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●監督 グレゴリー・ワイデン ●キャスト クリストファー・ウォーケン エリック・ストルツ エリアス・コーティアス ヴァージニア・マドセン ヴィゴ・モーテンセン
奇妙な幻影に苦しみ聖職者なれなかったトーマスは、今は刑事として働いている。ある日、彼の前に謎の男が現れ、大天使ガブリエルが天使の軍を率いて人間を攻撃しにやってくると警告する。その後、トーマス刑事は、ある事件の担当になるが、現場に残っていた死体には、眼球がなく、現代の聖書には存在しない『ヨハネの黙示録第23章』が記された手書きの聖書を持っていた。その23章には、天国で2度目の戦争が起こったことが書かれていた・・・。 ネットで気軽にDVD CDレンタル ぽすれん
奇妙な幻影に苦しみ聖職者なれなかったトーマスは、今は刑事として働いている。ある日、彼の前に謎の男が現れ、大天使ガブリエルが天使の軍を率いて人間を攻撃しにやってくると警告する。その後、トーマス刑事は、ある事件の担当になるが、現場に残っていた死体には、眼球がなく、現代の聖書には存在しない『ヨハネの黙示録第23章』が記された手書きの聖書を持っていた。その23章には、天国で2度目の戦争が起こったことが書かれていた・・・。
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1994年アメリカ作品。監督はグレゴリー・ワイデン、出演は、『ディア・ハンター』『ブレイン・ストーム』のクリストファー・ウォーケン、『シン・レッド・ライン』『シモーヌ』のエリアス・コーティアス、『インディアン・ランナー』『イースタン・プロミス』シリーズのヴィゴ・モーテンセン、『ホット・スポット』のヴァージニア・マドセン、『恋しくて』『若草物語』のエリック・ストルツなど。信仰を失ってしまった刑事が、殺人事件を捜査するうちに、人類の存亡に関わる天使の戦争に巻き込まれていく姿を描いたホラー作品。 アメリカでは、かなり話題になったようですが、日本では大ヒットにはいたらず、一部のファンに絶大な人気のあるカルト的なオカルトホラー作品です。天国には武器を持った天使がいる、天国では2度戦争が起こっている・・・。聖書の中に出てくる天使の中には、武器を持ち好戦的で邪悪な天使がいるというイメージから作られた独創的な物語は、聖書やキリスト教に関心のある方にとっては、かなり興味深いテーマだと思いますが、天使のイメージを一変させてしまうような聖書の解釈は、キリスト教に関心の無い人にも楽しめる奇抜な発想で、オカルトホラー作品として十分に恐怖を堪能できます。かなり低予算で製作された作品らしく、壮大なテーマの割にはロケ地が限定的で、予算不足が感じられるチープな特撮シーンもありますが、クリストファー・ウォーケン、ヴィゴ・モーテンセンなど、人間離れした個性を持つ名優の出演が、作品に強烈なインパクトを与えています。特に、大天使ガブリエルを演じるクリストファー・ウォーケンの怪演は、この作品の最大の魅力で、天使より人間を愛した神に対する怒り、嫉妬心から狂気にかられる天使を、絶対的な存在感で演じていて、まるで鳥が木に止まるようにビルの階上に座る『天使座り』は、一度観たら忘れられないインパクトがあります。また、出演時間こそ少ないものの、地獄を支配する悪魔ルシファーを演じるヴィゴ・モーテンセンの悪意と憂いに満ちた表情も忘れられません。そして、神、人間、天使の関係や、地獄とは何か、信仰、愛とは何かという根源的な問題について、人生観が変わるほどのメッセージを持った作品です。日本でもカルト的な人気のある作品で、一度ハマると何度も繰り返し見たくなる作品ですが、最近のSF作品や、ホラー作品に比べると、特撮も地味で映像にリアリティはありませんし、キリスト教に関する知識が全く無い方、関心の無い方にとっては、メッセージも伝わりにくいかもしれません。 神が人を罰したり、殺したりする時、天使を差し向けた 一般的な天使のイメージは、頭の上に輝く輪があり、白い衣装に白い羽をつけて人間を守ったり、幸運を届けてくれるような存在として定着していますが、人を罰したり、殺す天使は、死神のような存在にも感じられますし、武器を持った天使は、攻撃的で破壊を司っているようにも感じられます。