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令和六年3月 一般質問 |
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3月12,13、14日
福川タカ子は12日1番で登壇しました。
1. 防災行政無線の改善について
(1) いつでも誰でも災害情報が聞ける環境整備を
防災無線の放送が聞こえづらい地域があるが把握しているか。
◆21番(福川鷹子議員)
おはようございます。
着座でやらせていただきます。
令和6年1月1日、新年早々に発生しました能登半島の震災で犠牲になられた方々の御冥福を祈るとともに、今なお避難生活をされている方々が、
一日も早く生活を戻せることを願っています。
さて、通告順に従って質問させていただきますが、災害についての取組の質問は、この後、同僚議員が質問をしてくれるので、任せることにします。
私は、災害が起きたり、不意の出来事に対して、市民に集中、徹底、伝えたい方法として、防災行政無線の活用ではないかと思っています。その防災行政無線が、地域、場所によっては聞き 取りづらい、何を言っているか分からないとの声があります。このことは、昨年の彩夏祭のときにも聞かされています。コロナの回復で花火が打ち上げられることをとても楽しみにしていたにも かかわらず、業者の手違いで、花火は時間が過ぎても上がらなかった。このことを市民に知らせたそうですが、全く聞こえず、大変な混乱が起きました。
そのときも、すごい苦情が届きました。それから時が過ぎていますが、いまだに聞き取りづらいと言ってこられています。
そこで、お伺いします。
防災行政無線の放送が聞こえづらい地域があることは把握されておりますか。
◎毛利敏郎危機管理監
1の(1)、防災行政無線の改善についてについて答弁申し上げます。
防災行政無線の放送は屋外での運用を基本としており、風向きなどの気象条件や地形などの条件の変化により聞き取りづらい場合があります。また、特に近年の住宅やマンション等は防音 性が高く、窓を閉め切った状態ではより一層聞き取りづらくなることもあると認識しております。
◆21番(福川鷹子議員)
答弁ありがとうございました。
防災行政無線の放送は、屋外での運用を基本にしている。風向きや気象条件、地形などの条件の変化により聞き取りづらい場合があるとの答弁でした。
防災行政無線の放送は、屋外での運用を基本にしている。では、昨年の彩夏祭の花火の打ち上げができなかったときの放送は、中央公園の屋外も聞こえていない状態であったことはどうい うことでしょうか。
もし、朝霞市に能登半島のような災害が発生した場合、防災行政無線は何の役にも立たず、市民の大切な命が救えなくなりませんか。防災行政無線です。どうすれば聞こえづらいか、解消が できるか、工夫してほしい。苦情のあるこの地域は、マンション等の高い建物の住宅はありません。ただ、市境なので、朝霞市の放送より他市の放送のほうがよく聞こえるようです。屋外での 運用を基本にしているなどと言っていないで、工夫していただきたい。例えばスピーカーの向きを変えるとか、防災行政無線の点検を行うとかどうでしょうか。お聞きします。
◎毛利敏郎危機管理監
答弁申し上げます。
防災行政無線の点検でありますけれども、防災行政無線につきましては、現在、市内に101の子局があり、保守点検は精密点検を年1回、通常点検を年1回のほか、自動起動機や緊急点検 試験等を専門業者に業務委託し、動作確認を行っております。
点検の方法としては、専門知識を有する点検員が子局を1局ずつ回り、市役所の親局から通信を受信して、子局が動作するまでの確認を行っております。
以上であります。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
防災行政無線は市内に101の子局があり、保守点検も精密点検も年に1回、通常点検も年に1回と、やっていただくことはよく分かりました。業者に委託をしてやっていただいていることはよく 分かりました。
では、防災行政無線はどれだけの距離まで聞こえるようにしているのでしょうか。お聞きします。
◎毛利敏郎危機管理監
答弁申し上げます。
防災行政無線から放送が聞こえる範囲は、設備設置場所から半径200メートルから500メートルのエリア内が目安となっております。しかし、高低差や風向き、雨や風の強さ、交通量の多さな ど、放送時の状況によって聞こえるエリアは異なります。また、建物が密集している、あるいは高い建物がある場合などについても、聞こえるエリアというのは変わってまいります。
