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男はつらい・拝啓車寅次郎様

シリーズ47作(1994年)

●監督
山田洋次

●キャスト
渥美清
倍賞千恵子
吉岡秀隆
かたせ梨乃
牧瀬理穂

■ ストーリー ■


 就職して社会人になった満男だったが、セールスの仕事は自分に向いていないのでは?と悩んでいた。そんな時、大学の先輩だった信夫から、大事な相談があるから来て欲しいと連絡があり、満男は、気分転換もかねて、信夫の所に旅行に行く事になり、町を案内してくれた信夫の妹の菜穂と親しくなる。一方、寅さんは、琵琶湖のほとりに旅行に来ていた典子という女性と知り合い、彼女の悩みを聞いていた・・・。

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■ レビュー ■

 

 1989年日本映画。監督は『学校』『息子』『幸福の黄色いハンカチ』の山田洋次。出演は、渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、かたせ梨乃、牧瀬理穂など。日本を代表する長寿シリーズ『男はつらいよ』の第47作。

 『男はつらいよ・寅次郎の青春』で泉と別れてしまったため、前作『男はつらいよ・寅次郎の縁談』から満男の新たな恋愛を描くパターンになり、牧瀬理穂さんが満男のマドンナ役として登場、寅さんのマドンナには、かたせ梨乃さんが出演しています。寅さんを演じる渥美清さんの体調が悪く、寅さんの元気が無い事、前作『男はつらいよ・寅次郎の縁談』が後期シリーズを代表する名作だった事もあり、平凡な作品になっています。マドンナとして出演しいる、かたせ梨乃さん、牧瀬理穂さんは、マドンナとしてはそれぞれ魅力的ですが、寅さんと満男の恋愛としては、かなり淡白で、泣けるような盛り上がりはありません。渥美清さんの体調を考慮しての脚本なのかもしれませんが、前作『男はつらいよ・寅次郎の縁談』と比べてしまうと、恋愛映画としての感動も、コメディ映画としての魅力も中途半端な気がします。そんな中で、牧瀬理穂さんの存在感が際立っています。本人のファッションセンスを生かしているのか、スタイリストの狙いなのかは分りませんが、チェック、ダイヤ柄などベーシックなデザインの衣装の可愛らしさは、男心をくすぐる魅力があります。牧瀬理穂さんのファンなら絶対必見の作品でしょう。

 この作品では、満男の先輩が、自分の妹を満男に結婚相手として紹介するという物語になっていますが、これも満男に人望があるからでしょうね。私のようにバカで喧嘩っ早い上に、貧乏だと誰も紹介してくれません。自分の相手は自分で探す!と言いたい所ですが、あんまり縁が無いと誰かに紹介してもらいたいなんて気分になる事もありますよね。そんな時、日ごろの行いが災いして、誰にも紹介してもらえないなんて事になるんですよ。まぁ、しょうがないですけど。

ぺこぺこ頭下げて、心にも無いお世辞言って・・・

 サラリーマンをしている人、特に営業の仕事をしている人なら経験があると思いますが、サラリーマンとして生きて行くためには、処世術が必要です。お世辞も言わなければなりませんし、相手の機嫌を損ねないように腰を低くしていなければなりません。心から敬意を持てる相手に頭を下げるのは気になりませんが、嫌いな人や軽蔑している人に対してペコペコすると自己嫌悪に陥ってしまいますよね。でも、みんな、そうやって何とか生きているのかもしれませんね。

昔は物を大事にしたな

 寅さんが子供の頃の鉛筆の思い出話をはじめ、とらやの一同も昔を懐かしんで、古き良き時代に思いを馳せます。現代社会では、金さえあれば何でも買える、壊れたら新しいのを買えばいいという価値観が定着してしまい、物に対する愛着や、物を大事にしようという気持ちが失われているような気がします。

長い間一緒に暮らしていれば、色々あるだろうけど・・・

 20代で結婚して80代まで生きると考えれば、60年も一緒に生活する事になります。60年も一緒に生活していれば色々ありますし、離婚を考える事もあるかもしれません。でも、相手の長所も短所も受け入れて、互いに相手に対して興味を持つ努力をしていれば、死ぬまで結婚生活を続けられるはずです。

 

名シーン

人間何と言っても、勉強が第一だから

 社会人になって営業をしている満男と、販売のベテラン寅さんが、セールスの技術を競うシーン。年季が違うので勝負にならないのは分りますが、それにしても、寅さんの口上には感心させられます。

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ガイド

かよちゃんの遅刻

 前作『男はつらいよ・寅次郎の縁談』から、とらやの従業員として登場するかよちゃんが遅刻するシーンが長めに描かれています。このシーンは、礼儀作法、言葉使いができなくなった現代の若者を象徴しているようです。かよちゃんは、父親がいない母子家庭の環境で育ち、母親と一緒に食事をすることがほとんど無いという生活をしているという設定になっていて、親にのしつけ、教育が不足した現代の若者が、目上の人へのマナーや、敬語を使っての会話が出来なくなっている事を強烈に印象付けています。決して悪い人間では無いんですが、やはり、年配の方が観ると、ちょっとイライラさせられると思います。



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