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真夜中のカウボーイ
 
Midnight Cowboy

●監督
ジョン・シュレンジャー

●キャスト
ダスティン・ホフマン
ジョン・ボイト

●アカデミー賞作品賞受賞

■ ストーリー ■

 
 テキサスに住むジョーは、田舎暮らしに見切りをつけ、金持ち相手のジゴロで身を立てようとニューヨークにやってくる。カウボーイルックのファッションで、裕福な中年女性に声をかけるが、逆にカモにされてしまい、なかなか思い通りにはいかなかった。そんな時、ジョーはスラム街に住むラッツォという男に出会い、手数料を払ってマネージャーを紹介してもらうのだが、詐欺だと分りジョーは、ラッツォを捕まえて金を取り返そうとする。しかし、都会で負け犬生活をしているラッツォは、すでに金を使ってしまい。金の無い二人は、ラッツォの住む廃墟ビルで共同生活を始めるのだが・・・。


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■ レビュー ■


 1969年アメリカ作品。監督は『マラソン・マン』のジョン・シュレンジャー、出演は、『チャンプ』のジョン・ボイト、『卒業』のダスティン・ホフマンなど。殺伐とした大都会の生活に翻弄される二人の男の友情を描いたアメリカン・ニューシネマの代表作。

 『イージー・ライダー』『いちご白書』などと並んでアメリカン・ニューシネマの傑作として有名な作品で、アカデミー賞作品賞を受賞した名作です。アメリカ南部の保守的な人間に葬られてしまう『イージー・ライダー』、体制暴力に屈してしまう『いちご白書』などに比べると、反体制的なニュアンスは弱いものの、逆に、現代社会全体に蔓延する利己主義、排他主義によって居場所を無くしていく主人公の姿は、他人事ではなく、身近に感じられるリアリティがあります。ある意味では、J・D・サリンジャーの有名な小説『ライ麦畑でつかまえて』の主人公と似ている部分もあり、現代社会で居場所を見つけられないと感じている人にとっては、共感できる要素が多い作品だと思います。通りで倒れている人がいても、見てみぬ振りの都会の人間の姿などは、人間性の失われた都会に対する批判も感じられますが、ジョーの過去の記憶として挿入されている映像には、田舎での複雑な人間関係や、田舎ならではの醜悪な人間性なども感じられ、人間性が失われているのは、都会だけでは無いという事を示唆し、都会でも田舎でも、繊細な感性で、正直な人間は居場所を見つけられないという残酷な現実が描かれています。主人公のジョーは、田舎者丸出しのカウボーイファッションで、世間知らずなキャラクターで、殺伐とした都会生活に戸惑う姿が笑えますが、彼の滑稽なほどの純真さが、人間本来の善良さを象徴しているのかもしれません。また、ずる賢く立ち回るラッツォも、悪事に徹しきれずに負け犬になってしまう悲哀が感じられ、憎めないキャラクターになっています。ただし、現代社会の残酷なリアリズムと、友情を描いた作品なので、純愛などの要素は無く、派手なエンターテイメントを楽しめる作品ではありません。また、他のアメリカン・ニューシネマの傑作と同様に、徹底したリアリズムを追及しているので、観終わった後に、楽しい気分になれる作品では無いので、気分が落ち込んでいるときには観ない方がいいでしょう。

 かなり気分の落ち込む作品なので、観るタイミングを考えないと鑑賞できないのが難点ですが、この作品は、人間関係の基礎、友情について深い感動を与えてくれる作品なので、どうしても外せません。ジゴロになろうという発想はいただけませんが、ラッツォに騙されたにも関わらず、すぐに赦して友達になってしまうジョーのお人よしぶりは、子供のような純真さが感じられ、ホッとさせられます。私たちも、子供に頃は、近所に住んでいるというだけで、すぐに仲良くなって友達になったものですが、大人になると、趣味や人生観などが同じ人間としか友達になれなくなってしまいます。趣味や価値観が違っても、相手を受け入れる広い心さえあれば、誰とでも友達になれるのかもしれません。そんな事を感じさせてくれる名作です。

 人に受けた恩を忘れないというのは、基本だと思いますが、現代社会では、他人の好意を利用して私服を肥やし、恩に報いようとしない人間も多くなっています。そんな人間に対しての痛烈な皮肉のようにも聞こえます。

魂は天国へ昇るか、どこか別の世界に行く

 1960年代、反体制運動やサイケデリック・ムーブメントとともに、精神世界への興味も強くなっていた時代なので、精神世界に関するセリフも挿入されています。精神、魂と言った言葉と、生まれ変わりに関する価値観なども紹介されています。


俺とお前は、一心同体だって言ってやる

 ジョーとラッツォが二人で食事している時に、ジョーだけがパーティーに招待されます。しかし、ジョーは、ラッツォを置き去りにしたりはしません。いつの間にか強い友情で結ばれた二人の関係を象徴しているシーンで、サイケデリックな演出がされたパーティーの映像も印象的です。

 

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『傷だらけの天使』も・・・

 伝説的な日本のテレビドラマ『傷だらけの天使』も、この作品に影響を受けているようです。都会で自分の居場所を見つけられない純真な男の友情を描いたという意味でも共通点が多いですが、『傷だらけの天使』の最終話のストーリーは、この作品のエンディングをマネて作られたそうです。また、この作品のテーマ曲も、後のミュージックシーンに大きな影響を与え、このテーマ曲にそっくりな曲が、日本の刑事ドラマの主題歌になったこともあります。

 

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