてのイメージを強めるために『恋のゆくえ』というタイトルが付けられていますが、ジャックの恋愛よりも、彼のピアニストととしての生き方がメインテーマで、金の為に妥協してポピュラーな音楽をプレイするか、自分の才能を最大限に生かせる音楽をプレイするかという葛藤が痛々しく伝わります。ミュージシャンを目指している方なら一度は直面する問題なので、ミュージシャン、あるいはアーティストを目指している方には共感を持って楽しめる作品だと思います。そして、ミシェル・ファイファー自身が本当に歌うステージシーンはジャズファン、音楽ファンには、かなり楽しめるパフォーマンスで、随所に気の効いたユーモアが散りばめられているので見所満載で楽しめる作品だと思います。恋愛に関してはクセのある二人の恋愛なので純愛というパターンではありませんが、クールなセリフ、ブラックジョークでの二人の会話など、ジャズが似合う大人の恋愛を楽しめます。

 主人公のジャックのキャラクターが本当に魅力的です。天才的な才能を持ちながらも金の為にポピュラーな音楽を演奏しなければならない心の葛藤に苦しみ、クールでひねくれ者ですが、近所の子供にも好かれるやさしい男であり、ペットの犬にも人間同様に愛情を注いでいます。感情表現が下手で愛する人にも素直に愛情表現ができず、傷つけてしまいますが、クールに装っているだけで本当はピュアな感性の持ち主。男なら共感できる人も多いと思いますし、女性にとっても魅力的だと思います。そして、自分の才能を発揮できない音楽で無駄にしたくないと悩む姿は、ミュージシャンやアーティストにとっては他人事ではないでしょう。ミュージシャン、アーティストの方には絶対オススメです。

 

苦しい時に、これで傷を癒せ

 ジャックとフランクがデビューした日に、店のマスターがボトルを二人にプレゼント。この記念のボトルを思い出の品として大事に取って置き、心の支えにしている二人。物でなく思い出でもいいんですが、写真や手紙、何かの記念品など心の支えになる物があるのは心強いですね。

これ以上、自分をだませない

 自分の好きな音楽やアートでプロになれるなら一番いいんですが、音楽でもアートでも一般大衆に受け入れられるものでなければ、プロとして生活するのは難しいですね。妥協して嫌いな物をプレイしたり創作したりするなら、アマチュアでもいいから納得のいく道を歩んだほうがいいのかもしれません。自分をだまし続けると後悔しか残らないような気がします。


ツイてない日だったの

 兄と大ゲンカして徹夜で帰ってきたジャックは、近所の女の子に八つ当たりして怒鳴りつけてしまいます。謝ろうとしたジャックに対して、女の子が理解を示します。素直に謝ろうとするジャックも、大人の気まぐれを許す女の子にも感心してしまいます。ステージシーンも見所満載ですが、このシーンが一番印象に残ります。



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ジャズファンには、サントラもおすすめ

 ミシェル・ファイファーのヴォーカルは凄いですね。この映画のサウンドトラックは、映画音楽のファンの間でも有名なデイヴ・グルーシンが担当しています。ミシェル・ファイファーのヴォーカルトラックも2曲収録されているサントラは、高い評価を得ていてサントラだけでも十分に価値あり!私もすぐに購入しました。ジャズファンには特にオススメです。

  

 

 


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