以上であります。
◆21番(福川鷹子議員)
聞こえる距離は、半径200メートルから500メートルのエリア内が目安とか。しかし、高低差や風向き、雨風の強さ、交通量の多さなどで、放送時の状況によって聞こえづらい、聞こえるエリアが 異なるということもよく分かりました。そうであれば、最初からそのように答えてほしかったです。
では、防災行政無線の音量の調整はどういうふうにされておりますか。できるのでしょうか。
◎毛利敏郎危機管理監
答弁申し上げます。
音量の調整でありますけれども、市役所の親局から各子局につきましては、音量調整は可能ですが、音量については地域の実情に合わせ、個別に調整を行っております。ただし、Jアラート や、警戒レベル3の高齢者等避難以上の緊急放送時は、自動的に最大音量にて放送するようプログラムを行っております。
以上です。
◆21番(福川鷹子議員)
音量は、地域の事情に合わせて個別に調整を行っていただいている。だから、聞きづらい地域の音量調整ができるのではないでしょうか。それができないのはどうしてでしょうか。防災行政無 線の内容が分からない、聞き取れなかった場合は、情報の取得はどのようにすればいいのか教えてください。
◎毛利敏郎危機管理監
答弁申し上げます。
防災行政無線の放送内容が分からない、聞き取れなかった際の確認方法は複数あります。
まず、行政防災無線音声確認ダイヤルへ電話していただくと、放送の内容の確認ができます。これはフリーダイヤルですけれども、0800−800−744であります。
次に、朝霞市のメール配信サービスに登録していただくと、放送された内容が配信されます。また、朝霞市のホームページ、X、旧ツイッターですが、あとフェイスブックを閲覧いただくことで確 認ができるなど、SNSを活用した情報発信を行っていますので、ぜひ御利用いただければと思います。
なお、避難情報や避難所を開設した場合は、地域FMのラジオ、ナナコライブリーエフエムや、テレビ埼玉のデータ放送などにおいても確認することができます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
行政防災無線音声確認ダイヤルへ電話との話ですが、市民にこのフリーダイヤル電話番号の周知はどういうふうにしているのでしょうか。また、メール配信サービスに登録すると、放送された 内容が発信されるとのこと。また、ほかにもいろいろな方法で知ることができるとのことでした。
高齢者には、行政側でいろいろ用意していただいていても、全てが確認できないこともあるのです。全ての市民がいつでもどこでも災害情報が聞けるように、様々な方法を取り組んでいただく ように強く要望して終わります。
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△発言の訂正について
◎毛利敏郎危機管理監
すみません、先ほどの答弁において、フリーダイヤルの番号を間違えましたので訂正いたします。
番号につきまして、「0800−800−744」と申しましたが、正しくは「0800−8000−744」であります。おわびして訂正申し上げます。
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2. 交通安全対策について
(1) 市道4号線ジャムフレンドクラブ前に信号機の設置を
そもそもここには横断歩道があるが、車が止まらず走行している。
子どもの通学路のもなっていて大変危険、早急に信号機の設置を。
◆21番(福川鷹子議員)
次に、交通安全対策に移らせていただきます。
2点目、交通安全対策についての(1)、市道4号線ジャムフレンドクラブ前に信号機の設置をです。
このジャムフレンドクラブは、西朝霞公民館通りにあるパチンコ屋さんです。以前にそのパチンコ屋が建設されるとき、みんなで交通のこととかも話し合って、危険ではないかという話もいろい ろ出ておりましたけれども、建設されて今に至っているところです。
ここは小学生が通学する場所にもなっております。マンションの前にあるパチンコ屋、その隣には民間の駐車場もあります。マンションからこの駐車場に行くとき、道路を渡る。そこには横断歩 道があります。そこを渡ろうとするが、左右からすごいスピードで走ってくる車があり、駐車場に行く際、車にはねられそうになった市民がおられる。その方から相談がありました。
