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ツリー・オブ・ライフ
 
The Tree of life

●監督
テレンス・マリック

●キャスト
ブラッド・ピット
ショーン・ペン
ジェシカ・チャステイン

●カンヌ国際映画祭パルムドール受賞

■ ストーリー ■

 
 1950年代のテキサスの田舎町。ジャックは、厳格な父親と敬虔なクリスチャンである母親、2人の弟と共に暮らしていたが、弟の死によって心に大きな傷を残したまま成長する。大人になったジャックは、成功を手に入れるが、死んだ弟への想い、父親に対する憎悪など心の傷が癒える事はなかった・・・。

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■ レビュー ■

 

 2011年アメリカ作品。監督は、『天国の日々』『シン・レッド・ライン』などのテレンス・マリック、出演は『セブン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』などのブラッド・ピット、『俺たちは天使じゃない』『アイ・アム・サム』などのショーン・ペン。敬虔なクリスチャンである母親と、世俗の世界での成功を優先する父親に育てられた少年の人生観を描く人間ドラマ。

 カンヌ国際映画祭パルムドール受賞した名作です。人間と神との関係というスケールの大きなテーマを、ブラッド・ピット、ショーン・ペンという世界最高の俳優を主演に起用して創り上げたテレンス・マリック監督による宗教映画の傑作!テレンス・マリック監督の名作『シン・レッド・ライン』のキャッチコピーは、『感動を超える!』でしたが、この作品も、感動を超えて人類の存在意義を思い出させてくれる程スケールの大きな作品になっています。本作でもテレンス・マリック監督独特の映像美は健在で、CGは恐竜の登場するシーンで、ごく一部使われているだけで、ほとんどの映像は、現実の地球上の風景、宇宙の映像が使用され、さり気ない日常の風景から、地球のエネルギーを感じさせる躍動的な風景、宇宙の芸術的な程の美しさまで、神のイマジネーションを感じさせてくれる圧倒的な映像美の数々を楽しめます。ストーリーは、シンプルで、俗世間での成功を基準に生きる厳格な父親と、敬虔なクリスチャンであり信仰心の強い母親との間で成長した少年の日常を描いているだけですが、宇宙、地球、そして地球に生きる様々な生命の美しい映像を観るだけでも、神秘的な力を感じて、覚醒させられるようなパワーを持った作品です。本作は、唯一絶対的な創造者である神を讃えるようなキリスト教的な観点で描かれている作品なので、無神論者にとっては全く理解できない、あるいは、興味を持てない作品だと思います。ストーリーに面白さがあるわけでも無く、派手なアクションやラブロマンスも無い作品なので、エンターテイメントは低いですが、生命の神秘、宇宙の神秘などのテーマに興味がある方なら、謎を解くヒントを与えてくれる作品として価値があるでしょう。

 個人的に、テレンス・マリック監督は一番好きな監督なので、この作品も楽しみにしていましたが、ついにここまで来たか!というのが正直な所です。テレンス・マリック監督の前2作『シン・レッド・ライン』『ニュー・ワールド』では、エンターテイメントとしての話題性も考えた作品でしたが、本作では、戦争映画のアクションとしての娯楽性も、恋愛映画としての娯楽性もありあません。伝説の監督として世界中の監督、俳優から尊敬されているせいでしょう。ブラッド・ピット、ショーン・ペンという人気、実力共にハリウッドで最高の俳優が主演していますが、ストーリーさえほとんど無い地味な作品であり、興行的な成功を無視したように、ひたすら我が道を行く作風になっています。今、世界には、様々な宗教があり、無神論者も大勢います。そんな世の中で、全てを創造した唯一絶対神の存在を、その芸術性豊かな被造物をじっくりと描く事によって強調し、人間の生と死、聖書で予言されている死者の復活までを描いて、無神論者の疑問への答えまで用意しています。キリスト教徒の人なら、改めて神様の偉大さを痛感できる作品だと思います。私も今はキリスト教徒、この作品の魅力は格別ですが、キリスト教に関心の無い方には退屈な作品だと思います。ですが、この作品を観て、この芸術的な美しさに満ちた宇宙、地球、そして地球に生きる様々な命は、誰がデザインして創ったのだろう。この秩序正しい宇宙の物理法則は誰がプログラムしたのだろう?と考えるきっかけになれば、テレンス・マリック監督としても本望だと思います。

世俗に生きるか、神の恩寵に生きるか

 『生き方には二通りある』という言葉の後に、このセリフが出てきます。世俗での成功を基準に生きるか、神様の望む生き方をするかの二通り。世俗での成功、物質的な満足に生きようとすれば、自己中心的な生き方になり、他人の利益を無視したような人生になってしまうかもしれません。神の恩寵に生きるなら、自分の利益より他人の利益を優先し、神様が自分に与えてくれた物に感謝しながら、この地上で神様の道具として御心を行う事になります。

道に迷い、あなたを忘れた

 私たちのほとんどは、道に迷ってしまっているのかもしれません。多忙な生活の中で、世俗の悩みに心を奪われ、私たちがなぜ生きているのか?誰がこの環境を、命を与えてくれたのか?という事を忘れてしまっているような気がします。私たちに地球という素晴らしい環境を与え、命を与え、生きる喜びや愛を与えてくれた神様に感謝するという、当たり前の感情を思い出せれば、世俗の雑事に悩む必要も無くなるかもしれません。

愛する事だけが、幸せへの道よ

 誰かに愛されているより、自分が誰かを愛している時の方が、人間は幸福感を感じると思います。家族や伴侶、恋人、友人などの事を考えるだけで、心が満たされ幸福感を感じるという人も多いと思います。自分の事ばかり考えて、利害関係でしか人間関係を築けない人は、幸せになれないんでしょうね。




復活

 聖書には、死者の復活の予言があります。死者の復活の描写は、キリスト教をテーマにした欧米の映画でも、ほとんどありませんが、この作品のクライマックスでは、死者の復活によって亡くなった人との再会が描かれています。もし、亡くなった家族や友人、伴侶に再会できたら、こんな嬉しい事は無いでしょうね。

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ヨブ記


 この作品のオープニングで聖書のヨブ記の一節が引用されています。ヨブ記では、ヨブという信仰心の強い男が、多くの試練に遭っても信仰を失わず神様を愛する物語が描かれています。ヨブは、信仰心が強く神様を愛していましたが、悪魔は、ヨブが神様を愛し信仰心を持っているのは、神様がヨブに富と幸せな家庭を与えたからで、ヨブから全てを奪えば信仰心を失うだろうと神様に主張します。それに対して、神様は、ヨブから全てを奪い、多くの試練を与える事を悪魔に許可します。悪魔の力によってヨブは財産も家族も失ってしまいますが、それでもヨブは、信仰心を失わず神様を愛し続け、悪魔の主張が間違っている事が証明されて、ヨブは、その信仰心ゆえに再び、富と家族を手に入れるという物語になっています。今、自分が不幸のどん底で、神様から見放されてしまったような気持ちになっている人は、一度呼んでみてはいかがでしょうか?もしかしたら、今は試されている時期なのかも?

 

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