マット・デイモンとベン・アフレック主演の『ドグマ』という映画にも破壊的な天使が出てきますし、天使も様々なようです。自分を見守ってくれる、導いてくれる善良な存在だと思っていた天使が、実は、好意的でなかったら、怖いですね。 地獄は年中無休だ 天国での1回目の戦争は、神に対するルシファーの反逆で、ルシファーは地獄を作り支配しています。天国で2度目の戦争が起きて、天国が閉鎖中でも、地球上では悪人が増えて地獄は年中無休。ほとんどの人は、自分が善人で天国へ行けると信じていると思いますが、地獄に行く人の方が圧倒的に多いのかも。私は完全に地獄行きなので期待はしていませんが・・・。 神とは、愛のことだ よく聞くセリフではありますが、人間が人間らしく生きるために必要なのは愛なのかもしれません。人を愛せない人間、信仰を失って取り戻せない人間が行く場所が地獄だという考えには、何か説得力があります。私利私欲の為だけに生きて、自分しか愛せない人間は、地獄がふさわしく、誰かを心から愛する事ができれば、愛=神を信じ、感じられるというメッセージにも聞こえます。
1994年アメリカ作品。監督はグレゴリー・ワイデン、出演は、『ディア・ハンター』『ブレイン・ストーム』のクリストファー・ウォーケン、『シン・レッド・ライン』『シモーヌ』のエリアス・コーティアス、『インディアン・ランナー』『イースタン・プロミス』シリーズのヴィゴ・モーテンセン、『ホット・スポット』のヴァージニア・マドセン、『恋しくて』『若草物語』のエリック・ストルツなど。信仰を失ってしまった刑事が、殺人事件を捜査するうちに、人類の存亡に関わる天使の戦争に巻き込まれていく姿を描いたホラー作品。
アメリカでは、かなり話題になったようですが、日本では大ヒットにはいたらず、一部のファンに絶大な人気のあるカルト的なオカルトホラー作品です。天国には武器を持った天使がいる、天国では2度戦争が起こっている・・・。聖書の中に出てくる天使の中には、武器を持ち好戦的で邪悪な天使がいるというイメージから作られた独創的な物語は、聖書やキリスト教に関心のある方にとっては、かなり興味深いテーマだと思いますが、天使のイメージを一変させてしまうような聖書の解釈は、キリスト教に関心の無い人にも楽しめる奇抜な発想で、オカルトホラー作品として十分に恐怖を堪能できます。かなり低予算で製作された作品らしく、壮大なテーマの割にはロケ地が限定的で、予算不足が感じられるチープな特撮シーンもありますが、クリストファー・ウォーケン、ヴィゴ・モーテンセンなど、人間離れした個性を持つ名優の出演が、作品に強烈なインパクトを与えています。特に、大天使ガブリエルを演じるクリストファー・ウォーケンの怪演は、この作品の最大の魅力で、天使より人間を愛した神に対する怒り、嫉妬心から狂気にかられる天使を、絶対的な存在感で演じていて、まるで鳥が木に止まるようにビルの階上に座る『天使座り』は、一度観たら忘れられないインパクトがあります。また、出演時間こそ少ないものの、地獄を支配する悪魔ルシファーを演じるヴィゴ・モーテンセンの悪意と憂いに満ちた表情も忘れられません。そして、神、人間、天使の関係や、地獄とは何か、信仰、愛とは何かという根源的な問題について、人生観が変わるほどのメッセージを持った作品です。日本でもカルト的な人気のある作品で、一度ハマると何度も繰り返し見たくなる作品ですが、最近のSF作品や、ホラー作品に比べると、特撮も地味で映像にリアリティはありませんし、キリスト教に関する知識が全く無い方、関心の無い方にとっては、メッセージも伝わりにくいかもしれません。
神が人を罰したり、殺したりする時、天使を差し向けた
一般的な天使のイメージは、頭の上に輝く輪があり、白い衣装に白い羽をつけて人間を守ったり、幸運を届けてくれるような存在として定着していますが、人を罰したり、殺す天使は、死神のような存在にも感じられますし、武器を持った天使は、攻撃的で破壊を司っているようにも感じられます。マット・デイモンとベン・アフレック主演の『ドグマ』という映画にも破壊的な天使が出てきますし、天使も様々なようです。自分を見守ってくれる、導いてくれる善良な存在だと思っていた天使が、実は、好意的でなかったら、怖いですね。