歩行者が横断歩道を通行するときは、交通法第38条にあるように、歩行者優先となっておりますが、そのようなことは全然守られてなく、左右にすごいスピードで走ってくる、そういう危険な場 所です。大人の自分も怖い思いをした。子供たちも気をつけて渡っているが、怖い、危ない。ぜひ歩行者用の信号機の設置をしてほしい。ここは、歩行者専用の横断歩道があるにもかかわら ず、ドライバーは止まらず走り去ることが多いのです。非常に危険です。信号機をぜひ設置してほしいが、いかがでしょうか。
◎山崎明日香都市建設部長
信号機の設置検討に当たっては、警察庁が全国的な基準として信号機設置の指針を定めております。朝霞警察署によりますと、御指摘の横断歩道については、朝夕の通学通勤時間帯は、 交通量、横断需要ともに高いものの、日中時間帯は一転して少ないため、指針に合致しないこと。また、歩行者用信号機を設置した場合、交通量が少ない時間帯は、赤信号での横断を誘発 するおそれがあることなどから、歩行者用信号機の設置は難しいとの回答でございました。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
この横断歩道は、朝夕の通学通勤時間は、今、答弁もありましたように、交通量、横断歩道者ともに高いものの、日中時間は少ないとのことです。私も西朝霞公民館に月に2回か3回、ちょっ とお稽古事をしておりまして、行くたびに、その横断歩道を見てまいります。
そこで、交通指導員の方と話をしたら、やはり信号機が欲しいと、危ないと言っていただいているので、あえて言わせていただいております。
しかし、この横断歩道は、通学路には130名の登下校の子供がおります。交通指導員さんが見守ってくださっているおかげで、今まで事故なく過ごしてきております。しかし、その子供たちが一 度家に帰ってから、友達の家に行ったり、島の上の公園に遊びに行くというとき、休みの日とかがとても心配、気になっていると指導員の方からお聞きしております。
この横断歩道は、怖い、危ないと指導員さんからも聞かされています。だからこそ、対策を考えてほしい。信号機が無理なら、それに代わるものを設置してほしいですが、いかがでしょうか。
また、子供たちだけでなく、横断歩道を渡る人たちにも、全ての安全対策をしていただきたい、考えてほしい。どうでしょうか。
◎山崎明日香都市建設部長
議員の御指摘を受けまして、市と朝霞警察で現地立会いを行い、市が行う対策として、路面標示を新たに設置するほか、横断歩道付近に繁茂する雑草の刈取りと、立て看板を撤去し、歩行 者の視認性を改善いたしました。
また、朝霞警察においては、横断歩道と横断歩道に併設される停止線の復旧を行うほか、当該地点における取締り強化の検討、さらに将来的には、市道4号線全体の横断歩道標識をはじめ とする全ての標識を改修することについて検討する旨、伺っております。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
市のほうからも、警察といつも協議していただいて、やっていただいていることはよく存じております。私も納得いかないので、朝霞警察のほうに直接訪ねて、信号機の設置について要望してき ました。でも、難しいとの見解でした。
しかし、万が一大事故が起きたらどうするのでしょうか。それからでは遅いのです。
実は、3月4日、今、お願いしている場所よりもっと手前で、泉水の浄水場の通りにかかっている交差点、信号機はもちろんありますが、この場所で、朝7時過ぎ、乗用車とバイクの事故があり 、乗用車が道路を占領し、事故が片づくまでかなりの時間がかかったようです。時間帯が通学通勤の時間帯でもあったことで、交通量が多く、大変だったようです。私がお願いする場所も、い つこのような事故になるか分かりません。
そこで、心配なので、大事故にならない、なったらどうするのかお聞きします。
◎山崎明日香都市建設部長
市としましても、これまで交通指導員による対応やガードパイプの設置など、様々な交通安全対策を講じているところでございますが、引き続き教育委員会や朝霞警察署をはじめとする関係 機関と連携、協力して、交通安全対策を推進してまいります。
◆21番(福川鷹子議員)
信号機の設置がどうしても難しいというのであれば、今の環境下で何かほかにできることはないのでしょうか。
◎山崎明日香都市建設部長
