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アメリカン・ギャングスター
 
American Gangster

●監督
リドリー・スコット

●キャスト
デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ

■ ストーリー ■


 アメリカのハーレムのボス、バンビーの運転手だったフランクは、バンビーの死後、ベトナムで従軍している従兄弟のコネを利用して、ベトナム戦争の軍用機でアジアから高純度の麻薬を密輸し、麻薬売買で大成功していた。マフィアファミリーに所属しないフランクは、派手な振る舞いをしなかったため警察にマークされる事もなく、巨万の富を手に入れていたが、麻薬特別捜査官として刑事のリッチー・ロバーツが特別チームを結成し、フランクの捜査を開始する・・・。

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■ レビュー ■

 

 2007年アメリカ作品。監督は『エイリアン』『プロヴァンスの贈りもの』などのリドリー・スコット出演は、 『ザ・ハリケーン』『マイ・ボディガード』などのデンゼル・ワシントンと、『グラディエーター』『シンデレラ・マン』などのラッセル・クロウ。1960年代後半から麻薬王として君臨した実在のギャングと、彼を追う麻薬捜査官の活躍を描くバイオレンスアクション。

 これは凄い作品です。アクション系の派手な作品で定評のあるリドリー・スコット監督が、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウという大物を主役に起用して撮ったバイオレンスアクションで、アクションシーンの生々しい迫力と、主演二人の存在感に圧倒されます。1970年代の町並みやファッション、音楽なども、かなりリアルに描かれていて、文句の付けようの無い完成度の高い作品になっています。二人の主人公の生き方は、『ゴッドファーザー』のように処世術を学べるような重みのあるセリフが多く、バイオレンスアクションとして楽しめるだけでなく、社会や個人へのメッセージを持った名作です。やはり、主演の二人の存在感が目立ちます。ブルース・ウィリスを除けば、ハリウッドで最も凄味のある二人を主役にしているので、その存在感だけでも特別な魅力があり、特に、涼しい顔で頭に銃弾を打ち込むフランクを演じるデンゼル・ワシントンの姿には、本当にゾッとさせられます。実話をベースにしていますが、エンディングでは粋なオチがあり、マフィア映画にありがちな暗いエンディングではない事も好感が持てます。1970年代の雰囲気をうまく出したバイオレンスシーンも緊迫感があり、マフィア映画の名作『ゴッドファーザー』などと並ぶ名作だと思いますが、恋愛的な要素やユーモアは少ないので、完全に男性向けの作品で、女性には、あまりオススメできません。

これが、今のアメリカ・・・

 ハーレムのボスとして君臨してきたバンビーがアメリカの現状を嘆くシーンがありますが、1960年代から、すでに大型店による大量仕入れ、大量販売のシステムが定着しつつある現状が浮き彫りになっています。問屋を通さずに工場から直接仕入れる流通システムは日本でも当たり前になっていますが、販売価格が低くなる反面、サービスが低下し、個人で経営している店が潰れてしまって雇用が減り、大量の失業者を生み出してしまいます。大型店で働く人も高給をもらっているわけでは無いので、大型店の経営者だけが金持ちになり、貧富の差が拡大してしまいます。バンビーの言葉には、アメリカだけでなく、先進国の現在の販売システムへの警告のように感じられます

商売で大事なのは、正直さ、誠実さ、勤勉さ、そして家族

 皮肉な事に、バンビーが嫌っていた現地からの直接仕入れのフランチャイズシステムを取り入れて、フランクは麻薬ビジネスで大成功します。しかし、作品の中で彼が語っているビジネス論は、自分で仕事をはじめようと考えている方には、かなり参考になると思います。正直、誠実、勤勉、そして、仕事を支えてくれる信頼できる家族、当たり前の事のような気もしますが、この全ての要素を実行できる人は少ないかもしれません。

力のない奴は、弱さを隠す為派手に振舞う

 フランクは、大金を手にして派手な服を着て騒ぐ弟を戒めます。弱い犬ほど、よく吠えるというわけですが、派手に振舞い人目につくようになると、人の妬みや悪意にさらされ、その分リスクが大きくなります。フランクは、そういう処世術を心得ていて、派手な振る舞いを避けてましたが、妻からプレゼントされた派手なコートが命取りになってしまいます。目立つとロクな事は無いという事を象徴しているような気がします。また、『成功は多くの敵を作る』という言葉も印象的です。

正直だから天国へいけるなんて、思わないで

 リッチーの妻は親権を争う裁判で、リッチーを怒鳴りつけます。フランクを追い詰める刑事リッチーは、汚職を嫌い正義感の強い人間ですが、仕事を優先して家族を犠牲にし、女にもだらしの無い男です。警察内での汚職に染まらず、麻薬に関与した人間を追い詰めて社会に対する貢献度は高いですが、身近な人間を不幸にしているので、正直さも言い訳に聞こえてしまいます。平気で嘘をつく人間も最悪ですが、正直なだけで、人を傷つけても平気な人間も天国へは行けないような気がします。



 

名シーン

トランクから100万ドルみつけ、署に届けたのか?

 フランクとリッチーが対峙するシーン。犯罪がらみの金100万ドルをポケットに入れず、正直に署に届けるような正義感の強い刑事を買収しようとするフランクと、麻薬王であり敵として追い詰めた相手に敬意を持って接するリッチーの表情が印象的です。リッチーは、フランクの買収に応じるのでしょうか?

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ガイド

判事、弁護士、警官、政治家、看守・・・

 麻薬の生み出す巨大な利益に関わっているのは汚職警官だけでは無く、判事や政治家なども絡んでいるようです。恐ろしい話ですが、麻薬という巨大な利益を生む商品には、甘いものに群がるアリのように、多くの人間が集ってくるようです。法を守る立場の人間が麻薬王を守っているのでは、一体誰を信じればいいんでしょうか?権力を手にすると、その権力を利用して私服を肥やそうとする人間が、いかに多いかという事を実感させてくれる作品です。



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