強烈な重低音

　リンキン･パークだけではないのですが、近年の傾向として低音を強めにレコーディングされています。しかも、低めのチューニングに変更していたりするので、何もしなくても低音が出るような録音になっています。楽器の音質的には音の輪郭を強調するというより、響きや広がりを持たせた音作りになっています。また、ＤＪのスクラッチ音をはじめ、細かい効果音が多く重ねて録音されていますが、低音を中心にオーディオを選ぶと、重低音の歪みに隠れてしまう事も多いようです。しかも低音は響きと言うよりは振動で伝わってくるので、腹に響きます。長時間聴いていると、かなりの疲労感を感じると思います。

　何もしなくても重低音はでるので、ロック向きと言われるアンプやスピーカーだと低音が強すぎて振動で音楽全体のバランスを崩してしまいます。そこで、低音より解像度を追求したシステムを考えてみました。

 

★リンキン･パークのアルバム

●ハイブリッド･セオリー

●メテオラ

●ミニッツ・トゥ・ミッドナイト

●ライブ･イン･テキサス

●リアニメーション

 

マランツのアンプは一般的にクラッシク向きと言われていて、音の解像度が高く、『え、こんな音も入ってたの？』と驚くほど、細かい音までハッキリと浮き上がらせてくれます。低音は、だらしなく広がる感じがなく、引き締まった音で、低音の強すぎるＣＤには丁度いいと思います。

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リアルな音でガンガン鳴らす

　大きな音で聴ける環境で、腹に響くようなリアルなサウンドを鳴らしたいなら、ロック向きの本格的なオーディオシステムを組んでみましょう。かなり床にも響くので、近所迷惑にならないようなヴォリュームで鳴らした方がいいでしょう。

 

 

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プレイヤーの音質も、レコーディングされた原音の音をそのまま再現できる繊細さとパワーが必要です。エネルギッシュな音でミュージシャンの情熱まで再現しましょう。

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