2011年日本映画、監督は『相棒シリーズ X DAY』の橋本一、出演は『駆込み女と駆出し男』の大泉洋、『舟を編む』の松田龍平、『学校』の西田敏行、『ラストサムライ』の小雪など。北海道札幌市の探偵の活躍を描くアクション映画。
コメディ色の強い作品ですが、アクション映画としてもサスペンス映画としても楽しめる上質な娯楽作品になっています。PG12指定で、主人公が酒、タバコ、ギャンブル、女をたしなむシーンが多く、バイオレンスシーンも多いので子供も楽しめる作品とは言えません。その点はご注意ください。事件の犯人、依頼人は誰なのかという推理ものとしてもうまくできていますし、登場人物の人間味のあるドラマも興味深く楽しめます。大泉洋さんのキャラクターを生かしたコミカルな探偵のキャラクターと、松田龍平さんが演じる出来る限り寝ていたいという怠惰なキャラクターが、かなり笑わせてくれるのでコメディが好きな方にもオススメです。大泉洋さんの顔に愛嬌がありすぎるのか、顔が大きすぎるせいなのか、ちっともカッコ良く見えないのが微妙ですが、スタイリストさんが凄く頑張っていて、主人公の探偵のファッションが最高にスタイリッシュです。バイオレンス、エッチなシーンが嫌いな人にはオススメできませんが、娯楽作品としては最高だと思います。
北海道が舞台なので雪景色がキレイな作品です。北海道に住んだ事はありませんが、私は東北に20年住んでいたので、雪には慣れていて、冬に雪が無いと物足りなさを感じます。『この手の女には関わらないほうがいい』というセリフが出て来ますが、私も、この女には関わらない方がいいなと初対面で感じた相手と結婚しました。直感でそう感じても、自分の意思とは関係なく、繋がってしまう人間関係もあるような気がします。結局、私は離婚してまいましたが、一緒にいる時は楽しく過ごしていたので後悔してはいません。んー、でも、直感に従うほうがいい事って多いんじゃないでしょうか。直感に従って、危うきに近寄らずの姿勢を保っている方が痛い目に遭わずに済むような気がします。まぁ、退屈な人生より波乱万丈が好きという方は、嫌な予感のする相手に積極的に関わることによって刺激的な人生が送れるかもしれませんが、結構疲れます。この映画を観ると雪の多い町で出会った昔の妻の事を思い出します。
束縛されるだけで、何のメリットも無い
携帯電話は便利ですよね。例えば車が山道で故障して困っている時とか。でも、デメリットとして束縛されるというのありますね。私もソレが嫌で長いこと携帯電話を持っていませんでした。無いと不便なので今は持っていますが、ほとんど使いません。
生きてるうちにやってやれること、何ぼでもあったのにね
愛する家族や友人、恋人、ペットなどが突然いなくなってしまったら、多分こんな風に感じるんだと思います。ああしてやりたかった、こうしてやりたかったと後になって考えても手遅れになる事もあります。今、生きているうちに愛する人に為に、やれることはしておいた方がいいですね。