園長のアフリカ動物記
チーター


チーター
                               食肉目ネコ科チーター属 絶滅危惧種

名前(なまえ)の由来(ゆらい)はインドのヒンズー語(ご)で、「斑(ふ)のある」という意味(いみ)からきている。
名前の由来で分(わ)かる通(とお)り、近代(きんだい)まではインド亜大陸(あたいりく)、アラビア半島(はんとう)などにも分布(ぶんぷ)していた。
現在(げんざい)ではアフリカ大陸でもサハラ以北(いほく)と中部(ちゅうぶ)を除(のぞ)いた地域に散在(さんざい)するだけになった。
半砂漠(はんさばく)から開(ひら)けたサバンナ、時(とき)には湿潤(しつじゅん)な草原(そうげん)に住(す)む。
群(む)れを作(つく)らず通常(つうじょう)は単独(たんどく)で生活(せいかつ)する。
このほか自立前(じりつまえ)の子連れ(こづれ)、自立後(じりつご)の兄弟姉妹(きょうだい)の群れ、繁殖時(はんしょくじ)の2頭連れ(にとうづれ)がよく見(み)られる。
最近(さいきん)ではセレンゲティ国立公園(こくりつこうえん)ではまれに自立した複数(ふくすう)オスだけの群れが見られ話題(わだい)を呼(よ)んでいる。
昼行性(ちゅうこうせい)で主(おも)に朝(あさ)と夕方(ゆうがた)活動(かつどう)するが、月の明(あか)るい夜(よる)も見ることがある。
食餌(しょくじ)はガゼル、インパラなど小型(こがた)から中型(ちゅうがた)のレイヨウ類(るい)、鳥(とり)や未成獣(みせいじゅう)の動物(どうぶつ)まで捕食(ほしょく)する。
あり塚(つか)など高(たか)いところから獲物(えもの)を探(さが)し、忍(しの)び寄(よ)りダッシュして襲(おそ)い掛(か)かる。
通常(つうじょう)は自分(じぶんが)が殺(ころ)したものだけを食(た)べ、腐肉(ふにく)は食べない。
ライオン、ヒョウ、ハイエナなどと競合(きょうごう)するが、チーター独自(どくじ)のハンティング戦略(せんりゃく)を発達(はったつ)させた。
チーターは臆病(おくびょう)で争(あらそ)いを好(この)まず、ライオンやハイエナが来(く)ると獲物(えもの)を置(お)いて走(はし)り去(さ)る。
チーター

休む


見張る

 
獲物を探す

 
狩り開始
 
 
獲物をしとめ、食べる
 
   
ご馳走様

園長のアフリカ動物記
0.プロローグ 1.ビッグファイブ 2.ライオン 3.ライオン2 4.ライオン3 5.ライオン4 6.ヒョウ1 7.ヒョウ2 8.ヒョウ3
9.ゾウ1 10.ゾウ2 11.ゾウ3 12.ゾウ4 13.サイ1 14.サイ2 15.サイ3 16.バファロー1 17.バファロー2 
18.バファロー3 19.チーター1 20.チーター2 21. 

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