埼玉歴史そぞろ歩き
熊谷
東別府神社1

鳥居

灯籠

神明社鳥居

神明社

内部

御手長神社

狛犬

東別府神社1

創建年代等は不詳ながら、当地は別府太郎義家が居城とした東別府城の跡で、
別府氏(藤原氏)の氏神として奈良の春日神社を勧請した。
明治42年村社・榛名神社を合祀して、東別府神社とした。
祭神は天児屋根命、宇迦之御魂神、大物主命を祀る。
東別府神社2

手水舎

境内

狛犬(吽形)

狛犬(阿形)

拝殿

扁額

内部

左殿

右殿
東別府神社2

延喜式神名帳に記載の
「武蔵国横幡羅郡4座」の内、
「白髪神社」の論社の一つとされている。
本殿は主殿に天児屋根命、左右に宇迦御魂神、大物主命を祀る。
このほか境内には境内社が並ぶ。
東別府神社
 
脇鳥居
 
神輿


境内社1

石碑


境内社2

脇門2
東別府神社3

別府氏は成田氏系図によれば、成田助高の次男・次郎行高が別府に住んでから
その子太郎能幸は東別府に、二郎行助が西別府に数代相対して領知した。
神社の境内には城跡がところどころで残る。
東別府神社


濠・土塁1

濠・土塁2


土塁1
東別府神社4

この城跡は、東別府氏の館として、四方が約一町で、周囲には2〜3mの横堀をめぐらし、
内側に高さ約2mの土塁を築き、中世の武士の館の典型的な形を見ることが出来る。
天正18年(1590)豊臣秀吉の北条攻略に際し敗れ、廃城となった。
香林寺1


六地蔵


子供墓地

石仏

石碑

山門

扁額

地蔵尊

通用門
香林寺1

香林寺を訪れた際、門前で珍しい墓地を発見。その名は子供墓地。
小乗仏教思想の時代、親に先立つものは不幸として、
親子別々に葬られた・・・その名残。
香林寺2

鍾堂

石仏

石灯籠

道祖神

境内社

水子地蔵尊

参道

聖観音
香林寺2

別府小太郎清重が父入道義重追福のために創建、
集福寺2世・要岩(1557年寂)が開山した。
また、天文年間(1500年代)12代・別府尾張守長清が
遠祖・義重の供養ため創建したともいわれている。
香林寺


本堂

内陣

本尊

小僧

阿弥陀堂

阿弥陀仏
香林寺3

福聚山香林寺という曹洞宗のお寺。
本尊は釈迦如来。
慶安2年(1649)には寺領20国の御朱印を拝領している。
境内の双体道祖神は宝暦12年(1762)の銘が残る。
安楽寺


山門

扁額


鍾堂

本堂

扁額


別府氏の墓
安楽寺1

吉祥山丈六院安楽寺という臨済宗円覚寺派のお寺。
藤原不比等淡海が丈六の三尊を安置して、養老年間(717〜24)に草創。
武蔵国国師藤原式部大輔任助の二男別府左衛門行隆が六阿弥陀を追加して九品仏堂とした。
安楽寺はその九品仏堂の別当寺とした
 
 安楽寺2

九品仏堂

扁額

正面五体

左二体

右二体


鬼瓦
 
六地蔵

無縁仏 
 安楽寺2

九品仏とは上品、中品、下品、さらに上生、中生、下生が組み合わされ、九種の違った印相をしている。
ただ、安楽寺の九品仏には中品上生、下品下生、中品下生、下品下生の4種はないとのことです。
また境内には藤原氏の末裔・別府氏の墓もある。
 
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