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シン・レッド・ライン
 
THE THIN RED LINE

●監督
テレンス・マリック

●キャスト
ショーン・ペン
ジム・カヴィーゼル
エイドリアン・ブロディ
ベン・チャップリン
ジョン・キューザック
ウディ・ハレルソン
エリアス・コーティアス
ジョン・C・ライリー
ジョン・サヴェージ
ジャレッド・レト
ミランダ・オットー
ニック・ノルティ
ジョン・トラヴォルタ
ジョージ・クルーニー

●1998年ニューヨーク批評家協会賞 監督賞 撮影賞

●1999年ベルリン国際映画祭グランプリ

■ ストーリー ■

 
 第2次世界大戦中の1942年8月、アメリカ軍は、大戦中、最激戦となった事で有名なガダルカナルへ上陸を開始する。隊を脱走し原住民との生活に心の平安を見出すウィット2等兵、彼を影ながら見守るウェルシュ曹長、この海戦を出世の為に利用しようとするトール中佐、故郷に残してきた妻を想うベル2等兵、必死に部下を守ろうとするスタロス大尉、兵士たちの様々な想いをよそに、人間を狂気へ導くほどの熾烈な戦いとなるガダルカナル海戦が始まる・・・

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■ レビュー ■


 1998年アメリカ作品。監督は、『天国の日々』『ニュー・ワールド』のテレンス・マリック。出演は、『パッション』のジム・カヴィーゼル、『ギター弾きの恋』のショーン・ペン、『48時間』のニック・ノルティ、『ハイ・フェデリティ』のジョン・キューザックなど。第2次世界大戦でアメリカ軍と日本軍の激戦の地となったガダルカナル島を舞台に、戦争の狂気と、その狂気に満ちた世界に生きながらも人間性を失わずに生きようとする兵士の生き様を描いた戦争映画。

 CGを使わないリアルな戦闘シーンの迫力。極限の状況下での人間の行動などが生々しく描かれているので、単に戦争映画としても迫力の映像が楽しめますが、一般的「つまらない」「寝てしまった」「長すぎる」「観念的すぎてわからない」という感想のレビューを目にすることがとても多く、この作品に対して好意的なレビューを探すのはなかなか大変でした。 正直に言ってしまえば、極めて観念的な映画なので、セリフを理解できないと、退屈に感じてしまうのは仕方がないかもしれません。私も、もし20歳の時に観ていたら、理解できなかったかもしれません。一度観て、分からなかった方は、何年かしてから、また観たほうが良いかもしれません。ベルリン国際映画祭グランプリ、ニューヨーク批評家協会賞の監督賞、撮影賞を受賞していることからも、玄人好みの作品と言えると思います。
 
 サリンジャー、ドストエフスキー、トルストイなどの作家の作品が好きな方には自信を持ってオススメできますが、お涙頂戴のストーリーも、CGを使ったエフェクトも、セクシーなシーンもありません。そういった意味では、エンターテイメント性は低いかもしれません。テレンス・マリック監督の前2作品に関しても同じですが、興行収益的に凄い作品ではなく、批評家、俳優、文化人に絶大な人気がある作品である事は確かです。テレンス・マリック監督が20年ぶりに映画を撮るというので、ハリウッドの有名俳優の多くが出演を志願したというのは、有名な話です。
戦場という極限の状況下での人間の精神、信仰、空しさ。戦争に対比されて描かれる’別の世界’の美しさ、人間の争いをよそに営みを続ける大自然。すべてが素晴らしい作品だと思います。個人的には、これから先も、この作品を超える映画が作られる事はないのではないかと思ってしまうほどで、死ぬ前に1本だけ映画を観るなら、この作品と決めています。

 感動を超える

 この映画を観終わったとき、魂が開放されたような感覚に包まれ、少しの間ですが本来の生を実感できたというか、浮世の悩みや苦しみを忘れることができました。感動に涙したとか、衝撃を受けたとか、そういう感覚とはまったく違った感覚。映画を観て、こういう感覚に包まれた事は今までに一度もありませんでした。シン・レッド・ラインのビデオテープのパッケージに「感動を超える、魂を奪われる」というコピーがありましたが、この表現が一番的を射ているかもしれません。私の場合は「魂を解き放つ」でした。一言で言えば「魂を開放してくれる映画」といえると思います。一番好きな映画は?と聞かれたら、私は迷わずこの作品を挙げます。

人間は1つの大きな魂を共有しているのか?幾つもの顔を持つ1人の男なのかも

 

善と真実を信じてきた人間は苦しみが少ない?

