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マイ・ボディガード
 
Man on Fire

●監督
トニー・スコット

●キャスト
デンゼル・ワシントン
ダコタ・ファニング
クリストファー・ウォーケン
ジャンカルロ・ジャンニーニ

■ ストーリー ■

 
 傭兵として長い間働いてきた、ジョン・クリーシーは、数え切れない程人殺しをしてきた罪にさいなまれ、生きる希望を失って酒びたりになっていたが、戦友のレイバーンの紹介で、メキシコの実業家の娘、ピタのボディガードをする事になる。人付き合いが苦手なクリーシーは、護衛だけを義務的にこなしていたが、友達を欲しがっているピタの純粋な心にふれて、いつしか生きる希望を取り戻していった。しかし、誘拐事件が多発するメキシコの治安は悪く、ピタは誘拐されてしまい、クリーシーも瀕死の重傷を負ってしまう・・・。


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■ レビュー ■


 2004年アメリカ・メキシコ合作。監督は『トゥルー・ロマンス』『エネミー・オブ・アメリカ』などのトニー・スコット、主演は、『ザ・ハリケーン』『デジャヴ』などのデンゼル・ワシントン、『アイ・アム・サム』『シャーロットのおくりもの』などのダコタ・ファンニング。さらに、『ディア・ハンター』『もしも昨日が選べたら』などのクリストファー・ウォーケン、『死にゆく者への祈り』『ハーレー・ダビッドソン&マルボロマン』などのミッキー・ロークなどの毒のあるキャラクターにも存在感があり、映画の魅力を高めています。。派手なアクション映像が得意なトニー・スコット監督が、友人を誘拐され復讐を誓う元傭兵を描くアクション映画。R−15指定作品になっています。個人的には、デンゼル・ワシントンの、そしてトニー・スコット監督のベスト作品ではないかと思っています。デンゼル・ワシントンは『トレーニング・デイ』でアカデミー主演男優賞を受賞していますが、この作品での演技は、本当に恐ろしいほど感情が伝わってきます。そして、アクション映画で才能を発揮するトニー・スコット監督の演出も、映像をコラージュした独特の色彩美と音楽の絶妙な組み合わせによって、一つの完成型とも言える芸術作品になっていると思います。さらに、ダコタ・ファニングの子供とは思えない演技力には、観ている方がビビッてしまいます。

 この映画は、とにかく怖いです。何が怖いかというと、復讐に燃える人間の狂気、残虐性に背筋が寒くなります。罪悪感から、自殺を決意するほど人生に絶望していた男が、一人の少女との出会いで生きる希望と取り戻すのですが、無残にも少女が誘拐されてしまいます。希望を与えてくれた恩人、しかも9歳の少女が犠牲になった事で怒りが爆発するわけですが、元々殺しのプロだったクリーシーが完全にキレて報復をはじめると、その行動は、悪魔のような残虐性に満ちた異常な行動になります。私もケンカっぱやく、怒り出すと何をするか分らないという事で、精神病院に連れて行かれそうになったことがあるので、この作品の主人公の怒りの表情、行動が理解できます。それだけに、この作品でのデンゼル・ワシントンの演技の凄さが実感できるんですが、自分も本気で怒ったら似たような行動に出るんじゃないかと考えると怖くなりました。報復がはじまると残虐なシーンがあるのでR−15指定になりましたが、ホラー映画のような生々しい血みどろ場面はありませんし、パステルカラーのような鮮やかな色彩処理をした画面で、様々なコラージュが重ねてあるので、サイコサスペンスのようなグロさはないのでご安心ください。ただ、トニー・スコット監督の独特の撮影方法は、揺れる画面が多く、ちょっと目が疲れるかもしれません。それだけガマンすれば、スリルとサスペンス、意外なストーリー展開、ド派手なアクションを満喫できる作品です。

 戦争で多くの人間を殺してきたクリーシーは、自分の罪の大きさに悩み、戦友のレイバーンに、そして自分自身に問いかけます。罪悪感から絶望し、自殺しようとして銃口を自分の頭に向けるクリーシーの姿には、良心のある人間の苦悩が感じられます。生きる為には他人を犠牲にしてもいい、嘘をついてもバレなければいいと考えている人なら、罪悪感に悩む事はないでしょう。

希望をなくした人の守護聖人

 ピタとクリーシー、そしてクリーシーの親友レイバーン夫妻の食事のシーンは感動的です。廃人同様になっていたクリーシーに笑顔が戻り、レイバーンのジョークに全員が大笑い、そして、ピタがクリーシーにプレゼントを送ります。このプレゼントは、クリーシーにピッタリの最高の贈りものです。この作品の中で最も泣けるシーンでもあります。


立ち止まるピタ

 悪徳警官によって誘拐されてしまうピタ。異変に気づいて応戦するクリーシーが銃弾に倒れ、逃げようとしていたピタが立ち止まります。混乱して取り乱すピタの姿には、観ている方まで緊迫感と、混乱に満ちた感情が伝わってきます。それにしても、ダコタ・ファニングの演技は凄いです。子供の頃のジョディー・フォスター以上の才能が感じられるシーンです。

 

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中南米の現状

 この映画が製作された当時、中南米では、60分に1件の割合で誘拐事件が発生し、誘拐がビジネスとして成り立っているという恐ろしい現状になっているそうです。しかも汚職警官が事件に関与しているというのですから最悪です。メキシコなどの中南米の国では、先進国の大企業が、工場を建設し、安い人権費で利益を上げるという構造が出来上がっています。その為、会社の経営者など、ごく一部の人間が大金持ちになり、大部分の人は貧困に苦しんでいます。そして、貧困に苦しむ人たちの中に、裕福な人間を誘拐して大金を稼ごうと考える人間が出てきてしまうというパターンが出来上がっているようです。誘拐は最低最悪の犯罪ですが、ごく一部の人間だけが裕福な暮らしをしている社会のシステムが原因だと思います。日本の企業も、人権費が安い国に工場を作り利益を上げていますが、中南米だけでなく、アジアの国々でも、誘拐事件が多発する可能性があると危惧されているそうです。落ち込むので、あまり考えたくはありませんが、アジアや中南米の人たちを安く雇用する事によって、私たち先進国の暮らしが成り立っているのかもしれません。

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