監督である以上にイタリア人
1939年生まれ、アメリカ、デトロイト出身。1963年に映画監督としてデビュー。マフィア映画の古典的な名作『ゴッドファーザー』の監督として有名になり、『地獄の黙示録』では、カンヌ映画祭グランプリを受賞しますが、『ワン・フロム・ザ・ハート』の工業的な大失敗により巨額の負債を抱えてしまい、その後は、『ゴッド・ファーザー』のような名作が生まれませんでしたが、『コットンクラブ』『友よ、風に抱かれて』『タッカー』などの秀作を発表しています。
映画一家の家系で、『ロッキー』シリーズのエイドリアン役で有名なタリア・シャイアは妹、『ナショナル・トレジャー』などの主演で有名なニコラス・ケイジは、甥にあたります。映画監督としての才能、芸術家としての才能は素晴らしいですが、家族思いのイタリア系の血の影響なのか、自分の作品の出演者やスタッフに身内を起用する事が多く、『ゴッド・ファーザー』シリーズにはタリア・シャイア、『コットンクラブ』にはニコラス・ケイジが出演して成功していますが、『ゴッド・ファーザーPartV』に娘のソフィア・コッポラを起用して作品を台無しにしてしまいました。素晴らしい映画監督なんですが、映画監督である以上に、イタリア系なんだなという気もします。その点にケジメがつけられれば文句無しの監督さんではないでしょうか。
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