園長のアフリカ動物記
サイ


バファロー
                        偶蹄目ウシ科ウシ亜科アフリカスイギュウ属
体長(たいちょう)は240〜340cm、体重(たいじゅう)は425〜870kgでメスはオスより小さい。ビック5の最後(さいご)に紹介(しょうかい)するのはバッファロー。
ビック5の中では最(もっと)も地味(じみ)ではあるが、どう猛(もう)さではビック5の名(な)にふさわしい。
サフアリではよく観察(かんさつ)することが出来(でき)るが要注意(ようちゅうい)。
人間(にんげん)には最も危険(きけん)な動物(どうぶつ)で、最も被害(ひがい)を受(う)けている動物。
何(なに)もしなければ何もしてこないが、怒(おこ)ると、車(くるま)めがけて突進(とっしん)して、痛(いた)い目にあっている人が多い。一見(いっけん)してウシ科とわかる体型(たいけい)だがウシよりもさらに逞(たくま)しく、気性(きしょう)が荒(あら)い。
体型は黒褐色(こくかっしょく)で未成獣(みせいじゅう)は褐色が強い。毛は固(かた)く、疎(まば)らである。
耳は大きく房毛(ぬさげ)がある。オスの角(つの)は根元(ねもと)から下(さ)がった後(あと)、上外側(うえそとがわ)に円(えん)を描(えが)きそのまま内側(うちがわ)に生(は)える。
「ナポレオンの帽子(ぼうし)」を連想(れんそう)させる。幼獣(ようじゅう)の角は左右離(さゆうはな)れて生えてくるが、成長(せいちょう)に伴(ともな)って中央(ちゅうおう)によって来る。鼻鏡(びきょう)は大きく黒光(くろびか)りする。
そんなバッファローであるが、観察していると意外(いがい)に楽(たの)しい。注目(ちゅうもく)は鳥(とり)との関係(かんけい)。背中(せなかに)にサギやウシツツキを乗(の)せて、寄生虫(きせいちゅう)を食(た)べてもらっている。時々(ときどき)、アップで覗(のぞ)いてみると生(い)き血(ち)を吸(す)っている鳥も・・・
バファロー

バファローアップ(マサイマラ国立公園)


バファロー食事中(マサイマラ)


バファローとサギ(マサイマラ)
   

バファローとウシツツキ(マサイマラ)
   
 
バファロー群れ1(マサイマラ)
   
 
バファロー群れ2(ケニア)
   
園長のアフリカ動物記
0.プロローグ 1.ビッグファイブ 2.ライオン 3.ライオン2 4.ライオン3 5.ライオン4 6.ヒョウ1 7.ヒョウ2 8.ヒョウ3
9.ゾウ1 10.ゾウ2 11.ゾウ3 12.ゾウ4 13.サイ1 14.サイ2 15.サイ3 16.バファロー1 17.

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