先ほども御答弁を申し上げましたが、朝霞警察署と市のほうで立会いを行いまして、市のほうでは路面標示の新たな設置、横断歩道付近の雑草の刈取り、立て看板の撤去などを行っており ます。
また、朝霞警察においても、停止線の復旧、取締り強化の検討、さらに標識の改修について検討する旨伺っております。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございます。
市民からは、信号機が設置できないのなら、それに代わるものとして、横断歩道にハンプ、ちょっと山のようになった、そういったものを設置できないかという要望も受けておりますが、この辺 はどうでしょうか。
◎山崎明日香都市建設部長
ハンプについては、交通量の多い時間帯においては渋滞の要因となるなどの課題もございますので、横断歩道の視認性向上や、道路交通法第38条の取締り強化、啓発など、朝霞警察署を はじめとする関係機関と連携、協力して、交通安全対策の向上に努めてまいります。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ハンプについては、交通量の多い時間帯においては、渋滞の原因となるという話です。
横断歩道の道路交通法第38条の取締りの強化、啓発などに努められるとのことではありますが、ぜひこの道路、第38条の取締りは、時間帯を決めてとか、あと定期的に取り締まっていただく ように強く要望したいと思います。
そして、他市を訪問したときなのですが、横断歩道の手前に、光るようになっていたのです。朝霞市でも、夜間に横断歩道がよく見えるように、きらきら舗装やびょう、またはベンガラ舗装等設 置していただきたいことと、あと、信号機の設置についても粘り強く警察に対して市より要求していただきたいと思っております。
先日、和光市に行ったときですが、お巡りさん2人が相変わらず一時停止を見張っているのですが、隠れて見ていたのです。でも、ちょっと私、そこに用事があって、どうしてもちょっと一時的に 車を止めたかったのですが、見られていたので、お巡りさん、ごめんなさい、一瞬止めさせてくださいと言ったら、ああ、どうぞどうぞと言われて、その後、ちょっとお話をして、信号機というのは どういうふうにしたらつくのですかというお話をしました。そうしたら、とにかく粘り強く警察に言えと言われたものですから、今回も強く、粘り強く申していきたいと思っています。これは強く、強く 、強く要望して、次の課題に入りたいと思います。
3. 放課後児童クラブについて
(1) 未来の子どもたちが平等にクラブに通えるように整備することについて
放課後児童クラブに入れない子供をなくす改善を早急にしてほしい。
現在入所できない子供も2次募集で入所できるようにしてほしい。
◆21番(福川鷹子議員)
第3番目、放課後児童クラブについて、未来の子供たちが平等にクラブに通えるよう整備することについてお願いしたいと思います。
放課後児童クラブの入所ができなかった親御さんから、1月早々相談を受けました。「私が 暮らし続けたいまち 朝霞」イコール子育てしやすいまちだと思っていらした方です。そして、このよ うな方には、勇気を与えていた朝霞市となっていたのですが、しかし、最近は安心して子育てができない、しにくくなってきたと感じるとのことです。なぜなら、保育園に入園している現在は安心 して共稼ぎができているが、4月から小学校に入学するとなると、学校が終わった後、放課後児童クラブに入所させたくとも、定員オーバーで入所ができない。一次募集の結果が年明けに届い た。保留者となってしまっている。入所できないと仕事を辞めるようになってしまう。何とか入所できるよう考えてほしいとの切実な声を聞いています。
そこでお聞きしたいのですが、令和6年度入所申込みの状況が、各学校別に教えていただければと思います。
◎麦田伸之こども・健康部長
令和6年度4月の申込状況につきまして、申込件数を学校別に、また、1年生から6年生までを順に人数を申し上げてまいります。
一小、41人、38人、22人、14人、2人、1人、合計で118人です。
二小、67人、55人、45人、11人、1人、6年生はなしで、合計179人です。
三小、65人、63人、33人、13人、1人、6年生はなしで、175人です。
四小、56人、40人、23人、14人、1人、1人、合計で135人です。
五小、70人、40人、35人、11人、2人、6年生はなしで、合計が158人です。
