名優であり天才監督
1960年アメリカ・カリフォルニア州生まれの俳優・監督。父親のレオ・ペンが俳優兼映画監督、母親のアイリーン・ライアンも女優という役者の家庭に生まれ、1981年に映画俳優としてデビュー。デビュー当時から実力派俳優として注目され、あらゆるジャンルで名演を見せ、ハリウッドでトップクラスの実力派として実績を積み上げるが、反骨精神が強く、アカデミー賞に対して無関心、『ミスティック・リバー』までは、アカデミー賞に出席した事がありませんでした。私生活では、マドンナと結婚、後に離婚しますが、結婚式の取材に来たヘリコプターに向けて発砲するなど、攻撃的で過激な性格も有名でした。1996年に女優のロビン・ライトと結婚。ベネチア映画祭、ベルリン映画祭、カンヌ映画祭などで主演男優賞を獲得、『ミスティック・リバー』ではアカデミー賞主演男優賞も獲得しています。1991年『インディアン・ランナー』で初監督してから、『クロッシング・ガード』『プレッジ』『イントゥ・ザ・ワイルド』などの監督作品を発表、監督としても高い評価を得ています。
若い頃は、暴力行為で逮捕されたり、パパラッチに向かって発砲したりと攻撃的な性格でハリウッドの問題児として有名でしたが、その奔放で個性的な生き方は、多くの男性にとって共感できるもので、特別な存在感がありました。テレンス・マリック監督作品の『シン・レッド・ライン』でショーン・ペンが演じるウェルシュ曹長が『勲章だと?くだらねぇ!』と吐き捨てるシーンがありますが、ショーン・ペンの人間性は、この言葉に象徴されているような気がします。
『インディアン・ランナー』で初監督してからは、監督としても異彩な才能で注目されています。監督としてのショーン・ペンの才能、センスには、他の有名監督もショックを受けているんじゃないでしょうか。ショーン・ペンの監督した作品は、大ヒットするようなタイプの映画ではありませんが、どの作品にも彼の価値観、人生感が強く反映されていて、俳優からの評価が高く、出演を志願する有名俳優も多いようです。私個人としては、テレンス・マリック監督と並んで、最も好きな監督です。
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