園長のアフリカ動物記
チーター


チーター
                               食肉目ネコ科チーター属 絶滅危惧種

体長(たいちょう)は112cm、体重(たいじゅう)35〜65kgでメスはすこし小(ちい)さく細(ほそ)い。
1属(ぞく)1種(しゅ)の肉食(にくしょく)動物で、アフリカでは世界最速(せかいさいそく)のランナーとして知(し)られている。
時速(じそく)は100kmを超(こ)えるといわれている。
ヒョウほどの大(おお)きさだが、それよりも全体(ぜんたい)にスマートで細く、特(とく)に脚(あし)が細くて長(なが)い。
顔(かお)も小さく、耳(みみ)も小さい。
これらはチーターが狩(か)りをするために進化(しんか)したといわれている。
体色(たいしょく)は黄褐色(おうかっしょく)で、体全体(ぜんたい)に黒(くろ)い斑点(ふてん)がある。
目頭(めがしら)から口(くち)にかけて涙(なみだ)を流(なが)したような黒い線(せん)が入っている。
ヒョウと同様(どうよう)、体色と黒斑(こくふ)は腹部(ふくぶ)と四肢(しし)の内側(うちがわ)では淡(あわ)くなる。
チーターの場合(ばあい)、黒斑は体全体に万遍(まんべん)なく散在(さんざい)する。
爪(つめ)はネコ科(か)のほかの種と違(ちが)い、生後半年(せいごはんとし)ほどで完全(かんぜん)に引っ込(ひっこ)まなくなる。
この突出(とっしゅつ)した爪が、スパイクとなり高速(こうそく)に疾走(しっそう)するのに役立(やくだ)っている。
また、長い尾(お)は疾走時、急(きゅう)な方向転換(ほうこうてんかん)をするのにバランスをとるのに役立っている。
しかし、長距離走(ちょうきょりそう)は苦手(にがて)で、500mも走(はし)れば息切(いきぎ)れする。
狩りの成功率(せいこうりつ)はほぼ20パーセントといわれている。
チーターの狩りは2、3度(ど)目撃(もくげき)したが、決定的(けっていてき)な瞬間(しゅんかん)は見(み)れず・・・
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