六小、105人、77人、35人、8人、2人、6年生はなしで、合計が227人です。
七小、56人、48人、46人、9人、1人、6年生はなしで、合計が160人です。
八小、78人、40人、57人、19人、3人、6年生はなしで、合計が197人です。
九小、30人、29人、32人、5人、5年生・6年生ともなしで、合計が96人です。
十小、49人、52人、47人、14人、3人、6年生はなしで、合計が165人でございます。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
答弁ありがとうございました。
令和6年の4月、申込件数は全部で1,562件で、去年の同時期より98人も増加していることが分かったのです。
これで、今お聞きしても分かるのですが、保育園の待機児童はゼロを目標にと、これまでたくさんの施設を次々とつくっていただいたため、働く保護者の方は、何とか仕事が続けられる環境が 保たれていたのですが、放課後児童クラブのほう、本来は1年生から6年生までが入所できるのですが、今、申込件数を教えていただきましたように、とても在籍する、入所したい人が多くおり ます。特に六小の1年生は、105人も入所を希望する子がいます。各学校の入所申込数は分かったのですが、では、学校、学年で、今度保留になっている人数はどうなっておりますか。教えて ください。
◎麦田伸之こども・健康部長
入所保留者につきましては、合計で267件でございまして、昨年の同時期よりも131件増えております。
また同様に、学校別に1年生から6年生までを順に人数を申し上げますと、まず、一小は保留児童はおりません。
二小が、2人、5人、29人、11人、1人、6年生はなしで、合計が48人です。
三小、1年生はなし、2年生3人、3年生からまた順に申し上げていきます。5人、13人、1人、6年生なしで、合計22人です。
四小、1年生なし、2人、15人、9人、1人、1人、合計28人です。
五小、1人、2年生なし、12人、7人、2人、6年生なしで、合計22人です。
六小、7人、41人、29人、7人、1人、6年生なしで、合計85人です。
七小、1年生から3年生までがなしで、4年生から申し上げますと、3人、1人、6年生なしで、合計4人でございます。
八小、1年生なし、1人、13人、17人、2人、6年生なしで、合計33人です。
九小、1年生なしで、2年生から申し上げますと、1人、7人、5人、5年生・6年生がなしで、合計13人です。
十小、1年生から3年生までがなしで、4年生から申し上げますと、10人、2人、6年生なしで、合計12人です。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
保留者もやはり全体で267件で、昨年の同期より131人も増えているとの答弁をいただきました。
おまけに保留者の多いのは、1年生では六小です。続いて二小、五小の順になっていますが、2年生の保留者が多いのは断トツで六小、3年生の保留が多いのは、これも六小ですが、二小も 同数です。保留者がいないのは一小だけ。この児童数は、4月までに民間の放課後児童クラブを活用することができるのでしょうか。全員が希望どおり入れるということはないと思うのですが 、そうでなくても、あくまでも保留のままいってしまうのでしょうか。そこをお聞きしたいと思います。
選考方法はどのようにしていらっしゃるのか、併せてお聞きしたいと思います。
◎麦田伸之こども・健康部長
まず、今、申し上げた数字の中には、民間放課後児童クラブに申し込んでいる方も含まれております。ですので、この中の何人かは民間のほうで通うことが可能です。
ただ、いずれにしても、六小は多いものですから、今、六小に関しては、民間の放課後児童クラブで定員の枠を広げていただくですとか、そういった取組を行いまして、対象の方に御連絡を差 し上げているところでございます。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
答弁漏れ、選考方法を教えてください。選考方法。
◎麦田伸之こども・健康部長
公設クラブにおきましては、低学年児が優先して入所できるように、審査基準表におきまして、1年生には10点、2年生には5点をそれぞれ加点するほか、家庭状況ですとか同居者の状況な どに応じてまして、加点や減点を経て、優先の度合いを指数化した上で、指数が高い方から順番に入所決定をしているところでございます。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
