2013年日本作品。監督は、『図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ』の佐藤信介、出演は、『永遠の〇』の岡田准一、『アントキノイノチ』の榮倉奈々、『悪魔の手毬唄』の石坂浩二など。有川浩さんの小説を元に、日本の近未来、表現の自由を奪う悪法を武力で強行するメディア良化隊と、その悪法に対抗する為に設立された図書隊との戦いを描いた人間ドラマ。
架空の物語で全く現実味の無い近未来の物語ですが、架空の設定の中に、表現の自由を奪う法律の制定、言論の弾圧など、近い将来に私たちが経験するかもしれない重要な問題を取り上げているという点で興味深い作品で、娯楽作品として戦闘アクション、ラブコメディ作品としても楽しめます。何が一番現実味が無いかと言えば、メディア良化委員会と図書隊の戦闘シーンですが、防衛省・陸上自衛隊・航空自衛隊の全面協力によって迫力の戦闘シーンに仕上がっているので、迫力のあるドンパチのシーンが好きな方には戦闘シーンだけでも十分に楽しめます。戦闘シーンが嫌いな方でも、岡田准一さんと榮倉奈々さんの絶妙なやりとりが楽しめるラブコメディ作品として十分に楽しめると思います。個人的には、ドンパチよりも、コメディ映画として楽しめました。
この映画は、主演の二人の絶妙なコンビネーションを楽しむ作品と割り切れば、ラブコメとしてかなり楽しめます。背の高い女性と、低身長の男性の恋愛という設定もいいですね。以外にこういうカップルも多いと思います。背の高い女性は意外と高身長にコンプレックスを持っている人が多くて、自分より背の低い人を好きになったりすると、意図的に小さく見せようと猫背になったり、身長の話になると機嫌が悪くなったりして可愛らしいです。昔、女の子の友達に聞いた事があるんですが、美人は交際相手のルックスを気にしない人も多いし、高身長の女性も自分より身長の低い人でも気にしないという人が多いそうです。私も昔、結婚していた時、元妻は私よりも少し背が高かったですね。背が高い女性が必ず低身長の男を好きになるというわけではありませんが、背が低いからいって諦める事もないと思います。
読書は思想の一部
支配者、独裁者が書物を規制したがるのは、書物などのメディアが、人間の生き方さえ変えてしまうほどの影響力を持っているからでしょう。政治思想や宗教的な価値観も書物によって受け継がれてきました。私は思想からは卒業しましたが、聖書を読んで人生が変わりました。本は人間にとって最も重要な発明の一つだと思います。
怒られている意味、全然分かっていませんでした。
大体は、怒られると気分が悪くなりますが、なぜ怒られたのを考えれば納得のいくことも多いはずです。怒ってくれた人に感謝すべきなんですよね。
付き合うって条件で決めることじゃないと思う
良くありがちなのが、背が高くてハンサムで、高収入で面白くてとか色々条件を決めて恋人探しをするパターンですが、そういう条件を無視して好きになってしまうというのが本来の恋愛なのかもしれませんね。
こんなのは一過性、すぐに興味が薄れて元通りになる
大きな事件が起きてマスコミが報道して注目を集めると、その時は人々の関心が集まりますが、みんなすぐに忘れてしまうか、他の事に関心が移ってしまいます。人間はなぜか大事な事もすぐ忘れてしまうので、大事な事は自分で毎日でも思い返すように努力しなければなりません。マスコミの使命も、人々が忘れないように大事な事を伝え続けることなのかもしれません。