地獄は年中無休だ
天国での1回目の戦争は、神に対するルシファーの反逆で、ルシファーは地獄を作り支配しています。天国で2度目の戦争が起きて、天国が閉鎖中でも、地球上では悪人が増えて地獄は年中無休。ほとんどの人は、自分が善人で天国へ行けると信じていると思いますが、地獄に行く人の方が圧倒的に多いのかも。私は完全に地獄行きなので期待はしていませんが・・・。
神とは、愛のことだ
よく聞くセリフではありますが、人間が人間らしく生きるために必要なのは愛なのかもしれません。人を愛せない人間、信仰を失って取り戻せない人間が行く場所が地獄だという考えには、何か説得力があります。私利私欲の為だけに生きて、自分しか愛せない人間は、地獄がふさわしく、誰かを心から愛する事ができれば、愛=神を信じ、感じられるというメッセージにも聞こえます。
神が信仰を試されてることに、気づいていない ルシファーとトーマス刑事の会話が、この作品の最も重要なポイントの一つかもしれません。世の中には苦しみが多く、自殺者も増加傾向にありますが、人に裏切られ酷い仕打ちを受け、飢えに苦しむような悲惨な人生は、実は信仰が試される為にある試練なのかもしれません。そう考えれば、この世での苦しみ、運命を受け入れ、心に平安が訪れるかもしれませんね。 映画見るなら ⇒スカパー!おまかせプラン
神が信仰を試されてることに、気づいていない
ルシファーとトーマス刑事の会話が、この作品の最も重要なポイントの一つかもしれません。世の中には苦しみが多く、自殺者も増加傾向にありますが、人に裏切られ酷い仕打ちを受け、飢えに苦しむような悲惨な人生は、実は信仰が試される為にある試練なのかもしれません。そう考えれば、この世での苦しみ、運命を受け入れ、心に平安が訪れるかもしれませんね。
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ルシファーとは? ヴィゴ・モーテンセンが演じている悪魔ルシファーは、神に反抗して天国を追われた堕天使で、キリスト教徒にとって、悪魔とは、このルシファーを指す事が一般的なようです。悪魔と言っても、元々は天使だったわけです。 シリーズ化3作品 大天使ガブリエルを演じたクリストファー・ウォーケンが出演した続編ゴッド・アーミー/復讐の天使、3作目ゴッド・アーミー/聖戦も製作されました。本作ほどの衝撃はありませんが、クリストファー・ウォーケンの異様な存在感は健在で、本作のコンセプトは受け継がれています。 待望のDVD化 大ヒット作というわけではないので、なかなかDVDが発売されず、諦めていた方も多いと思います。私も諦めて中古ビデオを購入しましたが、やっとDVDが発売されました。DVDでは、日本で公開されたバージョンと、アメリカで公開された別バージョンの2枚組みになっています。この作品の魅力を感じる方は、廃盤になる前に早めに購入した方がいいでしょう。 DVD 購入ガイド 宅配DVDレンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】 ☆月額2,079円でDVD&CDが借り放題!!☆ ★無料お試しキャンペーン実施中!!★
ルシファーとは?
ヴィゴ・モーテンセンが演じている悪魔ルシファーは、神に反抗して天国を追われた堕天使で、キリスト教徒にとって、悪魔とは、このルシファーを指す事が一般的なようです。悪魔と言っても、元々は天使だったわけです。
シリーズ化3作品
大天使ガブリエルを演じたクリストファー・ウォーケンが出演した続編ゴッド・アーミー/復讐の天使、3作目ゴッド・アーミー/聖戦も製作されました。本作ほどの衝撃はありませんが、クリストファー・ウォーケンの異様な存在感は健在で、本作のコンセプトは受け継がれています。
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