 

光が生む暗闇、愛が生む闘い、1つの心が生むものなのか

 

僕の魂よ、僕を君の中へ、

 

僕の目を通して、君が造ったものを見るがいい、輝ける、すべてのものを


生命の不滅はきっと、そこに隠されている

  映画がはじまってすぐに、ウィット2等兵の逃亡先での生活が描かれていますが、まるで天国にいるかのような平和な気持ちになる映像です。現地住民の笑顔、美しい自然、何もかも祝福された存在だと感じられる美しいシーンに癒されます。

 

◆キャスト

●ジム・カヴィーゼル・・・ハリウッドの有名俳優は、ほとんど出演を志願したといわれる本作品で、主演に大抜擢された将来有望な、飛びぬけた才能の持ち主。この作品以降、『オーロラの彼方に』『エンジェル・アイズ』『ハイ・クライムズ」』『ペイフォワード』『パッション』などに出演。メル・ギブソン監督の『パッション』では、キリスト役に大抜擢されている。

●ショーン・ペン・・・『タップス』に出演して注目されてから、『ロンリー・ブラッド』『カラーズ』『俺たちは天使じゃない』『カリートの道』『デッドマン・ウォーキング』『Uターン』『ギター弾きの恋』『アイ・アム・サム』『ミスティックリバー』。俳優のみならず、監督としても注目されており、監督作の『インディアン・ランナー』『クロッシング・ガード』『プレッジ』『イントゥ・ザ・ワイルド』はいずれも傑作。『ミスティック・リバー』でアカデミー賞主演男優賞を獲得。

●ニック・ノルティ・・・『ドッグ・ソルジャー』『ザ・ディープ』『48時間』『48時間Part2』『ケープフィアー』『Uターン』『ハルク』などに出演、名監督に好まれるベテラン俳優。

●エイドリアン・ブロディ・・・この作品で注目を浴び、ロマン・ポランスキー監督の『戦場のピアニスト』で主演。アカデミー賞主演男優賞を獲得。

●ベン・チャップリン・・・『完全犯罪クラブ』『バースデイガール』『ロスト・ソウルズ』などに出演。今後の作品にも期待したい俳優。

●ジョン・サベージ・・・アカデミー賞作品賞を受賞した名作『ディア・ハンター』では、アカデミー助演男優賞を受賞したクリストファー・ウォーケンにも負けないほどの熱演を見せてくれた。その他、オリバーストーン監督の『サルバドル・遥かなる日々ショーン・ペン監督の『クロッシング・ガード』などの名作にも出演。

●ウディ・ハレルソン・・・オリバー・ストーン監督の『ナチュラル・ボーン・キラー』で一躍有名になり、マイケル・チミノ監督の『心の指紋』、『幸福の条件』『ウワサの真相・ワグ・ザ・ドッグ』『ハイロー・カントリー』などに出演。

●ジョン・キューザック・・・『スタンド・バイ・ミー』『決別の街』『コン・エアー』『狂っちゃいないぜ』『ハイ・フェデリティ』『アメリカン・スウィート・ハート』『セレンディビティ』『アイデンティティ』などに出演。デビューが早かった為に、既にベテランの風格さえ漂う名優。

●ジョン・C・ライリー・・・この作品に出演後、『マグノリア』『パーフェクト・ストーム』『めぐりあう時間たち』『シカゴなどに出演、演技派として評価が高まっている。

◆撮影◆

 『レジェンド・オブ・フォール』『ブレイブハート』でアカデミー賞撮影賞を2度受賞しているジョン・トールが撮影を担当。精神世界を映像化したような美しい映像で、この作品でも1998年ニューヨーク批評家協会賞撮影賞を受賞しています。

◆リアリズム◆

 近年、コンピュータ技術の進歩により、CG効果を映画に取り入れる監督が多くなっている中で、この作品は実写の凄みで戦闘シーンを迫力のあるものにしています。またミリタリー・アドバイザーのマイク・ストーキーをスタッフに加え、軍事ジャーナリストも驚くほどのリアルな描写に仕上がっていて、特に兵士たちが精神のバランスを維持するために、奇妙な行動を取ったり、戦場の恐怖に耐えられず、一線を越えてしまった兵士の表情などが、実にリアルに描かれています。使用している武器なども、ミリタリー・マニアでなければ分からないような部分まで徹底して忠実に再現されているようです。

◆音楽・音響◆

 音楽を担当しているのはハンス・ジマー。ジャンルにとらわれず、あらゆるタイプの映画音楽を創作できる天才肌の音楽家。この映画ではメラネシアン音楽をクラシカルなアレンジで癒されるような音楽を作り上げられています。リドレー・スコット監督の「ブラック・ホーク・ダウン」でもハンス・ジマーが音楽を担当していますが、こちらは、打って変わってアフリカ民族音楽にデスメタルを融合させた独特の音楽になっているので、聞き比べてみると、彼の音楽の幅に驚かされると思います。音響に関しても最高の仕上がりになっている。前述した「ブラック・ホーク・ダウン」はアカデミー賞音響賞を受賞しているが、この作品と比べても、全く引けを取らない高音質で、戦場の緊張感を十分に伝えてくれています。この映画の音楽のベースになっているメラネシアン音楽も祈りの島~映画「シン・レッド・ライン」の音楽(「Chants from THIN RED LINE)として発売されています。私も購入しましたが、聖歌隊などの音楽とは、また違った魅力があり、本当に癒される音楽です。

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