答弁ありがとうございました。
今、お聞きしていたら、低学年児童が優先して入所できるという審査基準表でチェックをされているということとか、あと、家庭状況や同居者のことも配慮していただいているということなのです が、私に相談のあった人は、一次で無理だったことが、ちょっとその方がおっしゃるには、近所にいる人で、別の人は同居人というか、おじいちゃんおばあちゃんがおうちにいらして、見てもら おうと思えば見てもらえる家庭なのに、自分だけ落ちて、その人が入っているということが、ちょっと理解できなかったみたいで、私の耳に届いています。
では、保留児童の多い学校に対して、以前行っていた、今、定員を増やすということをおっしゃってくださっていますが、保留児童の多い学校に対して、以前行っていた放課後子ども事業を実 施する予定とかはあるのでしょうか。
◎麦田伸之こども・健康部長
今、特に六小ですけれども、先ほど答弁申し上げたように、民間のクラブに対しての定員の枠の拡大をさせていただいておりますので、来年度におきまして、以前の子どもルーム事業のような 、タクシーを送迎した取組というのは、現在のところは考えておりません。
また、保留者に対しましては、保留通知書の中に、児童館のランドセル来館事業の案内を同封しておりますので、そちらの御利用もお願いしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
保留者に対して、児童館ランドセルの来館事業の利用を手紙に同封しているという、案内されているということでしたけれども、では、令和5年度のランドセル来館事業の利用状況はどのよう になっていますか。教えてください。
◎麦田伸之こども・健康部長
令和5年度のランドセル来館事業の利用状況につきましては、令和6年の1月末時点で、登録者数が10人、延べ利用者数が454人となっております。
各児童館の利用状況といたしましては、登録者は全員小学4年生で、内訳といたしましては、きたはら児童館は登録者数1人、延べ利用者数57人。
はまさき児童館は登録者数、延べ利用人数ともゼロ。
みぞぬま児童館は登録者数1人、延べ利用者数が79人。
ねぎしだい児童館は登録者数が1人、延べ利用者数がゼロ。
ひざおり児童館は登録者数が1人、延べ利用者数が24人。
ほんちょう児童館は登録者数が6人で、延べ利用者数が294人となっております。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
ありがとうございました。
令和5年度のランドセル来館の状況は、利用者全てが4年生以上ということで分かりました。
共稼ぎ家庭が多い現代社会です。未来のある子供たちの両親が帰宅するまで、安心して過ごせる環境づくりが大切です。今後どのように対応されていくのか教えてください。
◎麦田伸之こども・健康部長
これまでにつきましては、入所希望者が多い学区につきましては、民間の放課後児童クラブを整備いたしまして、受入れの定員を増やしてきたところでございますが、今後におきましては、児 童の放課後の居場所としては、放課後児童クラブのほか、児童館がありますが、それ以外にも多様な受皿を確保する必要があると考えておりますので、保育課やこども未来課、生涯学習・ス ポーツ課など、庁内の関係部署と引き続き協議をしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆21番(福川鷹子議員)
要望にさせていただきますが、児童の放課後の居場所としては、放課後児童クラブだったり児童館があるのは承知はしております。児童館の施設に通っていける子供たちはいいのですが、行 けないお子さんに対しては、多様な受皿を確保していただくことも必要があります。
どうか未来のある子供たちが入所できないということではなく、入所を希望すれば入所ができるように、環境整備をこども未来課や生涯学習・スポーツ課などと関係部署と引き続き協議をして いただき、保護者の方が安心して働きながら子育てできる環境を、ぜひぜひつくっていただきたいと要望して、質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
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